Jasper Lake N5095と、旧世代のモバイル向け Celeronを搭載するPCとなりますが、4K 解像度の14.1インチ ノートPCが、2025年9月17日現在、Amazonにて クーポン価格 37,000円で販売されています。
現行のAlder Lake N100やTwin Lake N150を搭載するPCと比較すると、レスポンスは劣りますが、メモリ 16GB、SSD 1TB、指紋認証を装備し、4K 14.1インチのノートPCが 37,000円での販売は大きな魅力です。
スペック
製品は「Kutoda」ブランドの「F145」です。記事内の画像のシルバーのほか、レッドのモデルも販売されており、双方ともに、2025年9月17日現在のAmazon クーポン価格は 37,000円です。
CPU | Intel Jasper Lake (Celeron) N5095、4コア4スレッド、最大 2.9GHz |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 16GB DDR4 |
ストレージ | 1TB PCIe SSD |
ディスプレイ | 14.1インチ、解像度 3840 × 2160、 |
WiFi | WiFi 5 |
Bluetooth | 4.2 |
ポート類 | フル機能 USB Type-C、USB-A 3.0 x 2、HDMI、MicroSD カードリーダー、3.5mm ヘッドホンジャック |
バッテリー容量 | 5000mAh |
サイズ | 33 x 21 x 1.8cm、1.5kg |
OS | Windows 11 |
その他 | 指紋認証、金属製の筐体、日本語キーボードカバー付属、Microsoft Office 2019 プレインストール |
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▲▼2022年6月の投稿ですが、Jasper Lake N5095を搭載するPCは、上の記事にて実機レビューしています。以下は実機で計測のGeekbench 5のCPU ベンチマークスコアです。現行の省電力CPUのN100やN150のシングルコアのスコアは 1,000弱ですが、Jasper Lake N5095は旧世代でもあり 控えめなスコアです。
ただし、インテル 第5世代 モバイル向けのCore i5-5200Uと同水準の実力。Windows 11 更新前後のシステムプロセスが動作している際には極端にレスポンスがわるくなりますが、通常時における Web サイトのブラウジングや動画視聴などの普段使いでは普通に動作します。

▼本製品の最大の特徴となる、4K 解像度の14.1インチ液晶。14インチクラスではFHD あるいは 上の記事にて実況レビューの2.2Kにおいても十分に綺麗な表示ですが、よりきめ細やかな表示です。
▼キーボードの円形のキーが好みの分かれるところでしょうか。右の列の下にあるブルーの部分が指紋認証です。なお、キーボードは7色のバックライトを備えています。
▲▼海外の製品であるために、ベースは英語キーボードであるものの、日本語キーボードカバーが付属しています。ただし、画像ではキーに日本語の刻印もあり、やや明確でない仕様のように感じます。
▼電源は専用のDCジャックですが、この世代のPCに多いケーブルが細いACアダプターです。なお、以下の画像を参照すると、HDMIはフルサイズではなく Mini HDMIにも見えますが、映像出力は HDMIとUSB Type-Cの2系統です。
その他のスペックの補足は以下です。Amazonの製品紹介では仕様に曖昧な点が多く、注意が必要です。
- メモリはDDR4 16GBですが、最大 32GBとの記載もあり、この場合は2スロットです。
- スペックとしては、Windows 11のシステム要件を満たしたもの。なお、仕様にWindows 11 Home あるいは Proの明記がありません。
- 液晶はIPS パネルとの明記はあるものの、光沢・非光沢の明記がありません(後者との想定です)。
まとめ
CPUは旧世代のJasper Lake N5095であるものの、14.1インチ 4K 解像度の液晶、16GB メモリ、指紋認証を搭載するPCが 37,000円と、製品のアピール性としては十分です。
ただし、購入を検討する際には、レスポンスがAlder Lake N100や Twin Lake N150のPCよりも劣ること、Amazonの製品紹介では確認できないスペックがあることに注意が必要です。
▼価格が変動する可能性がありますので、念のために 2025年9月17日現在の価格情報のスクショを貼り付けました。
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