MINISFORUMより、CPUにAlder Lake-N N100を搭載するミニPC「UN100D」が発売されました。
N100を搭載するミニPCは多くのブランドから販売されていますが、本製品の大きな特徴は、AltモードのUSB Type-Cを装備していること。これにより、モニターがPDに対応している場合、Type-Cのケーブル1本の接続にて PCへの給電とモニターへの映像出力が可能です。
引用元・販売元
MINISFORUM UN100Dのスペック
MINSFORUMのN100搭載のミニPCとしては、以下の記事にて紹介の「UN100L」が販売されています。ボディ色とポート類が異なるものの、MINISFORUM 公式ストアにおいて 同じ販売ページに掲載されていることから、また、サイズが同じであるため、「UN100L」とは姉妹機・派生モデルの位置づけです。
MINISFORUM UN100L、Alder Lake N100搭載のミニPCが発売に。Altモード USB-C、LPDDR5 RAM、PCIe SSDを搭載
CPU | Alder Lake-N N100、4コア 4スレッド |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | LPDDR5 オンボード 8GB / 16GB |
ストレージ | M.2 2280 PCIe 3.0 512GB SSD、2.5インチ SATA SSD / HDDを増設可能 |
WiFi | WIFI 5 |
Bluetooth | 5.1 |
ポート類 | USB Type-C (Alt モード、DP / PD対応)、HDMI、DisplayPort、USB-A 2.0 、USB-A 3.2 x 2(Gen 2、前面)、2.5G 有線LAN x 2 |
サイズ | 115 x 110 x 46mm |
OS | Windows 11 Home |
▼N100を搭載するPCは、以下の記事などにて複数レビューしています。ベンチマークスコアと体感レスポンスは、インテル 第8世代 Core i5-8250Uと同水準となり、普段使いでは遅さを感じることなく動作します。
▼上の画像は「UN100D」、下の画像は「UN100L」です。双方ともに、Alt モードに対応のUSB Type-Cを装備すること、映像出力は HDMI / DisplayPort / USB-Cの3系統は共通ですが、「UN100D」は 2.5G対応のイーサネットポートを2個搭載しています。
▼ストレージは、N100 PCに多いSATA SSDではなく、PCIe 3.0 SSDを標準装備。ただし、N100の規格によりPCIe 3.0、価格優先のPC(エントリークラスのSSDを装備)のために速度は控えめです。
なお、他の多くのミニPCと同様に、底板裏に 2.5インチ SSD / HDDを増設することができます。
▼私はAlt モードのType-C、あるいはUSB 4を搭載するミニPCの場合、以下のPD対応のモニターに接続して使用することが多いです。MINISFORUMの製品ページに、Alt モードにより、モニターからのUSB-C ケーブル 1本の接続でPCへの給電・映像出力を行う場合、「モニターの電源出力は45W以上」と明記があり、留意ください。
まとめ
先行販売の「UN100L」との比較では、ボディ色とポート類の相違となる「UN100D」。双方ともに、Alt モードのUSB Type-Cを装備することは、他のN100搭載する製品にはないメリットです。
メモリがオンボードとある点が惜しいのですが、Alt モードに対応、PCIe SSDとLPDDR5 メモリを搭載、映像出力は3系統と、ポート類・装備は上位機並みに充実しています。
引用元・販売元
▼こちらは「UN100L」の販売情報。
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