KASUVAR、8コア CPU Android 13搭載 10.26型 ディスプレイオーディオ。実機のAnTuTu ベンチスコアとシステム情報 | Win And I net

KASUVAR、8コア CPU Android 13搭載 10.26型 ディスプレイオーディオ。実機のAnTuTu ベンチスコアとシステム情報

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車の古いナビの代替として、10.26インチ / 8コアCPU / Android 13を搭載のディスプレイオーディオ「KASUVAR KAR10W」を購入しました。

本製品に限らずとは思いますが、CarPlay、Android Autoなど、ディスプレイオーディオの使い勝手は想像以上によいものです。現在、使い始め直後であり、詳細な記事は後日の投稿となりますが、Android 13のAndroid 端末としても動作しますので、実機のシステム情報とAnTuTu ベンチマークスコアを掲載します。

購入した製品

購入した製品は、上の画像・以下の「KASUVAR」ブランドの「KAR10W」です。8コア CPU、4GB メモリ、64GB ストレージにAndroid 13を搭載し、CarPlay / Android Autoのみならず、Android アプリを使用できることが大きなポイント。

ただし、バッテリーをビルトインしていないため、Anroidにてナビを使用する場合、車のエンジンを切るたびにん、目的地などが初期化されてしまいます。このため、普段はCarPlay / Android Autoを使用し、必要に応じて Android アプリの使い方がよいです。なお、CarPlay / Android AutoからAndroid アプリに切り替える場合、WiFi (テザリング)を有効化する必要があります。

詳細なレビューは しばらく使用後となりますが、後段落のとおり、取り急ぎ 実機のシステム情報とベンチマークスコアを掲載するものです。

 

▼なお、取り付けに際して、N-Boxのオンダッシュでは高さがあるために 付属のホルダーは使用せず(本体のジョイントのネジを外して取り外し)、以下のマグネット式のホルダーを購入して取り付けています。

 

実機のシステム情報

以下はAndroidのスクショアプリ、および「Device Info HW」で取得の実機システム情報です。

Android 端末のシステム情報抽出なら「Device Info HW」。無料アプリながらも広告なし、多くの情報を抽出可能

 

▼ホーム画面です。CarPlayとAndroid Autoは右上の2つ、Android アプリは右下のショートカット、あるいは中央下の「アプリ」をタッチします。

 

▼こちらは「CarPlay」の画面です。

 

▼こちらはAndroid側のアプリ一覧。Androidを使用する場合、WiFi接続(スマホとのテザリング)する必要があります。

 

▼「Device Info HW」アプリで抽出のSoC情報。

CPUは UNISOC UIS8581A、Cortex-A55 1.6GHz x 4、Cortex-A55 1.2GHz x 4の構成です。言わずもがな、ですが、エントリークラスのCPUです。

 

▼上の画像のCPU情報を拡大

 

▼メモリは4GB。ストレージは64GB中、使用可能な領域は約46GB。空き領域は 約42GBですが、Android アプリをガンガン使用することもないために十分です。

 

実機の写真

詳細なレビューは使い込んだ後の後日としますが、室内で行ったテストの写真を掲載します。なお、自宅のUSB 電源アダプターでは電源が入らず、以下記事でレビューのポータブル電源の12V カーチャージャーケーブルを利用しました。

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▼ホーム画面です。白を背景とした場合には 寒色系(青白系)の色合いですが、車で使用すると違和感はありません。むしろ、使用の古いナビよりも格段に綺麗な画像です。

 

▼iPhoneからのCarPlayのホーム画面。写真は圧縮しているために ボヤッとしていますが、実機はより綺麗な画像です。

 

▼背面とサイドより。前述のとおり、私は付属のスタンドを使用せず、台座の4本のネジを外したうえで、別途購入のマグネット式スタンドを使用しています。

 

▲ポート類は左から順に、電源(付属のカーチャージャーケーブルに接続)のUSB Type-C、バックカメラ接続ポート、カードスロット、GPS接続用の端子。

 

▼付属品一式です。左から シガーソケットに接続の電源ケーブル、GPS、スタンド取り付け用の両面テープ、AUX ケーブル、説明書、反射防止用のフィルム。両面テープとフィルムは2セット付属しています。

 

▼CarPlayで使用中の一コマ。

iPhone 12 Pro Maxを接続のCarPlayですが、ナビの動き、タッチの追従・拡大縮小ともに滑らかな動きです。液晶品質とともに、想像以上によいのが、Bluetooth 経由での車のスピーカー経由での音声出力の音質。なぜか、iPhone x Bluetooth 接続よりも よい音質のように感じます。

当初、AUX ケーブルでの音声出力を予定していましたが、Bluetoothで十分です。一方、背面のスピーカーの音質はよくなく、音割れ、音のこもりが大きいです。

 

AnTuTu ベンチマークスコア

AnTuTu ベンチマーク v10のみですが、メインとなる、CPUのUNISOC UIS8581A、メモリ 4GB、eMMC 64GBのベンチマークスコアです。

ナビや YouTube、Netflix などの車内使用では それほど遅さを感じることはありませんが、当然ながらも Android スマホ・タブレットと比較すると ベンチマークスコアは低く、タブレットと同様の使い方では 引っ掛かりなどを感じます。

 

▼AnTuTu 3DBenchをダウンロード中の一コマ

 

▲▼AnTuTu ベンチマーク V10のスコアは 132,584。v9の場合には10万ほどでしょうか。以下の記事に、実機で計測のAnTuTu スコア一覧を掲載していますが、

AnTuTu ベンチマーク スコア一覧、スコアに応じた動作の指標

 

まとめ

総合的なレビューは後日の投稿となりますが、取り急ぎ 実機のシステム情報、写真の一部、AnTuTu ベンチマークスコアを掲載しました。

搭載するCPUは UNISOC UIS8581A、AnTuTu ベンチマーク v10のスコアは132,584。Android スマホ・タブレットとしては 遅さを感じるスコアとレスポンスであるものの、ディスプレイオーディオに搭載のAndroid 端末としては、十分とは言わないまでも、2万円台前半の価格の割には頑張っているように感じます。

なお、全般的な使い勝手のよさ、操作性・利便性は、私の想像以上です。車のナビは おそらく 2014年あたりの製品ですが、CarPlayとAndroid Autoの利便性、液晶品質などは 比較にならないほどによりものです。

 

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