中古で購入のMac mini 2012を 40インチのウルトラワイドモニター(解像度 3440 x 1440)に接続すると、1980 x 1080での出力となり困っていました。Mac mini 2012の仕様上の映像出力の解像度は、HDMIでは1920 x 1200、Thunderbolt (MiniDP)では 2560 x 1600とありますが、Thunderbolt to DisplayPortで 40インチ ウルトラワイドモニターに接続してみると、あっさりと特殊な解像度 3440 x 1440での表示となりました。
2022年5月の現在では、Mac mini 2012を現役で利用している方も少ないと思いますが、参考までに記載します。
接続先の40インチ ウルトラワイドモニター
Mac mini 2012を接続しているモニターは、上の写真・以下の記事で実機レビューの「innocn 40インチ ウルトラワイドモニターです。多用するGoogle Chromeを余裕で並列表示でき、YouTubeの動画を流しながら、記事を編集することも多くなりました。また、装備のUSB Type-CからM1 MacBook Airに給電しつつの映像出力も可能であり、便利に利用しています。
▼実機レビュー記事はこちら。解像度 3440 x 1440、映像入力ポートは HDMI x 2、DisplayPort、USB Type-C。2スピーカーを装備しています。
Thunderbolt to DisplayPortの接続により、適正な解像度で表示
冒頭に記載のとおり、Mac mini 2012の仕様上の映像出力の解像度は、HDMIでは1920 x 1200、Thunderbolt (MiniDP)では 2560 x 1600。解像度などの仕様の確認は、以下の記事で紹介のアプリ「Mactracker」が、公式サイトで検索することなく表示でき便利です。
Thunderbolt 経由で 2560 x 1600の解像度で表示する場合、Mac miniの初期設定を変更するために、シェアウェアの「SwitchResX」などを導入する必要があるとする記事もあります。私も同ソフトを導入しましたが、結果的にはソフトに頼らず、Thunderbolt to DisplayPort ケーブルで、難なく 40インチモニターの解像度 3440 x 1440で適正に表示となりました。
40インチモニターは、FHDクラスのモニター2台分の表示となるため、この意味では高解像度でもないため、適正に表示できることは当然の結果とも言えます。
▼解像度 3440 x 1440と正しく表示。
▼@50Hzでの接続となっています。「接続のタイプ」はThunderbolt / DisplayPortとありますね。
▲▼接続に使用したケーブルはこちら。以下の記事で掲載し、iMacのターゲットディスプレイで使用のケーブルを流用しています。本記事での内容に則すると、本来は Thunderbolt to DisplayPort ケーブルがよいのですが、ケーブルの相性もあるかと思われ、私が利用した組み合わせを掲載しています。
▼Mac mini 2012のレビュー記事はこちら
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