M4 Mac miniのSSDは専用モジュールとなりますが、上の画像のM4 Mac mini用 サードパーティ製SSDが販売されています。なお、M4チップとM4 Pro チップでは SSDモジュールのデザインが異なり、今回の発売(2025年1月3日現在の情報)はM4 チップ向けです。
販売元、製品の概要
販売元は以下の「M4-SSD サイト」「M4-SSD 公式ストア」「AliExpress」となり、前者2つは 1TB(170ドル)と2TB(300ドル)の販売、AliExpressでは2TB(301.84ドル)の販売です。Appleでの2TBが約800ドルであることを考慮するとかなり安いですね。
上の画像のとおり、速度はWrite 約3,300MB/s、Read 約3,000MB/sとなり、Apple 純正とほぼ同じ。私のM4 Mac mini 256GB SSDの実測(記事はこちら)が、Write 約2,000MB/s、Read 約2,900MB/sであることを考慮すると、速度は十分です。また、「M-4 SSD」での1年保証もあるようです。
▲▼「M4-SSDサイト」では、M4 Mac miniの分解・SSDの交換プロセスの動画が公開されています。SSDモジュールの購入後はユーザーでの交換となりますが、ファンを取り外す必要があるものの、SSDの交換自体は通常(Windows 11 PC)のM.2 SSDと同じように見受けられます。ポイントとしては、Appleの保証との関係から、分解する踏ん切りがつくかどうかでしょうか。
私としては外付けドライブで十分かも
2TBの価格は300ドル、AliExpressの場合、1月5日のAliExpress 換算レートで約48,000円。純正よりはかなり安いのですが、上の写真の2TBの外付けドライブで満足している私としては、今の2TB SSDとThunderbolt 4 SSDケースの組み合わせで十分。
ただし、2TBの外付けドライブにおいても、PCIe 4.0のSSDが 18,000円前後、Thunderbolt 4 ケースが 15,000円前後、合わせて 3万円台半ばとなります。このため、M4 Mac miniを今後も(新機種が発売後も)使い続ける(売却しない)との前提であれば、購入を検討する価値はありそうです。
なお、他のサードパーティ製SSDも発売予定との情報もあり、製品が出揃い ユーザーレビューが揃ってからの検討でも良いように思います。
M4 Mac mini、PCIe 4.0 2TB 外付けSSDを増設してみた。SSD、ケースなどの構成とベンチマークスコア
▲▼外付けで増設した 2TB PCIe 4.0 SSDの速度です。同SSDをWindows 11 PCにビルトインした際の速度よりも控えめですが、M4 Mac miniに内蔵の256GB SSDよりも高速です。
▼以下の記事に記載していますが、転送速度 40Gbpsに対応のドッキングステーションも販売されています。ただし、AliExpressでの販売価格は約24千円であり、2TB SSDの価格を含めると、SSDモジュールと大きな差はありません。
ORICO M47P、M4 Mac mini ドッキングステーションが発売に。40Gbps、M.2 SSDを2基 搭載可能
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