M4 Mac mini向けのドッキングステーションは、国内外通販において複数のブランドから販売されています。このなか、2025年6月7日現在では最強と思える製品が、今回紹介の「MC61」。
USB4とThunderbolt 4/5対応となり、転送速度は40Gbps。底面には大きなヒートシンクを備えていることも含めて、PCIe SSDの本来の実力を大きく落とすことなく活用することができます。
引用元・販売元
M4 Mac mini ドッキングステーション MC61、AliExpress、Qwiizlab ブランド
M4 Mac mini ドッキングステーション MC61、AliExpress、colorii.cc ブランド
MC61、製品の特徴
上の画像・AliExpressでは「colorii.cc」ブランド、および「Qwiizlab」ブランドからの販売ですが(前者は売り切れ)、海外 Amazonでは他ブランドからも販売されています。OEM製品ですので、今後 国内通販も含めて 複数のブランド・ショップから販売されることと思います。
装備するポート類は以下ですが、縦置きスタンドのために、電源ボタンを押下しやすい・空流を犠牲にしないメリットもあります。映像出力ポートを未装備ですが、補助電源なし・転送速度 40Gbpsであることを考慮すると、拡張性は十分です。
- 増設可能(ユーザーにて用意)なM.2 SSDへの転送速度は 40Gbps
- USB-C 3.2 10Gbps x 2ポート、データ専用
- USB-A 3.2 10Gbps x 1ポート
- USB-A 2.0 x 2ポート
- SD / microSD カードリーダー
- 3.5mm イヤフォンジャック
▼SSDポートには、M4 Mac mini 背面のThunderbolt 4(Proの場合にはThunderbolt 5)から接続することにより、転送速度 40Gbpsの実現です。M.2 PCIe SSDのサイズは、2230/2242/2260/2280の全サイズに対応しています。
▲▼上の画像のとおり、金属製の大きなヒートシンクを装備(シリコンパッドの装着も必要)していますので、冷却においては、私が使用中の以下のThuderbolt 3/4対応のSSDケースと大差ない(使用するうえでの課題なし)と思われます。

▼M.2 SSDのヒートシンクは、90 x 143.5mmと大きなサイズであり、溝も深いために、SSDのオリジナルの読み書き 4,000MB/sの製品では十分かと思います。
▼画像右上に「USB-C Host Male Port」とありますが、こちらにM4 Mac mini 前面のUSB-Cポートを接続します。こちらは、USB-C / USB-Aなどで機能しますが、よく考えられた仕様です。なお、製品情報ページには、SSDと本体の接続方法も画像で掲載されています。
まとめ
以下の記事にて紹介の「ORICO」の縦置きスタンドと似たデザインですが、転送速度は10Gbps。「ORICO」の製品もAmazonなどでは人気の製品であり、40Gbpsの本製品は、デザイン・縦置きであることによる電源ボタンを押下しやすいことも含めて、人気製品となりそうな予感です。

引用元・販売元
M4 Mac mini ドッキングステーション MC61、AliExpress、Qwiizlab ブランド
M4 Mac mini ドッキングステーション MC61、AliExpress、colorii.cc ブランド
▼noteでの投稿ですが、こちらの製品も40Gbpsに対応しています。
M4 Mac mini、40Gbps ドッキングステーション。同筐体下位モデル、40Gbps 外付けSSDケースからみる特徴
▼AliExpressでは Hagibisブランドより、以下の40Gbps対応の製品が販売されています。SSD増設用のハブとダストカバーの単体販売・セット販売の双方がありますが、セット品の販売情報は以下です。なお、円貨換算額は通貨レートにより変動します。
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