続々登場の「ORICO」のM4 Mac mini向けの周辺機器ですが、ドッキングステーションに続き、ストレージを3台接続可能な「ORICO Mini Tower」が発売です。
前面に電源ボタンを備え、USB-Aを4ポート装備、M.2 SSDと3.5インチ HDD 2基(合計3基のストレージ)を搭載することができます。なお、フットプリントは 127mmと、M4 Mac miniと同サイズです。
販売元・引用元
ORICO Mini Towerの特徴
以下の記事にて記載していますが、ORICOのM4 Mac mini ドッキングステーション・ストレージ 増設ケース(ボックス)としては、Mini Towerで4製品目(12月14日現在)です。先行販売の「MiniMate」は、USB ポートなし / SSD ビルトインの製品ですが、本製品は3.5インチ HDDを増設可能 / USB-A ポートを装備することが大きな特徴です。
高速なSSDと大容量のHDDを搭載可能なことから、アクセス頻度の高いファイルはSSD、バックアップ用のHDDと使い分けることができます。
▼2024年11月〜12月に展開のORICOのM4 Mac mini向け周辺機器は、以下の記事にて概要を記載しています。
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ORICOより M4 Mac mini向け 縦置きドッキングステーションが販売に。10 in 1、M.2 SSDも増設可能
ORICO M47P、M4 Mac mini ドッキングステーションが発売に。40Gbps、M.2 SSDを2基 搭載可能
主な仕様は以下です。
- 装着可能なストレージは、M.2 SSD x 1、3.5インチ HDD x 2、最大容量は56TB(M.2 SSD 8TB、HDD 24TB x 2)、転送速度は10Gbps
- HDD x 2スロットは Raid0/1 および通常モードのデータアレイバックアップに対応
- ポート類は、USB-A x 4(うち、USB 2.0 x 2)、カードスロット
- ストレージのビルトイン・付属は無し(ユーザーにて取付)
- M4 Mac miniとの接続はUSB-C、15cmのUSB-C to C ケーブル / 1mのUSBーC to A ケーブルが付属
- 製品の素材はアルミと樹脂
- 電源はAC アダプター
- サイズは 127 x 127 x 182mm、フットプリントはM4 Mac miniと同サイズ
▼Mac / Windows PCとの接続は 転送速度 10Gbpsであり、M.2 SSDの速度を最大限活かすことはできませんが、PCIe / SATAの双方、2230〜2280サイズのSSDに対応しています。
▼上記2のRaidにおいて、USBポートと並んだ位置に Raid キーを備えています。
▼内部に冷却ファン、下部に大きなエアダクトを備え、空流もしっかりと考慮されています。
▼素材はアルミとありますが、上蓋は樹脂です。電源ボタン・各ポート類は下部に配置されています。他のM4 Mac mini向けの周辺機器・ドッキングステーションも同じですが、Windows PCに接続することもできます。
▼もちろん、HDD取付用のブラケットが付属しています。その他の付属品は、M.2 SSDのヒートシンク・サーマルパッド、15cmのUSB-C to USB-C ケーブル、1mのUSB-C to USB-C / USB-A ケーブル、電源アダプターです。
価格情報
2024年12月のリリース時のAliExpressでは 119.99ドル(約19千円)での販売でしたが、2025年5月10日現在は 約17千円。
Amazonはさらに安く、2025年5月18日まで Amazon サイトに掲載の15% オフクーポンに加え、、クーポン「ORICOM435」の利用により 10,399円での販売です。
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