マウスのホイールが硬くなり、分解して内部の状態を確認。物理的な接触が原因と思える事例 | Win And I net

マウスのホイールが硬くなり、分解して内部の状態を確認。物理的な接触が原因と思える事例

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マウスのホイールの回転が硬くなり、PC作業が非効率になってきたため、分解し清掃してみました。通常の場合には埃や小さなゴミの除去などで、回転が滑らかになるはずなのですが、今回の私の事例は、物理的な接触により回転が硬くなったものでした。

接触してそうな箇所を削り、多少は滑らかになったのですが、こうなると安価なマウスを購入した方がよいとの事例について記載します。

マウスの分解、清掃

ホイールの回転が硬くなったマウスは、上の写真右・以下の「ロジクール M221」。ロジクールの静音マウスとしては安価な製品です。

 

▼ロジクール M221の場合、乾電池の裏にネジがあり、このネジを外すと内部のホイールの状態を確認することができます。

 

▼2つに分解、内側からホイールの状態が確認できました。

 

▲目視とブロワーで吹き飛ばしてみても、埃や髪の毛、小さなゴミなどはほとんどない状態です。その他の状態・気づきは以下です。

  • ホイールには他製品より厚いゴムが被されています。ゴムの周囲を除菌用のアルコールを付けたティッユで拭いてみると、ベタつきが生じます。
  • ホイールを回転してみると、回転時に僅かな歪みが生じています。
  • 分割した状態での回転は、分割する前よりも多少はスムーズに回転します。
  • ただし、表面の切込みと接触しているような感覚も。
  • マウスを元の状態に戻すと回転が硬くなるため、ホイールが基盤にある切込み部分と接触、あるいは購入当初よりも強く接触していると判断。
  • 基盤以外の上下の接触してそうな箇所を少し削ってみたところ、回転は僅かにスムーズに。
  • ただし、スペース的に厳しい箇所を削ることになるために難航・諦め。

まとめ

分解してから1時間ほど原因の確認、削る・回転する部分のスペースを広げるなどの作業を行ったのですが、これ以上に作業を進めても、安価なマウスでもあり、また、少なくとも1年は使用しており割にあわないため、作業は終了。さらに時間をかけるよりは、安価なマウスを購入した方がよいとの判断です。

私は安価でシンプルなマウス(ただし、静音には多少こだわります)を購入することが多いのですが、今回のように経年劣化により 課題が生じることも理由の一つです。

 

▼無名ブランドまで探すとキリがないのですが、エレコムの安価なマウスの事例はこちら。