今回レビューする製品は、CPUにHelio G99を搭載する 11インチ Android 13タブレットの「N-One NPad X」です。
AnTuTu ベンチマークの実測スコア 約39万に、メモリ 8GB + 拡張 8GBを搭載し、キビキビと動作するうえに、上の写真のとおり鮮やかな液晶です。
レビューする製品はこちら 文末にAmazonとBanggoodのクーポンを記載しています。双方ともに、2万円台半ばでの販売です。
N-One NPax Xのスペック
製品の詳細は以下の記事にも掲載していますが、あらためてスペックを掲載します。
ALLDOCUBE iPlay 50 Pro、Helio G99を搭載 10.4型タブレットのスペック。同CPUのN-One NPad Xとの簡易比較
CPU | MediaTek Helio G99、6nm プロセス、最大 2.2GHz |
GPU | Mali-G58 MC2 |
メモリ | 8GB LPDDR4 + ストレージから最大 8GBを割り当て |
ストレージ | 128GB UFS2.2 |
ディスプレイ | 10.95インチ、解像度 2000 x 1200、IPSパネル、明るさ 300 nits |
WiFi | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth / GPS | Bluetooth 5.0、GPS搭載 |
LTE | B1/B3/B5 /B7/B8/B20 B38 B39 B40 B41 |
カメラ | リア 20百万画素、フロント 8百万画素 |
バッテリー容量 | 8600mAh、18W 急速充電 |
サイズ(本体) | 250.38 x 162 x 7.6mm、470g |
OS | Android 13 |
その他 | 4スピーカー、金属製の背面 |
実機で確認した事項も含めると、AnTuTu ベンチスコア 約39万のHelio G99を搭載、物理メモリ 8GB + 拡張 8GB、UFS2.2の128GB ストレージ、10.95インチの大型ディスプレイ、18Wの急速充電に対応の8600mAh 大型バッテリー、アルミ製筐体と、高スペックでバランスのよい製品です。
ただし、惜しい事項は、以下の記事で掲載のWidevine L1をサポートしていないこと。L3となりますが、動画の画質に大きな拘りのない私としては、普通に綺麗な画質のように感じます。
Android 端末における Widevineとは。概要とL1,L2,L3の相違、L1,L3の画質を実機で確認してみた
実機のシステム情報
続いて、実機から抽出のシステム情報を掲載します。
以降はアプリ「Device Info HW」から抽出のシステム情報です(クリックで拡大できます)。
Android 端末のシステム情報抽出なら「Device Info HW」。無料アプリながらも広告なし、多くの情報を抽出可能
▼赤枠のとおり、ストレージは高速なUFS(後段に掲載のベンチスコアから判断すると UFS2.2です。また、私は当初、物理メモリのみと誤認識していたのですが、物理メモリ 8GB + ストレージから仮想的にメモリとして割り当てる拡張機能 最大8GBの構成です。
▼Helio G99の型番は MT8781V/CA、GPUは Mali-G57 MC2です。
▼ディスプレイのリフレッシュレートは 60Hz
▼RAMに 8 + 8GBとあります。これは、上述のとおり、物理メモリ 8GBに加えて ストレージを仮想的にメモリに割り当てる機能 8GBが有効であることを示しています。ただし、仮想メモリは 上のFree、あるいはUsedには反映されません。
外観
続いて、開封、付属品、外観について記載します(ディスプレイは後段に記載しています)。N-Oneのタブレットは、以下の記事で実機レビューの「NPad Pro」「NPad Plus」に続いて 3製品目ですが、いづれもアルミ製ユニボディ(アルミ削り出し)の筐体であり、本製品も含めて質感は高いです。
N-one NPad Pro 実機レビュー、AnTuTu ベンチ 約25万、ユニボディにより質感高く 軽量な10.4インチ Android 12 タブレット
N-One NPad Plus 実機レビュー、MT8183を搭載し AnTuTu スコアは約23万 。金属製ユニボディで上質なAndorid タブレット
▼上でレビューの製品と同じデザインの外箱。おそらく、外箱は共用していると思われます。
▼AliExpressから取り寄せの製品ですが、純正のケースとガラスフィルムが付属していました。なお、Amazonでは 7月9日から発売となったようですが、純正ケースとガラスフィルムは付属していないようです。
▼保護材の厚みは十分。他社製品では、ACアダプターがしっかりと固定されていないこともあるのですが、そのような状況もありません。
▼背面は保護用のフィルムが貼り付けられています。フィルム越しにも質感が高いことがわかります。
▼ガラスフィルム付属ですが、PUフィルムも貼り付け済です。気泡はありませんが、やや指紋や油脂が付着しやすいフィルムです。
▼背面のフィルムを剥がし手撮影。カメラ側のツートンの部分は、あえて色を変えているようです。アルミ製の背面のシックな塗装で、質感は写真よりもかなり高いです。
▲▼4スピーカーは、横持ちでの左右両サイドに配置しています。また、SIMトレイは、Type-Cポート側にあります。
▼20百万画素のカメラ側を拡大。電源ボタン・音量ボタンも含めて、質感の高さを感じ取れると思います。
▼あらためて、背面の全体像です。一定期間使用した状態ですので、油脂が付着したままの撮影となり、また、写真は圧縮していますが、実機の質感は写真よりも かなり高いです。
▲▼アルミ製の以下のスタンドと組み合わせてみました。NPad Xのアルミ製の背面と、程よくマッチします。ちなみに、以下のディスプレイの段落で使用のスタンドも含め、当サイトでレビューのAndroid タブレットは当スタンドを利用し撮影することが多いです。
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