iPad mini 6,7用、キーボード付きケース 実機レビュー。ケース分離色で重宝、深めのストロークで打鍵感も標準以上 | Win And I net

iPad mini 6,7用、キーボード付きケース 実機レビュー。ケース分離色で重宝、深めのストロークで打鍵感も標準以上

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

今回レビューする製品は、Amazonで購入のiPad mini 7,6向けのキーボード付きケースです。AliExpressで販売のキーボードケースも含めて検討した結果、通勤電車内での使用を前提として、ケースを取り外し可能な製品を購入。YouTubeのレビュー動画で複数投稿のある「Earto」の製品と同型となる「SHMBTKB」の製品です。

全体の質感としては 5,999円の価格なりですが、キーボードはキーピッチが狭いながらも、十分に実用的です。私は古くは ロジクールのiPad mini 3向けのキーボードケースを多用していましたが、同水準以上の快適さでタイピングできています。

 

購入したキーボード付きケース

購入したキーボード付きケースは、上の画像・以下のケース分離式の製品です。仕様としては(2025年7月28日現在では売り切れの)Eartoの製品(Amazonはこちら)が詳しいため、そちらも併せて参照ください。

なお、以下の「SHMBTKB」には技適マークがありませんが、Eartoの製品の外箱には技適マークがあり、個人的に本製品は同型であることにより 問題ないとの認識です(個人の判断です)。

 

▲▼製品の主な仕様は以下です。

  • 実測のサイズは、201 x 150 x 21mm、いづれも最長・最厚部分の計測
  • 重量は 435g、iPad mini 6の297gとあわせて 732g。軽くはないですが、ケース分離式・本体の保護、ケースを含めた本体とキーボードのバランスを考慮すると、全体の重さは妥協すべきポイントです。
  • Bluetooth 5.1、バッテリー容量は280mAh、USB Type-Cでの充電。
  • iPad miniの最大傾斜角度は 120度。もう少し角度が欲しいところ。
  • 実機で計測の、主要キーのキーピッチは15mm。

 

▼本来は以下の高品質な「DOQO」の製品が欲しかったのですが、重さと価格、マグネット式の取り付けでは 通勤電車内での使用には不安があったために見送り。ただし、この高品質な製品には大いに惹かれるため、いづれ購入するかも。

 

開封、付属品

開封、付属品、キーボード付きケース単体について記載します。

 

▼シンプルな外箱は、Eartoの製品と同じです。Eartoの製品の場合は、裏面に技適マークがあるのですが、本製品ではありません。ただし、同一製品であり、問題ないとの認識です。

 

▼簡易的なビニールでの梱包です。

 

▼キーボードの充電用のUSB-C to A ケーブル、多言語表記の説明書が付属しています。

 

▼キーボード面も含めて、より高品質であるとよかったのですが、5,999円の価格なりの質感です。なお、素材がより高品質であればの意味であり、作りに粗さなどは感じません。

 

▼背面には模様が入っています。なお、油脂の付着は目立ちにくいもの。

 

▼キーボードの全体像。主要キーのキーピッチは、iPad mini向けのキーボードとしては一般的な15mm。10インチ並みの快適なタイピングを期待するのではなく、ソフトキーボードよりも速くタイピング可能程度を前提とするものです。

やや気になるのが、キーボード上のブランドのロゴが大きいこと。読み方もわからないのですが、もう少し控えめで、左右のどちらかにあるとよかったのですが。

 

▼Return キーはやや小さいのですが、誤タイピングを招くものではありません。私が数日間使用して、誤タイピングを招きやすいのが、Delete キー上のキーです。

 

▼本体の装着はマグネット式です。かなり強力なマグネットで、通勤電車内での使用などにおいて、安心感があります。

 

▼背面にも、ケースと同じ模様があります。四隅にあるゴム足は、サイズの割には効果が大きく、タイピング中に本体が動くこともありません。

 

iPad mini 6との組み合わせ

続いて、iPad mini 6との組み合わせを、ケースのみとキーボード付きに分けて記載します。

 

ケースのみ

想像以上に重宝するのが、ケース単体です。キーボード側のベゼルが逆側より太いのですが、縦持ちの際に、太い側に親指をかけることになり、この太さが絶妙なサイズ感です。

 

▼本体の保護のための太いベゼル幅が気になる一方、前述のとおり、縦持ちでの左側の太さは便利です。

 

▼ケース装着により、Touch IDはやや押下しづらくなります。

 

▼USB Type-Cの開口部は広く、充電時の妨げになることはありません。

 

▼このように、キーボードの上に iPad miniの液晶を上にして装着することもできます。

 

▼なお、上の写真で装着している Apple Pencil 代替品は、以下の製品です。

 

キーボードケース

上の写真のように、グレーの色合いはわるくないのですが、樹脂製のキーボードとケースであり、高級感はありません。ただし、全般的な作りはわるくなく、作りの粗さも感じません。

 

▼正面からの撮影です。タッチパッド付きの場合には、液晶とキーボードの距離が近く、製品によってはファンクションキーを押下しづらくなりますが、本製品では程よい距離感です。

 

▼キーボードの傾斜は程よいもの。

 

▼液晶を最大限開いた様子。角度は120度ですが、私としては、もう少し角度が欲しいところ。ただし、これ以上の傾斜をつけると、重さ的なバランスにも影響すると思われ、やむを得ないところでしょう。

 

▼閉じると太さが際立ちます。マグネット装着式でないこと、ケースによる本体の保護を考慮すると、これも仕方のないところです。

 

▼ケース面の質感がわかるように拡大。模様のある広い面積は樹脂、端の部分はTPUです。

キーボードの使用感

キーボード付きケースの最大のポイントとなる、キーボードの使用感について記載します。8.3インチ向けのキーボード、キーピッチ 15mmのキーボードですので、iPad 向けのキーボードほどに快適なキーボードではないことを前提に記載します。

全般的に、私は iPad mini 3にて、2種類のロジクールのキーボードケースを使用していましたが、これらと比較しても打鍵感は良好。このクラスのキーボードとしては、かなり快適な部類です。

  • 私は古い iPad あるいは iPad mini向けのキーボード付きケース / キーボードを10製品以上 所有していますが、キーストロークは かなり深い部類。これにより、しっかりとした押し込み感があります。
  • キーストロークが狭いため、誤タイピングが少ないとは言い切れず。
  • ただし、8インチのUMPCと比較すると 特殊なキー配置が少なく、UMPCよりも確実なタイピングが可能です。
  • 当記事のほとんどを、今回レビューのキーボード付きケースを利用して編集していますが、ほどほど快適にタイピングできています。
  • ただし、長時間のタイピングでは肩こりを招き、また、当キーボードの使用後に通常のキーボードを使用すると、通常のキーボードの誤タイピングを招くことがあります。

 

iPadでのハードキーボードでのタイピングにおいて、課題となるのが「英数・かな」の切替ですが、以下の記事に記載のキー割当の変更などにより、Command キーのワンタッチで行うことができます。

iPad / iPad OS、英数・かな切替をCommand キーのワンタッチで行う設定

 

まとめ

Amazonで販売の、iPad mini 6,7向け ケース分離式のキーボード付きケースのレビューでした。8.3インチのiPad mini向け、キーピッチの狭いキーボードですので、iPad 向けと比較すると快適タイピングではないものの、かつて使用していた iPad mini 3向けのロジクール キーボード付きケースよりも、良好なタイピング感です。

また、文中に記載の以下の事項も含めて、おすすめできる キーボード付きケースです。

  • 繰り返しの記載ですが、iPad mini向けのキーボード付きケースとしては、タイピング感は良好。
  • ケース分離色で、ケース単体としても重宝します。
  • 強力なマグネットでの取り付けとなり、通勤電車内での使用においても安心感があります。
  • 一方、最大傾斜角度は120度となり、もう少し角度が欲しかったところ。
  • 製品の品質は価格なり。作りはわるくないのですが、樹脂製の製品としては やむを得ない。

 

▼レビューした製品はこちら。

コメント

タイトルとURLをコピーしました