MINISFORUM BD795i SE、Ryzen 9 7945HXをビルトインのMini-ITX マザボで使用予定のパーツ類 | Win And I net

MINISFORUM BD795i SE、Ryzen 9 7945HXをビルトインのMini-ITX マザボで使用予定のパーツ類

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MINISFORUMより販売の、AMD Ryzen 9 7945HXを搭載するMini-ITX マザーボード「BD795i SE」。近々に実機レビュー・運用予定となることから(製品の受領待ち)、「BD795i SE」で使用予定の手持ちのパーツ、あるいは購入済・購入予定のパーツを、参考までに記載します。

なお、同じくAMD Ryzen 9 7945HXをビルトインする「BD795i」との比較では、M.2 SSD スロットが、PCIe 5.0 x 2からPCIe 4.0 x 2に変更されています。

MINISFORUM BD795i SEのスペック

本製品は、AMD Ryzen 9 7945HXをビルトインするMini-ITX マザーボードです。このため、ビルトインのCPU以外は、一般的な自作PCと同様にユーザーにて準備する必要があります。下表のピンク網掛けは、私が他のPCから流用、あるいは本製品のために購入済のパーツです

 

CPU AMD Ryzen 9 7945HX、16コア 32スレッド、64MB キャッシュ、最大 5.4GHz
CPU ファン ARCTIC 200〜3,300rpm PWMファン P12 MAX
GPU AMD Radeon 610M(CPU統合型)
グラボ ASRock RX 6600 XT Challenger
メモリ Crucial「CT16G56C46S5.M8G1」、DDR5 SO-DIMM 5600MHz 16GB x 2
SSD 手持ちパーツの流用で検討中、PCIe 4.0 SSD
マザーボード CPUをビルトインのMini-ITX 規格(170 x 170 x 1.6mm)
USB ポート Type-C 3.2 Gen 2(Alt DP対応)、USB-A 3.2 Gen 1 x 2、USB-A 2.0 x 2
統合GPUの映像出力 HDMI、DisplayPort、USB Type-C
I/O 4pin CPUファン、4pin システムファン x 2、USB 3.2 Gen 1、フロントオーディオヘッダー、システムパネルヘッダー
電源 玄人志向 80PLUS Bronze 650W ATX電源 KRPW-BK650W/85+
ケース ZALMAN P10 White
ケースファン THERMALRIGHT TL-C12CW-S x 5個

 

ピンク網掛けの別途用意したパーツのうち、主だった製品の概要は後述しています。先行販売され、同じくAMD Ryzen 9 7945HXをビルトインするMini-ITX マザーボード「BD795i」との相違は以下です。SSD スロットをPCIe 5.0対応からPCIe 4.0対応に変更し、価格を抑えているように思います。

  • 「B795i」のSSD スロット PCIe 5.0 x 2から PCIe 4.0 x 2に変更。これに伴い、「B795i SE」では ファン付きヒートシンクが付属せず。また、「B795i SE」においては、SSD ファンのヘッダーも未搭載です。
  • 「B795i」「B795i SE」ともに、グラボのスロットはPCIe 5.0 x 16。「B795i SE」は金属製の固定具あり。
  • 「B795i」は、IPEX U.FL MHF4 同軸ピグテールケーブルあり

 

▲▼Geekbench 6のスコアは「シングルコア 2774、マルチコア 16214」と公開されています。以下の画像は、近々で実機レビューした AMD Ryzen 7 PRO 8700GEとCore i7-14700ののスコアですが、シングルコアはほぼ同水準、マルチコアは これらより やや高いスコアです。

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B795i SEで使用予定のパーツ類

以下は「MINISFORUM B795i SE」で使用予定のパーツ類です。電源・メモリ・SSDは手元にあるパーツを使用しますが、実際に組み立てる際には変更している可能性があります。

ケース

ケースはピラーレスとするか否かで迷いましたが、以下のMicro ATX用のピラーレス「ZALMAN P10 White」としました。また、Mini-ITX用のケースではなく、他の自作PCとの組み替えも想定し Micro-ATXのケースとしています。

なお、RGBファンが5個付属し、同価格帯(7,000円台)の「ANTEC CX200M(Amazonはこちら)」と迷いましたが、「CX200M」は空流の評価がイマイチ、かつRGBファンをマザボでファンコンできない、ファン音量が大きいとのユーザーコメントを受け、「ZALMAN P10 White」に決定。主な仕様は以下です。

 

サイズ 216 x 418 x 422mm、約6.1kg
対応マザーボード Micro-ATX、Mini-ITX
対応電源 ATX
材質 2.5/3.5インチ x 2、2.5インチ x 1
付属ケースファン 1x 120mm ARGBファン (ZM-AF120 600~2000rpm FDBファン リアに取付済)
対応ケースファン トップ 3 x 120mm or 2 x 140mm、リア 1 x 120mm、ボトム 3 x 120mm
クリアランス CPUクーラー高 173mm、GPU長 384mm、PSU長 175mm

 

 

CPUファン

本製品はCPUファンが付属せず、ユーザーにて12cm(12025)のファンを取り付ける必要があります。従来モデル「BD795i」のレビュー記事・動画を複数確認したところ、冷却がやや弱いとのコメントが散見されます。また、ケースとして、前面から外気を取り込むことができないピラーレスを選択したために、一般的な12cmファンより高回転の以下のファンとしました。

 

▼ピラーレス・ホワイトのケースとあわせて、ホワイトのファンがよかったのですが、ホワイトは納期が遅く、ブラックを購入。

 

▼ケースファンは安価なこちらの製品を購入。

 

メモリ、SSD

Mini-ITXの本製品のメモリは、ノートPC用のDDR5 2スロット(SODIMM x 2、最大 5200MT/s、96GBまで)となります。他のPCから、以下のCrucial「CT16G56C46S5.M8G1」の16GB x 2枚を流用です。

 

手元にあるパーツではSSDが悩ましく、新たに購入の際には特におすすめしませんが、以下のSSDを使用予定です。CrystalDiskMarkの結果のとおり、Read 7200MB超、Write 6136MB/sとスコアは高いのですが、内部センサーがおかしいのか、SSD温度が高く表示されます。また、一時、蝉族のTLCのロットもあったようですが QLCでした。

 

グラボ

以下のリンク先にて、AMD Ryzen 7 5700Xを使用した自作PCの記事を掲載していますが、一時的にAMD Radeon RX 6600 XTを流用します。現在、RTX 4060あたりのグラボを物色中。

Ryzen 7 5700Xの自作PC、CPUファン・グラボ・SSDなど、私が使用のパーツ類とベンチスコア

 

まとめ

近々に実機レビュー・運用予定の「MINISFORUM BD795i SE」向けにチョイスしたパーツ類を記載しました。Micro-ATX用のケース、今回のCPUとグラボの組み合わせでは余裕のある850Wの電源(本文には未掲載)など、汎用性のあるパーツを選択しています。

AMD Ryzen 9 7945HXをビルトイン、ノートPC向けのSO-DIMM メモリスロットと、異色のMini-ITX マザーボードであり、CPUの交換はできませんが、6万円台での販売と. Mini-ITXとしては コスパに優れた製品との認識です。

 

▼2025年2月23日現在のAmazon 価格はクーポン利用により 69,684円、公式ストアの価格は 67,990円です。

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