AMD Ryzen 5 3500Uを搭載する14インチノート「Huawei HONOR MagicBook 14」。Core i5-10210U、Geforce MX250を搭載するバージョンもありますが、コスパの高さではRyzen 5バージョンで決まり。AliExpressの7月30日時点のセールでは、メモリ 8GB、SSD 256GB版が514.58ドルで販売されていたのですが、8/1時点では既に売り切れ。メモリ 16GB、SSD 512GB版は622.99ドルとなっています。
HONOR MagicBook 14のスペック
514.58ドルでSSDは高速なPCIe SSD。中国の新興ブランドに劣らないコスパ度の高さです。AliExpressの製品ページでは、Core i5-10210UとRyzen 5のイメージ画像が並記されていますが、今回紹介のモデルはRyzen 5版。なお、本文ではSSDはPCIe 接続としており、上の画像でも明記されていますが、AliExpressの製品パージでは、SATA or PCIeの接続の種類の記載がないことを、念のために記載しておきます。
CPU | AMD Ryzen 5 3500U |
GPU | Radeon Vega 8 |
メモリ | 8GB DDR4 |
ストレージ | 256GB SSD |
ディスプレイ | 14インチ、IPS、解像度 1920 x 1080 |
WiFi | 11ac/a/b/g/n |
Bluetooth | 規格は不明 |
ポート類 | USB Type-C、USB 2.0、USB 3.0、HDMI |
バッテリー容量 | 未確認 |
サイズ | 323mm x 15.8mm x 221mm、1.38kg |
OS | Windows 10 |
▲AMD Ryzen 5 3500Uのベンチマークは上の記事にも掲載していますが、インテルのCPUと比較した場合、体感レスポンスに影響するシングルコアのスコアはCore m3-8100Yと同水準。一方のマルチコアでは、Core i7-8565Uに迫る勢いです。
HONOR MagicBook 14の外観と機能
中国の新興ブランドのPCと比較すると、キーボード面のベゼル幅などに武骨さも感じますが、天板のブルーのロゴと周囲のラインがよいアクセントになっています。
▲▼左に「Stylish Metal Case」とあり、天板と底板は金属製、キーボード面は金属あるいはプラスチック製と推測。また、右の画像のとおり、電源ボタンは指紋認証を兼ね、フロントカメラはキーボードの上段に組み込まれています。
▲無骨に感じるのが、キーボード左右のベゼル幅が太いことに加え、タッチパッドがそれほど大きくないこと。「キーボードのベゼル幅が太い」要因としては、中国製PCのキーボードに多い右一列(ページアップ・ダウンなど)がないこともあります。この右一列がないキーボードが好みの方も多いはず。
▼15.6インチのMagicBook 15の画像ですが、上の画像とあわせて、ポップアップ式のカメラはFnキーの行の中央に組み込まれているのがわかります。
▲15.6インチのメモリ 16GB、SSD 512GBの場合、AliExpressでの販売価格(8/1時点)は 629.99ドルと安いのですが、キーボード面のベゼル幅は古いMacBook並みに太いのが気になります。
まとめ
中国の新興ブランドのPCと同様に強烈なコスパ度の「Huawei HONOR MagicBook 14」。競合機としては、同じくAMD Ryzen 5 3500Uを搭載する14インチの「Xiaomi RedmiBook」がありますが(Xiaomi RedmiBook、AMD Ryzen R5-3500U版のコスパ度をCore i3-8145U版と比較してみた)、MagicBook 14がやや割安なうえに、ポップアップ式フロントカメラや天板のブルーのラインなど、デザイン的にも優れています。
▼こちらのRyzen5 4500U版も気になります。
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