先日紹介のAlldocube KNote 5 。Gemini Lake N4100を搭載する、11.6インチの2 in 1 ですが、2018年6月5日には309.99ドルだったものが、6月20日現在では299.99ドルにてセール中です。
同じくN4100を搭載する11.6インチの端末では、Jumper EZBook X1が出荷待ちとなっていますが(Geekbuyingサイトより)、X1とのスペック比較も交えあらためてKNote 5の概要を確認してみました。
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Alldocube KNote 5, Gemini Lake キーボード付の11.6型 2 in 1が309.99ドルで販売中
KNote 5の概要
Alldocube KNote 5はGearbestサイトより、Jumper EZBook X1はGeekbuyingサイトより抽出したスペックです。
2018年6月20日時点の価格は、既に出荷を開始しているKNote 5がキーボード付で299.99ドル(セール価格)であるのに対し、出荷待ちのEZBook X1は、ディスプレイの360度回転機構の付加価値はあるものの、539.99ドルと高値になっています。
では双方の相違も加えながらコメントです。
- CPUのGemini N4100、メモリ4GBの構成は同じ。Gemini Lakeのエントリー構成ではメモリ4GB が標準化しつつあります。
- 大きな違いはデフォルトのストレージ。EZBook X1 はM.2 SSDスロットを備えているのですが、デフォルトでは64GBのeMMC。一方のKNote 5は、SSDに換装できるとの情報はないのですが、M.2 SSD 128GBを搭載しています。
- 重量については、KNote 5のGearbest情報では誤植と思われ重量のため未確認としています。
- 11.6インチで1kg未満のEZBook X1の軽さは魅力的
- KNoteの背面はアルミ製、EZBook X1は全面アルミ製です。
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こうしてみると、やはりEZBook X1の539.99ドルの価格は割高感があり、また、2018年6月20日時点では以下の点が気がかりです。
- Geekbuyingサイト以外では情報が見つからず。
- 出荷待ち(Arrival Notice)の期間が長く、進捗情報がない。
ところで、KNote 5に限らず、他の中国メーカーのエントリークラスのPCも同様ですが、気になるのがキーボードの使い勝手。
▲▼Gearbestを参照するとキーボード単体の価格は46.59ドル(この価格のキーボードが付いて299.99ドルはコスパ度高しですが)。
以下はGearbestサイトより拝借した画像となりますが、キー配列にクセはなく、そのシックな色調もあり質感高めと見受けられます。
また、上の画像では「free angle、full-size keyboard、key travel(キーストローク)1.4mm」との記載があり、説明をそのまま鵜呑みにすると使い勝手はよさそうです。
▲▼こちらはJumper EZPad 6 Plusですが、このキーボードの近い質感・打鍵感と推測します。
▼動画がリリースされていたので追加です。質感もよい感じ。ますます欲しくなってしまいます。
まとめ
Gemini Lake N4100搭載のSurface風タブレットがキーボード付で299.99ドル。例えば、同種の製品では、Apollo Lake N3450搭載のChuwi SurBook Miniがキーボードなしの本体のみで281.99ドル(10.8インチ、64GB eMMC)があります。
SurBook Miniとの対比では、Gemini Lake、SSD搭載のKNote 5のコスパは間違いなく高いと言えるでしょう。
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