AliExpressなどの海外通販でPCを展開している「KUU」ですが、日本のAmazonでは12.6インチ 2 in 1「Lebook Pro」が販売されています。
CPUはインテル 第8世代のCore i7-8550U、メモリ 16GB、PCIe SSD 512GB、金属製ボディと同社の製品としてはハイエンドな構成にして、キーボードとスタイラスペンのセット価格は109,999円、同水準のMicrosoft Surfaceと比較すると割安です。なお、掲載の画像の壁紙はWindows 11ですが、搭載のOSはWinows 10です。
KUU Lebook Proのスペック
通販サイトの製品紹介では 控えめな主張ながらも、電源ボタンは指紋認証を兼ねている Lebook Pro。その詳細スペックは以下となります。また、45Wの急速充電に対応していることも特筆すべき事項です。
CPU | Core i7-8550U、4コア8スレッド、最大 4.0GHz |
GPU | Intel HD Graphics 620 |
メモリ | 16G DDR4 |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
ディスプレイ | 12.6インチ、IPS、解像度 2160 x 1440、グレアパネル |
WiFi | デュアルバンド |
Bluetooth | 4.1 |
ポート類 | USB Type-C x 2 |
バッテリー容量 | 45W 急速充電に対応 |
サイズ | 単体での厚み 15mm |
OS | Windows 10 |
▲▼Core i7-8550UのGeekbench 5 CPU ベンチマークスコアは シングルコア 860 / マルチコア 2557。以下で実機レビューのCore i7-8565Uより劣りますが、メモリ 16GB / PCIe SSDとあいまって、ブラウザやExcelなどの普段使いでは キビキビと動作する水準です。
▼製品紹介に明記ありませんが、HDMI ポートがないことから、USB Type-Cポートの1つは映像出力対応のフル機能と思われます。
▲金属製ボディの本製品ですが、上の画像から作り込み・品質のよさが伝わってきます。背面の明確な画像はありませんが、ブルーがかった グレイのように見えます。
▼第8世代のCore i7 + 発熱の大きなPCIe SSDですので CPUファンを搭載しているのはよいとして、惜しいのはKUUのロゴが大きいこと。
▼キックスタンドは150°調整可能(スタンドとして機能する最小角度から 150°の意味)、Microsoft Surfaceと同様に、マグネット式のキーボードは角度調整が可能です。
KUU Lebook Proの外観
製品紹介では背面の画像が少ないのですが、外観について簡単に記載します。上の画像では実機のディスプレイよりも縦長に見えているように思いますが、アスペクト比 4 : 3と通常のワイドディスプレイよりも縦に情報量が多くなります。なお、冒頭に記載のとおり、壁紙はWindows 11ですが、OSはWindows 10。Windows 11に更新可能です。
▼実機では以下のイメージ画像よりも ディスプレイのベゼル幅は太いはずですが、他の画像を参照すると一般的なWidnows タブレットよりも狭いように感じます。
▲マグネット装着のキーボードと、筆圧 4096レベルに対応のスタイラスペンが付属。キーボードは英語キーボードのみの設定ですが、英数・かな切替は以下のフリーソフト「Alt IME」の利用により、スペースキー両隣のAltキーのワンタッチで切替可能です。
▼こちらは嵌め込み画像かと思いますが、12.6インチですので 通勤カバンにも収まるサイズ感です。
▼こちらは より実機に近いサイズ感のように思います。タッチパッドは小ぶりのようにも見えますが、キーボード全体がシックな色合いであり、外出先での使用に大きな違和感もありません(ただし、本体背面のロゴは大きいです)。
まとめ、価格情報
KUUの製品は どちらかと言えばエントリークラスのものが多いのですが、本製品は Core i7-8550U、メモリ 16GB、PCIe SSD 512GBとフラッグシップ機的な位置付けです。
12.3インチの Microsoft Pro 7+の場合、メモリ 8GB / SSD 128GBのキーボードセットの最安構成でも約14万円(Amazonはこちら)となりますが、本製品はメモリとSSD 容量は優位で、しかも キーボード・スタイラスペンとのセットで約11万円と、コスパに優れています。
▼Amazonにて、クーポン「I6EWW9FG」の利用により、6,000円オフの103,999円となります。クーポンの有効期限は4月30日まで。
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