One Netbookより、CPUにCore i3-10110Yを搭載するOne Mix 3S+がリリースされました。One Mix 3Sと同じボディでCPUを変更。3SのCPU アップグレード版であると同時に、Core i5-10210Yを搭載の3S Proのライト版の位置付けです。なお、CPUはアップグレードしたものの、メモリ 8GB、SSD 256GBと容量を少なくすることにより、One Mix 3Sよりも価格を抑えて販売(文末を参照)。スペックを追求し価格も高くなる傾向のあったOne Mixシリーズですが、今回のOne Mix 3S+は、より購入しやすくなりました。
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One Mix 3S+のスペック
Geekbuyingの販売情報をみると、メモリ 8GB、SSD 256GBの組み合わせのみとなっています。メモリ 16GB、SSD 512GBの組み合わせはなく、メモリとストレージの容量を抑えて価格を下げ、販路を拡げる展開のように思います。
CPU | Core i3-10110Y, 最大4.0GHz |
メモリ | 8GB DDR3 |
ストレージ | 256GB PCIe SSD |
ディスプレイ | 8.4インチ、IPS、タッチパネル、解像度 2560 x 1600、筆圧4096レベルのスタイラスペン対応 |
WiFi | 11a/ac/b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
ポート類 | USB Type-C(電源兼用)、USb 3.0、Micro HDMI |
バッテリー | 8600mAh 3.7V |
サイズ | 204 x 129 x 14.9mm、650g |
OS | Windows 10 Home |
その他 | バックライト付きキーボード、指紋認証 |
CPUのCore i3-10110Yですが、以下は「Core i7-10510Y搭載のOne Mix 3 Pro 錦鯉限定版の概要。鮮烈な深紅のボディに強烈なスペックと価格で新登場」から抜粋の、One Mix 3 Proに搭載のCPU Core i5-10210YのGeekbench 5のスコア(上)と私が所有する Core m3-8100Y搭載のCHUWI MiniBookのスコア(下)。
Core i3-10110Yのスコアは検索できなかったものの、上の中間のスコアであることは間違いありません。とすると、普段使いの影響するSingle-CoreのスコアはCore m3-8100Yと大きな差ではないと言えそうです。
One Mix 3S+の価格情報
期間は明記していないものの、2020年1月9日現在のGeekbuyingでは、クーポン「OneMix3SPlus」の利用により776.99ドルにて販売しています。一方のOne Mix 3S メモリ 16GB SSD 512GB版のGeekbuyingの価格は 899.99ドル(Geekbuying)。メモリ・SSDの容量は異なりますが、One Mix 3シリーズをより安く購入できることは大いに歓迎すべきことです。
さらに、CHUWI MiniBookと同様に、同じボディでCPUをGemini Lake N4100クラスに抑えた安価なバージョンがあると、より購入層の拡大に広がり面白い展開になるように思います。
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