2月14日現在、Lenovo 直販サイトでは ThinkPad E14 /E15が大幅割引のセール対象となっていますが、Ryzen 5 4500Uにメモリ 8GB、PCIe SSD、14インチ FHD / IPSパネルを搭載の「IdeaPad Slim 550」も侮れません。2021年2月14日時点のセール価格は 52,668円(税込・送料込)と、Xiaomiや中国新興ブランドのPCを凌駕するコスパの高さです。
(本記事は2020年10月に投稿した記事をリライトしたものです)
公式サイト
IdeaPad Slim 550 AMD版のスペック
メモリはオンボードとなり増設できないのですが、やはり AMD Ryzen 5 4500UとPCIe SSDが大きな魅力。シルバー色もあってか、軽量ノートを想像していたのですが、14インチで1.45kgは一般的、あるいはやや重ため。
CPU | AMD Ryzen 5 4500U |
GPU | Radeon Vega 6 |
メモリ | 8GB DDR4-3200、オンボード |
ストレージ | 256GB (PCIe NVMe, M.2 SSD) |
ディスプレイ | 14インチ、IPS、解像度 1920 x 1080、非光沢 |
WiFi | 11ac/a/b/g/n |
Bluetooth | 5.1 |
ポート類 | USB Type-C、USB 3.0 x 2、HDMI |
サイズ | 約 321.6 x 211.6 x 17.9mm、約 1.45kg |
OS | Windows 10 Home |
その他 | 指紋センサー、バックライト付きキーボード |
Ryzen 5 4500Uは上記のXiaomi Redmibook 16にも搭載されていますが、同記事に掲載のRyzen 5 4500UのGeekbench 5のベンチマークスコアは以下です。
▲上から順に、IdeaPad Slim 550のRyzen 5 4500U、一般的なCore i7-10510U、以下の手持ちのミニPCに搭載のCore i7-8565U。
普段使いのレスポンスに直結するSingle Coreのスコアは、インテル 第10世代のCore i7-10510Uと同水準。メディア系の強いRadeon Vega 6を搭載していることにより、Multi-CoreはCore i7-10510Uの統合型GPUを大きく凌駕しています。
52,668円の価格でこのスコアは頼もしく、16インチの最小構成で6万円代のXiaomi Redmibook 16と同等、もしくはそれ以上のコスパ度です。Redmibook 16のストレージはSATA接続のSSDですが、IdeaPad Slim 550はより高速なPCIe SSDを標準装備していることも大きなポイント。
また、Lenovo ThinkPadの最小構成の場合には、低解像度で視野角の狭いTNパネルとなることも多いのですが、本製品は最小構成でもFHDのIPSパネルを搭載していることも頼もしい。
IdeaPad Slim 550 AMD版の外観と機能
イメージ画像では、ベゼル幅を多少狭く見せているかもしれませんが、左右はほぼベゼルレスと言えるほどに狭いもの。画面占有率は90%とあり、85%あたりでもベゼル幅は十分狭いように感じるのですが、ディスプレイ下の狭さが貢献しているように感じます。
▼以下は英語キーボードの画像ですが、タイピング重視のThinkPad派からみると、このキーボードがポイントの一つでしょうか。ストロークがやや浅いように見えます。
▼私としては、ThinkPadに赤のトラックポイント(赤ポチ)の配色が好みですが、シルバーボディもわるくはありません。なお、公式サイトのレビュー記事を参照すると、IPSパネルの視野角は広いものの発色がよくないとのコメントもあります。
まとめ
私としてはタイピングに優れたThinkPad推しですが、IdeaPad Slim 550のコスパ度の高さも侮れず。AMD Ryzen 5 4500Uを搭載し、GPU系のベンチマークでは、インテル 第10世代のCore i7-10510Uを大きく凌駕する本製品が 、税込・送料無料で 52,668円とは驚愕の価格です。
▼今回紹介のバージョンは中央のメモリ 8GB版。4GB版はより安価ですが、4GBでは心もとない。ただし、8GB版の出荷は2ヵ月以上となっていることに注意。
▼2月14日時点の他のセール情報はこちら。
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