HP オンラインストアにて、7月17日（月） 23:59まで、年に一度のPREMIUM SALEが開催されています。最安のPCは、14インチでAMD Athlon Siliver 7120Uを搭載の「HP 14-em」が税込 35,840円。ただし、この構成ではレスポンスに難があり、使用範囲が限定されるため、AMD Ryzen あるいは インテル 第12世代以降のPCがおすすめです。
HP Pavilion 15-eh（AMD）
15.6インチのタッチパネル、CPUにAMD Ryzen 5 7530Uを搭載する「HP Pavilion 15-eh（AMD）」ですが、最安構成 メモリ 8GB / PCIe SSD 256GBのモデルが 税込 73,600円での販売です。
ディスプレイのアスペクト比は、最近多くなった 16 : 10ではなく 16 : 9の一般的なワイドパネルであることに留意ください。
CPUのRyzen 5 7530UのGeekbench 5 CPUベンチマークのシングルコアの指標は、Ryzen 7 5800H / Ryzen 7 6800U / Core i7-1165G7と同水準。以下のRyzen 7 5800Hの使用感では、在宅勤務などの普段使いでは キビキビと動作し、ストレスはありません。
▼色はセラミックホワイトとフォグブルーの2色。私の個人的な好みとしては フォグブルー。ホワイトモデルの場合、キー印字の視認性がよくないようにも感じますが、バックライトを備えています。また、全ラインナップともに指紋認証を搭載しています。
▼販売ページはこちら。Chromeのタブを多く開いて作業する場合などには、メモリ 16GBモデルが望ましいのですが、メモリ 16GB / SSD 512GB版は 89,100円となり、メモリ 8GB / SSD 256GB版との価格差は 15,500円と、やや大きいです。
HP 14-em
冒頭に記載のとおり、最小構成のAMD Athlon Siliver 7120Uを搭載するモデルは、税込 35,840円で販売の「HP 14-em」。この価格でも 全モデル共通の14インチ 1920 x 1080のIPSパネルとなりますが、CPUのパフォーマンスとメモリ 4GBから Wordなどの軽作業向け。このため、AMD Ryzenを搭載するモデルをおすすめします。
下の画像中央のモデルは、Ryzen 3 7320U / メモリ 8GB / SSD 256GBのモデルです。このモデルでは、Web サイトのブラウジングに動画視聴、Excelなどの在宅勤務においては、遅さを感じることなく動作します。
質量は約1.39kgと外出時の携帯用には適さないものの、この価格帯で急速充電（45分で50%の充電が可能）に対応していることもポイントの一つ。
なお、キーボードは Enterキー右に PageUpなどのキーが一列あり、当初は誤タイピングを誘発する可能性があるものの、慣れの問題です。
▼競合製品としては、以下の記事で掲載のデル Inspiron 14 (5435)。「HP 14-em」よりも重いですが、ディスプレイのアスペクト比は 16 : 10です。
Inspiron 14 (5435)ノートパソコン(2023年3月3日発売)
HP Spectre x360 14-ef
こちらはインテル 第13世代 Core、13.5インチ タッチパネルのディスプレイが360度回転する Yoga スタイルの「HP Spectre x360 14-ef」。
最小構成においても、CPUは Core i5-1335U、メモリ 16GB / PCIe Gen 4 x 4の512GB SSDを搭載しています。また、最小構成のディスプレイは 1920 x 1280ですが、有機ELパネル 3000 x 2000の高解像度のモデルもあります。ディスプレイのアスペクトは 3 : 2となり、16 : 10よりも更に縦の表示領域が長く、Web サイトのブラウジングや Excelでの利便性が高いです。
約1.39kgと外出時の携帯用としては厳しい重さですが、データ量多めのExcelやAccessもサクサクと動作する水準であり、出張時のお供にもよさそうです。
▼右のモデルは、Core i7-1355U、メモリ 32GB、SSD 1TB、3K 有機ELパネルのモデルです。
