Geekbuyingのサイトを何気なくみていると、見慣れない「Jumper EZBook 3X, JPY 18923.26」の文字が。さらに進んでいくと「3X」とは「EZBook 3SE」、2017年8月19日時点ではプレセールとなっていますが、EZBook 3の派生版のようです。なんと、日本円では2万円を切っています。今回はこのEZBook 3SEを、EZBook 3 / 3 Proと比較してみます。
Jumper EZBook 3SEの概要
私の探し方が妥当であれば、2017年8月19日時点にて 3SEの情報源はGeekbuyingのみなのですが(検索するも他にヒットせず)、製品画像は以下のGeekbuyingサイトを参照いただければと思います。
GeekbuyingのホームにあるビックバナーBest Ultra Thin Laptops
から遷移した画面で、下の画像にて「EZBook 3X」の情報が。ここでの「X」とは「名称・型番を伏せておく」的な使い方ですね。そして、画面を遷移すると上記のリンク先・2番目の画像のとおり「EZBook 3SE」の名称が明らかに。
ここでの「SE」の意味は、iPhone SEのSEと同様に「Special Edition」の意で間違いないでしょう。EZBook 3には多くの派生モデルがあり、全てがSpecial Editionのようなものとも思えますが、以下のとおり SE・ノーマル版・Pro・Plusのスペックを整理しました。
※価格はセール・クーポンなどにより流動的なため、今回は未掲載です。
※黄色網掛は、SE / Proとの主な相違事項です。
主要スペックにみる気づき等は以下のとおりです。
- CPUは、ProのCeleron N3450(4コア)に対し、SEはCeleron N3350(2コア)。ノーマル版と同じです。国内で販売しているノートPCで、N3350を搭載する機種としては「ideapad 310S」「Inspiron 14 3000(うち、エントリーモデル)」「ASUS E203NA」があります。
- N3350を搭載する機種のレビュー記事が少ないため、ベンチマーク比較サイトを複数確認したところ、1年ほど前に多く流通していたAtom x5-Z8300より やや上位ですので、Webサイト閲覧、軽めの動画視聴では全く問題ないでしょう。ちなみに、私はAtom x5-Z8300より下位のZ3775の機種を頻繁に使用していますが、Webサイト閲覧、ブログ編集、画像編集では何の不都合もありません。
- メモリはProの半分の3GB。もちろん、メモリは多いほうがよいものの、2GBでは厳しくとも3GBでは十分との認識。私は2GB搭載のWin 10端末を3機種所有しているのですが、2GBでも何とか持ちこたえています。
- ノーマル版のEZBook 3と異なり、SEのディスプレイはIPS。これは大きな利点です。
- 無線LANは、Pro(複数のバージョンがありますが、ここではバージョン3)がデュアルバンド対応に対して、SEはシングルバンド。私の環境ではシングルバンドの利用で全く問題ないのですが、これはお使いの環境によるためにコメントは割愛します。
まとめ
スペック表・上記より、Pro版と比較すると、CPUをよりエントリークラス、メモリを半減し、価格を大きく下げたのがEZBook 3SE。Webサイト閲覧、軽めの動画視聴では、このスペックでも必要にして十分。
私の個人的な興味では、SEがProと同様にアルミ製のボディであるか否か。Geekbuingサイトでは情報がないのですが、サイズがProとほぼ同じことからアルミ製の可能性もあるものの、価格的にはプラスチック製。微妙なところです。
なお、セール・プレセールなどにより価格は流動的ではあるものの、Geekbuyingでの2017年8月19日時点の価格は、Proの約28,000円に対してSEは約19,000円。SEのボディがアルミ製なら明らかに「買い」、そうでなくとも この価格は魅力的です。
Jumper EZbook 3SE (Geekbuying)
Jumper EZbook Pro
▼上記スペック表に掲載のJumper EZBook 3 Plusは、Core m3、SSD 128GBを搭載。セールを行っていることも多く、こちらも見逃せません。
Jumper EZbook 3 Plus Notebook(Gearbest)
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