5.45インチ 18:9のディスプレイに、メモリ 3GB、4コアのCPU、顔認証付き、Android 8.1のスマホである「Lenovo A5 」が89.99ドルで販売されています((国内での販売なし。海外通販サイトにて)。私のiPhone XS Maxのように、片手では操作しにくい端末をメインスマホとして利用している場合、価格も安く、サブ使用としては程よい端末のように思われます。今回はこの「Lenovo A5」のスペックと特徴について記載します。
Lenovo A5のスペックと特徴
では、早速 スペックを箇条書きにて。
- OS: Android 8.1
- SIM カード: DSDS 対応、Nano SIM
- CPU: MTK6739、1.5GHz 4コア
- メモリ: 3GB RAM
- ストレージ: ROM: 16GB
- ディスプレイ: 5.45インチ、解像度 は1440 x 720と低いのですが、この価格帯では仕方のないこと。
- 対応バンド: (製品紹介を参照ください。メイン利用を想定しておりませんので)
- WiFi: 802.11b/g/n
- カメラ: リア 1300万画素、フロント 800万画素
- Bluetooth: 4.2
- 電源タイプ: Micro USB
- バッテリー: 4000mAh
- 指紋認証は背面と顔認証
- サイズ 14.68 x 7.10 x 0.98 cm、重さ 149g
技適のこともあり、また、安い端末ですのでサブ的にWi-Fiや母機からのテザリングを主とした運用になるかと思いますの。このため、対応バンドの記載は割愛しています。
約90ドルの安いのですが、2018年6月に発表された新しめの端末であり、Android 8.1を搭載しています。
CPU MTK6739のレスポンスはいかに
89.99ドルの端末ですので、カメラに過度の期待は禁物として、スペック上 気になるのがCPUのMTK6739。同CPUを搭載する機種を確認したところ、約125ドルで販売されている「UMIDIGI A1 Pro」と、約110ドルの「Elephone A4」があります。
このMTK6739を搭載する機種のAnTuTu ベンチマーク v7のスコアは45000前後。手元にある、2018年度に発売のエントリー機では、以下のMTK6750T、メモリ 4GBを搭載するCUBOT P20のスコアは56000前後。
CUBOT P20では、Webサイト閲覧やSNS系アプリなど軽めのアプリならサクサクと動作します。その一方、FXなどのやや負荷のかかるアプリでは、使い込んでいるうちに動きが緩慢になり、再起動することで回復。
Lenovo A5のレスポンスは、そのベンチマークスコアから(ベンチマークどおりにならないことも多々ありますが)、Webサイト閲覧や軽めのアプリならサブ運用としては十分であるものの、多少でも負荷のかかるアプリでは無理があるだとうと思われます。
▼ MTK6739を搭載するUMIDIGI A1 ProはAmazonでも販売されています。こちらのレビューでは、レスポンスが遅いとの記載はないために、サブ運用としてのレスポンスはそれほど心配する必要がないようにも思えます。
顔認証など、イメージ画像から補足
▼4色展開のLenovo A5
▼Lenovo A5の特徴として、背面の指紋認証以外に顔認証機能も搭載しているようです。iPhone XS Maxで顔認証を便利に使用している私としては、この価格帯で顔認証が利用できることはかなりの魅力。顔認証の精度が気になります。
▼もう一つ気になるのが、5.45インチ アスペクト比 18:9のサイズ感。横幅 71mmですが、iPhone 7の横幅が67.1mmですので、Lenovo A5は片手での操作も可能でしょう。
まとめ
MTK6739を搭載するスマホの実機を操作したことがないために想像となりますが、やはりサブ運用のライトユースでの使用に限定されそうなLenovo A5。とはいえ、Lenovoの端末が約90ドルとは魅力的。さらに、顔認証がしっかりと機能する場合には、その魅力度は増加します。
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