MINISFORUM UM870 Slim、Ryzen 7 8745Hを搭載のミニPC、メモリ 32GBモデルが 72,980円、ベアボーンの販売も

MINISFORUMより、CPUにAMD Zen 4 アーキテクチャのRyzen 7 8745Hを搭載するミニPC「MISNISFORUM UM870 Slim」が販売されています。先日、色違いの同筐体を採用する「UM760 Slim」をレビューしましたが、Slimとしつつも 一般的なサイズのミニPCとなり、同社のハイエンドなミニPCよりもスペックを控えめにした製品との認識です。

「スペックを控えめにした製品」と表現しましたが、普段使いでは十分な実力となり、メモリ 32GB / SSD 1TBのセットモデルのほか、ベアボーンも販売されています。

引用元・販売元

MINISFORUM UM870 Slim、公式ストア

MINISFORUM UM870 Slim、Amazon

MINISFORUM UM870 Slimのスペック

上の画像のとおり、映像出力はHDMI / DisplayPort / USB4の3系統です。USB４を搭載していますので、こちらの記事で記載のように、外付けGPU ボックスなどを接続することができます。

また、PCIe 4.0に対応のSSD 空きスロットを装備し、標準装備とあわせて、PCIe 4.0 SSD x 2基の構成とすることができます。

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▲▼冒頭に記載のとおり、上の記事にて実機レビューの「UM760 Slim」と色違いの同じ筐体を採用しています。下表では「UM760 Slim」よりスペックアップした事項に黄色網掛けしています。

なお、「Um760 Slim」は Windows 11 Proを搭載しており、（同社の他製品の傾向としては Homeの搭載ですが）Proを搭載している可能性もあります。

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▲▼以下は、Geekbench サイトから抽出のRyzen 7 8745HSのGeekbench 6 ベンチマークスコアの事例です。中央は前述のRyzen 5 7640HSを搭載する「UM760 Slim」、最下段は上の記事にて実機レビューのCore i7-1360Pのスコアです。シングルコアのスコアは Core i7-1360Pより僅かに低いものの、マルチコアは やや大きな差をつけ 高いスコアです。

いづれにしても、「UM760 Slim」においても、普段使いでは上位機と同水準でキビキビと動作しますので、「UM870 Slim」は十分な実力です。

▼同筐体の「UM760 Slim」に、PCIe 3.0 SSDを増設した状況です。ちなみに、標準装備のPCIe 4.0 SSDは、2242サイズにアダプターを介して2280 スロットに搭載されていました（「UM870 Slim」の状況は未確認です）。

価格情報

2024年11月21日現在のMINISFORUM 公式ストアの販売価格は以下です。セットモデルが割安ですが、ベアボーンを購入し、お手持ちのメモリなどを活かす手段もあります（ただし、メモリはDDR5です）。

• メモリ、ストレージ、OSなしのベアボーンは 51,580円
• メモリ 32GB、ストレージ 1TB、Windows 11 プレインストールのセットモデルは 72,980円

MINISFORUM以外のブランドにおいても、よりハイエンドのミニPCが多数展開されていますが、今回紹介の Ryzen 7 8745H / Ryzen 5 7640HS、以下のCore i9-12900HKを搭載するミニPCは、特にコスパに優れた製品です。上位の製品と比較すると割安ながらも、普段使いでは同水準に動作します。

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引用元・販売元

MINISFORUM UM870 Slim、公式ストア

MINISFORUM UM870 Slim、Amazon