これは何かの間違いか? 今なお在庫があることが不思議な、Windows 10とAndroid 5.1のデュアルOSタブレットのALLDOCUBE iWork10 Pro。スペック的には非力な Atom X5 Z8330であり、アップデートのできないAndorid 5.1ですが、キーボード付きで安価なため、何かのネタにキープしておくのもよいかも。
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ALLDOCUBE iWork10 Proのスペック
2019年12月にもセール販売されていたのですが、絶滅したかに思えたデュアルOSタブレットであり、販売していることを疑ったのですが、上の画像のとおり、確かにWindows 10とAndroid 5.1を搭載しています。
CPU | Atom X5-Z8330 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB eMMC |
ディスプレイ | 10.1インチ、IPS、解像度 1920 x 1200 |
WiFi | 11ac/a/b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
ポート類(本体) | USB Type-C (給電、データ通信用)、Micro USB、Micro HDMI、SDカードスロット、キーボードにUSB 2.0 x 2 |
バッテリー容量 | 3.7V 6500mAh(24.05WH) |
サイズ(本体) | 261 x 168 x 9mm、586g |
OS | Windows 10 + Android 5.1 |
CPUはAtom Z8350ではなくZ8330ですが、パフォーマンスに大きな差はないでしぃう。Z8350の場合、以下のドンキの激安UMPC「Nanote」などで、新規販売の製品に搭載される事例もあります。ただし、Apollo Lakeの1世代前のエントリーCPUでもあり、高速タイピング時には文字反映の遅延も感じることから、Webサイト閲覧やWordなどの軽作業にとどめておくべきものです。
その他の特記事項、留意すべき事項は以下です。
- eMMC 64GBにWindows 10とAndroid 5.1が同居しているため、写真や動画を多く保存すると、Windows 10の大型アップデート時には、更新ファイル・バックアップファイルを保存する容量を確保できず、アップデートできないことにつながります。
- Androidは5.1以降にアップデートできず。私はしばらく 5.1のスマホを操作していないのですが、アプリによっては新規インストールできずに、使用が特定のアプリに限定されることもありそうです。
- 古い製品ですが、解像度とデュアルバンド対応のWiFiは立派(WiFiは誤植かも)。
- 本体の重さは586gですが、キーボードは本体の重量とのバランスをとるために同程度の重量があり、10インチながらも、キーボードとのセットは1kg超となります。
ALLDOCUBE iWork10 Proの外観と機能
今まで気が付かなったのですが、iWork 10 Proは以下のCHUWI Hi10 Proとかなり似たデザインとなっています。色は異なりますが、相違はスピーカーの位置ぐらいでしょうか。
▲古い記事なので現在の使用感とは異なり、上位のPCを使い慣れているとモッサリとした動きを感じます。
▼スピーカーの位置以外はHi10 Proと同じ構成(iWork10 Proは右サイド、Hi10 Proは両サイドにあり)。Mini HDMIとありますが、Micro HDMIです。
▼Hi10 Proの兄弟モデルとすれば、背面はアルミ製。
▲古いALLDOCUBEの製品に共通する漢字のロゴは、サイズ的には同社の他製品よりも控えめです。
▼おそらくはHi10 Pro / Air / Xと色違いのキーボード。とすると、敏感すぎるタッチパッドの課題あり(誤動作を招くため、オフにする必要あり)。
まとめ
古すぎるAndroid 5.1とのデュアルOSでもあり、今となっては需要は少ないかと思いますが、デュアルOSの2 in 1としては今回がラストチャンスか? CPUが非力なため、おすすめするものではありませんが、Android 5.1を試してみて、使えないと判断した場合には、Windows 10のシングルOS化も継続利用の手段の一つ。
私は逆に、この iWork10 Proの久々の販売情報をみて、Hi10 Proをシングルブート化したものの、デュアルブートに戻したくなりました。ただし、現在、電源の入らない状況であり(電源不良のChuwi Hi10 Pro、バッテリーを外し付け直すも復旧せず)、電源復旧が課題となりますが。
▼2020年5月7日時点のBanggoodの価格は、キーボードとのセットで189.99ドル
▼ライトユースでサクサク動作する、安価な2 in 1なら、こちらのCHUWI Hi10 Xがおすすめ
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