先日、某フリマにて「MacBook 12」を購入しましたが、ヤフオクなどではジャンクな端末も取引されています。液晶割れやバッテリーの残量がないものから、電源が入らないものまで 状態は様々であり、リスクを伴いますが、AliExpressからパーツを購入し、修理する手段もあります。
私は MacBook Air 11の場合は ロジックボードの交換、iMacの場合には HDDからSSDのほか、ボードを交換したことがあるのですが、MacBook 12のまさかの場合に備えて、また、私の備忘録も兼ねて、AliExpressで販売の一部のMacBook 12用の修理パーツを記載します。
ロジックボード
発売から数年経過したMacの場合、AliExpressでは中古のパーツも多く取り揃えており、MacBook 12(A1534)のロジックボードも複数の販売店から販売されています。やや割高となり、ヤフオクなどで販売の2個のジャンクな端末を組み合わせた方が安上がりとも思えます。
ただし、組んでみないと動作状況がわからないジャンクな組み合わせよりも、販売店側でテストを行っている AliExpressの製品が確実とも言えます。
▼Early 2016 SSD 256GBの場合は 207.34ドル。
▼私がAliExpressに iMacのパーツを注文した事例ですが、「輸出取り止め」により受領できなかったこともあり、基盤の場合には注意が必要とも思います。
ディスプレイ面の縁ゴム
上の画像は所有する MacBook Pro 15 Retina Late 2013の事例ですが、MacBookでは ディスプレイ縁のゴムが劣化したものが多数見受けられます。今回購入した MacBook 12は全般的に程度のよいものですが、縁ゴムがやや劣化しています。
この縁ゴムは 国内通販でも探すことができますが、AliExpressでは より安価で販売されています。取付は厄介なように思えますが、「MacBook、ディスプレイ面のゴムの劣化の状況と交換用ゴムの販売事例」の記事に以下のコメントをいただいています。この対応もありですね。
ヒンジの平たいゴムの交換は分解作業が必要なので諦めて、ディスプレイ外周の細いゴムの部分だけを切り取って枠に沿って嵌め込みました。分解作業に不安がある人は外周部分だけ取り替えても良いのではないでしょうか
▲▼シンプルなパーツでもあり、送料無料の3.78ドルと格安です。
バッテリー
純正の新品並みのバッテリー持ちとはいきませんが、安価な互換バッテリーが多く出回っています。私は ThinkPadのバッテリー交換を何回か行っていますが、バッテリーの場合には 大きな期待を抱かず、「劣化したバッテリーよりも、多少バッテリー持ちが長くなればよし」との心持ちで。
▼本体の代金に加え、約10ドルの送料を要します。
2017モデルに適合しそうなキーキャップ
USキーボードのキーキャップは複数販売されていますが、私が確認できる範囲では 日本語キーボード用で適合しそうなキーキャップもあります。「適合しそうな」と記載したのは、製品のタイトルに(A1534 2017)とカッコ書きで記載されているため。2015、2016モデル向けは、現時点では確認できず。
(見出し下の写真は、私が購入した中古のMacBook 12であり、パーツの写真ではありません)
▼9.99ドルと格安で販売されています。
参考、日本語キーボード
キーボードの交換がどれほどの難易度かを確認していないため、また、中古(or 互換?)のリスクもあるために参考表示としますが、日本語キーボードも販売されています。
2015 / 2016モデル用の第1世代 バタフライキーボード、2016モデル用の第2世代 バタフライキーボードの見極めを要し、また、バックライトなしのキーボードも出回っているため、注意が必要です。
(見出し下の写真は、私が購入した中古のMacBook 12であり、パーツの写真ではありません)
▼A1534 2015 / 2016 Japanese Keyboardと明記されています。
まとめ
AliExpressで販売の、MacBook 12用の修理パーツの主だったものを記載しました。その他、ネジ類やケーブル、タッチパッド、液晶なども販売されています。ヤフオクやフリマでも、キーボード面やボトムケースも切り売りされているケースもあり、修理パーツをお探しの場合には、状態の確認を行いやすい国内での調達か、あるいは格安な海外通販かの見極めも必要となりそうです。
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