OneGx1 Pro、Core i7-1160G7、USB 4.0搭載 7型UMPCのスペックと外観。12月中にリリース予定 | Win And I net

OneGx1 Pro、Core i7-1160G7、USB 4.0搭載 7型UMPCのスペックと外観。12月中にリリース予定

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One-Netbookより販売の7インチ UMPC「OneGx 1」がスペックアップし「OneGx1 Pro」として、12月中にリリース予定です。大きな変更点は、CPUがCore i5-10210YからCore i7-1160G7に変更となり、日本での使用は限定されるかと思いますが、4G / 5GのLTEにも対応しています。サイズはOneGx1と全く同じであり、スペックアップ・ボディ色の変更バージョンとなりますが、ハイスペックを活かし、UMPCとしての用途のみならず、ミニPC的に外部ディスプレイに接続しての在宅勤務などで活用できそうです。

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OneGx1 Proのスペック

OneGx1 Proのスペックは以下となりますが、OneGx 1からスペックアップしている事項に黄色網掛けしています。

CPU Core i7-1160G7、Tiger Lake-Y、4コア 8スレッド、最大 4.4GHz
GPU Intel Iris 96EU Graphics
メモリ 16GB LPDDR4/4X-4266
ストレージ 512GB PCI-E SSD
ディスプレイ 7インチ、IPS、解像度 1920 x 1200、10ポイント タッチパネル
WiFi WiFI 6
Bluetooth 5.0
LTE 4G or 5G
ポート類 USB 3.0、USB Type-C(フル機能、USB 4.0 TB4)x 2、Micro HDMI
バッテリー容量 12000mAh 3.7V
サイズ(本体) 173 x 136 x 21mm、623g
OS Windows 10 Home
その他 RGB(カラフルに光るバックライト)キーボード、ビルトイン デュアルスピーカー

 

第11世代のCore i7-1160G7を搭載していることが最大の特徴となり、当CPUのベンチマークスコアは多く出回っていないのですが、私が時おり参照している以下の「the 比較」の記事が参考になります。

Core i7-1165G7のベンチマーク

 

上の記事によると、体感レスポンスに影響するSingle Coreのベンチマークスコアは、Core i7-10750HやRyzen 7 Pro 4750U以上、Multi Coreは Ryzen 5 4500U水準と言えそうです。メモリ 16GBとPCIe SSDを搭載することもあり、外部ディスプレイに接続して、デスクトップ・ミニPCの代替としても相当のパフォーマンスを期待できそうです。

LTEは4G あるいは5Gにも対応しているようですが、技適の課題はさておき、対応バンドの関係もあり(スペック上に掲載なし)どれほど活用できるかは未知数。

また、下位互換で理論上は USB 3.2の2倍 40Gbpsの転送速度となる(実際にはデバイス、その他による)USB 4.0、WiFi 6対応と、まさに「Pro」仕様。ボディ色もブラックとなり、以下で実機レビューのOne-Netbook A1の塗装が高品質であり、上位機であるOneGx1 Proも期待できそうです。

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OneGx1 Proの外観

One-Netbookさんから情報提供いただいた画像を見る範囲では、Gx1とGx1 Proのデザインは変わらず、重量も同じです。配色としては下の画像のGx1は、下部のトラックポイント周りが浮いている感があり、個人的には上のGx1 Proのブラックが断然好み。

なお、外観とは異なりますが、7インチの小さなキーボードで、また、UMPCはコンパクトなボディにキーボードを収めるために、一部に変則的なキー配置・キーサイズでなっているため、快適な大量タイピングは厳しく、タイピングには割り切りも必要です。

 

▲▼ゲームパッドのデザインも、Gx1と変わらず。Gx1に限らずですが、UMPCの使い勝手のよさを高めているのが、トラックポイント。私が所有する CHUWI MiniBook、ドンキ NANOTE、レビューにて短期間操作した OneMix 2S、One-Netbook A1、GPD Pocket 初代ともに、滑りもよく、通勤電車内などの狭いスペースでの操作で重宝します。

 

▼173 x 136 x 21mmとコンパクトで、623gと軽いボディ。

 

▼背面のポート類の配置、LEDもGx1と変わらないように見えます。

まとめ

One-Netbookは、CPUなどの最新の仕様をいち早く取り入れる傾向にありますが、OneGx1 Proの場合にも、Core i7-1160G7、メモリは16GB LPDDR4/4X-4266、PCIe SSD、4G / 5G対応にUSB 4.0とハイスペック。ぜひ、デスクトップ代替としても利用したい仕様です。

気になるはその価格。Gx1のメモリ 16GB / SSD 512GB / 4G LTE版の場合、Amazonでは13万円弱で販売されていますが、15万円超でしょうか。