上の写真は、Mac miniを iMac 27インチ Mid 2010に接続したものです。2010年モデルのiMacのため、画面が黄色味を帯びている経年劣化もありますが、2.5K 解像度に Mac to Macで色合いも良い感じ。このように、iMac 2014年以前のモデルはターゲットディスプレイとして、M1 MacやMacの旧モデル、要件を満たせば(DisplayPortを装備、インテル統チップを搭載)Windows PCを接続できるメリットがあります。
ターゲットディスプレイの記事は複数投稿していますが、今回は Mac mini Late 2012と iMac 27インチ Mid 2010モデルの接続状況について記載します。
ターゲットディスプレイについて
iMac 27インチ Mid 2010モデルのターゲットディスプレイ(MacやWindows PCを接続し、外部ディスプレイとして使用)については、以下などの記事で掲載していますので参照ください。
- M1 MacBook Airの外部ディスプレイとして iMac 27インチ Mid 2010を接続。クラムシェルモードでも動作
- M1 Mac / iMac 27 Mid 2010のターゲットディスプレイ、M1 Mac Montereyでも快適動作することを確認
- 古いiMacでのターゲットディスプレイ、Win 10 PC 5台で試してみた。GPU統合型PCでは即認識し安定動作
上の記事から、ターゲットディスプレイのポイントとなる事項を抜粋します。
ターゲットディスプレイに対応する iMacは以下に限定となり、macOSは High Sierra以前が対象です。
- 27インチ Late 2009
- 27インチ Mid 2010
- Mid 2011〜Mid 2014
私がM1 Macや旧Mac、Windows PCをiMacに接続するにあたり、購入したケーブル類は以下です。ただし、iMac 27インチ Mid 2010用となり、Mid 2011〜Mid 2014の場合には、ケーブルを精査する必要があります。
▼M1 Macなど、外部映像出力に対応する USB Type-C ポートを装備するPC接続用の、USB Type-C to Mini DisplayPort変換テーブル
▼Windows PCの接続用に購入の Mini DisplayPort ケーブル。その下は、フルサイズのDisplayPortを装備するPC用の、Mini DisplayPort to Display Portの変換ケーブル。
▼私は2021年5月に、ターゲットディスプレイ狙いで ジャンクな iMac 27インチ Mid 2010をヤフオクにて 9,900円で購入。経年劣化により ディスプレイが黄色味を帯びた中古が多いため、注意が必要です。また、私の個体では、背面にかなりの熱を帯びる、ファンが喧しいなどの現象もあります。
Mac mini 2012 モデルの接続事例
以下の記事に記載していますが、先日 中古で購入した Mac mini Late 2012のCore i7モデル(メモリ 16GB、SSD 240GB / HDD 1TB)を接続しています。2.5Kの解像度、Mac to Macのため、色合いも良好です。
Mac mini Late 2012の出力ポートは HDMIとThunderbolt (Mini DsiplayPort 互換)、iMac 27インチ Mid 2010の入力端子はMini DsiplayPortのため、上述・以下のケーブルのみで接続できます。
▼接続元の Mac mni Late 2012の情報。4コア8スレッドのCore i7-3615QM、メモリ 16GB、SSD 240GB / HDD 1TB
▲▼接続先の iMacのディスプレイの情報。Mac mini Late 2012の最大解像度は、HDMIの場合には 1920 x 1200、Thunderbolt(Mini DisplayPort 互換)の場合には 2560 x 1600となり、iMac 27インチ Mid 2010の解像度にマッチ。当初、以下の40インチ ウルトラワイドモニターに接続する予定でいたのですが、解像度が合わず。
▼旧型 Macの出力ポートなどの確認は、以下で紹介の「Mactracker」が便利です。
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