海外通販サイトで一大カテゴリーを構成しているTV Box / ミニPCに、最近になって興味津々の私。というのも、手持ちのWin 10 Stick PC / Fire TV Stickでは、スペック・拡張性の乏しさを感じ始めているためです。そこでGearbestのミニPCに目を向けると、Z8350を搭載する旧世代の製品が大幅値下げのセールを実施しています。軽めの作業なら何の不都合もない旧世代のミニPC。これは捨ておけないとご紹介です。
Gearbestでセール中のZ8350搭載のミニPC
▲Z83Ⅱのポート類
2017年9月3日時点でのGearbestのミニPCのカテゴリーにてセールを行っている製品のスペックを集約しました。
※価格は2017年9月3日時点です。
※スペック表には記載していませんが、3製品とも有線LANポートを搭載。Chuwi HiBoxはリモコン付属です。
スペック表にみる私のコメントは以下です。
- Alfawise X5の 79.99からChuwi HiBoxのUSD 119.99まで、約40ドルの開きがあります。
- この40ドルの開きは、Chuwi HiBoxのメモリ搭載量・ROM容量が他の倍となっていることが大きい。
- Chuwi HiBox以外はメモリ搭載量2GB。私が所有するStick PCのメモリ容量は2GBですが、何をするにもメモリ消費量が2GBに迫る勢いで、レスポンスにもたつきを感じることもしばしば。4GBあると、かなりの安心感があります。
- また、Chuwi HiBox以外のROMは32GB。私が所有するChuwi Hi8の容量も32GBなのですが、AndroidとのデュアルOSであり、Windowsで使用可能な容量はさらに少なく、Windowsのアップデートすらできない状況です。このため、デュアルOSで32GBのAlfawise X5は、今後のWindowsの更新を考慮すると、かなり厳しいとの認識です。
- Stick PCも含め、この類の小さな製品はWifi感度が弱い傾向にあるのですが、3製品とも有線LANポートを備えているため、回線速度・ネットワークの安定度でも安心。
- ちなみに、私はZ8350より旧世代のAtom (Z377x)にて、ブログ編集・画像編集・Webサイト閲覧を行うことが多いのですが、これらの作業でレスポンスのわるさを感じることはほとんどありません。このため、Z8350ならより安心。
価格のみをみるとChuwi HiBoxは割高感がありますが、メモリ・ROM搭載量、利用者が他製品より多い(トラブル対応でユーザーサイトが役に立つ)点で、総合的にはやはりChuwi HiBoxが優位にあるとの認識です。また、それほど高いものではないですが(せいぜい数ドル程度)、リモコンが付属しているのもいいですね。
Z83Ⅱはメモリが2GB・ROM32GBと少ないものの、Windows 10のみのシングルOSのため、今後のアップデートにも対応可能であり、私のStick PC / 2 in 1 PC(メモリ2GB、ROMは32GBも使用していない)の運用経験では、Webサイト閲覧、軽めのオフィスソフト・動画視聴なら問題ありません。
ただし、以下のHiBoxのレビュー動画に、PCに負荷をかけた場合のCPU温度が90°台に達したとあります。今回紹介の3製品とも、比較的大きなヒートシンクを備えているのですが、Chuwi HiBoxに限らず、ファンを備えていないために熱暴走には留意する必要があります。ミニPCで負荷のかかる激しいゲームはしないと思いますので、心配無用とも思いますが念のため。
▼Chuwi HiBoxの事例ですが、期間限定価格(画像中央に”Promo ends in 2 days”とあります)のため留意が必要。ただし、他製品の例によると頻繁にセールを行っていますが。
▼3製品の詳細は、以下のGearbestサイトを参照くださいませ。
Z83II Mini PC Windows 10 64bit
▼Chuwi HiBoxはAmazonでも取り扱っています。価格自体はGearbestが安いのですが、GearbestでHiBoxを購入した場合、受取に最低でも1週間はかかること、DHLを利用する場合には追加コスト(約7ドル)を要するため、Amazonでの購入も一考です。
▼参考、GearBestでの購入手続き
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