CHUWIより「UBook X」が発売となりました。先行して Core m2-8100Y あるいはGemini Lake N4100を搭載するUBook Pro、Gemini Lake N4100を搭載するUBookが販売されていますが、このUBookシリーズの第3段。N4100、メモリ 8GB、SSD 256GBは同様ですが、アスペクト比 3:2 / 解像度 2160×1440と通常の16:9よりも縦長の12インチディスプレイであることが大きな特徴。
参照元
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CHUWI UBook Xのスペック
ディスプレイ以外は現行のUBook Pro Gemini Lake版(Core m3-8100Y版もあり)とUBookと同スペックのUBook X。ただし、先ほどAmazonやAliExpress、Banggoodを確認すると、従来は多数あったUBook Proが少なくなっていることから(Core m3-8100Y版は見当たらず)、今後 UBook Xに置き換わる可能性もあります。
UBook Xのスペック詳細は以下となります。
CPU | Gemini Lake N4100 |
GPU | Intel Iris Graphics 600 |
メモリ | 8GB LPDDR4 |
ストレージ | 256GG SATA SSD |
ディスプレイ | 12インチ、IPS、解像度 2160×1440(アスペクト比 3:2) |
WiFi | 11a/ac/b/g/n |
Bluetooth | 5.0 |
ポート類 | USB Type-C (フル機能)、USB 3.0、Micro HDMI、カードスロット |
バッテリー容量 | 未確認 |
サイズ(本体) | 292.19 x 207.89 x 9mm、780g |
OS | Windows 10 Home |
その他 | 筆圧4096レベルのスタイラスペン(HiPen H6)に対応 |
▲やはり大きなポイントは、通常の16:9のアスペクト比よりも縦長の3:2のディスプレイ。私が所有の10インチクラスでは、以下のSurface Goが3:2のアスペクト比ですが、通常のディスプレイと比較して著しい相違ではないものの、ExcelやWebサイトの閲覧で縦長の情報量の多さを活かすことができます。
ちなみに、12.3インチのUBook Proの解像度は 1920 x 1280。UBook Xは 解像度 2160×1440と纔かにアップしています。
CPUのGemini Lake N4100は、Wordやデータ量の多くないExcelなどのライトユースではサクサクと動作しますが、Core m3-8100Y版のUBook Proの流通が復活しない場合には(7/30時点では海外通販サイトとAmazonで見つからず)、ぜひワンランク上のCPUを搭載するバージョンもリリースしていただきたいものです。
外観と機能
UBookのネーミングの由来は、上の画像のとおりにキックスタンドがU字型となっていること。軽量化に貢献しています。色合いとしては、CHUWIの他製品に共通するシックなグレイですが、おそらく背面はアルミ製と思われます。
▼上の画像はUBook X、下の画像はUBook Pro。UBook Xのイメージ画像は背景が黒でわかりにくいのですが、UBook Proよりも上のベゼル幅が気がつかない程度に狭いものと推定します。
また、UBook Proではブラックのキーボードから何故か(在庫不足?)ブルーのキーボードに変更となりましたが、UBook Xはブラックのキーボードとなり、私としてはベゼルのブラックと統一感がありホッとしました。
▲UBook X(上)とUBook Pro(下)のポート類は右側が異なっています。私としてはUSBポートの多いProが好み。
まとめ
11.6インチのUBookと12.3インチのUBook Proの中間となる、12インチのUBook X。なぜここで 12インチかと疑問だったのですが、(繰り返しますが)UBook Proは在庫のみの流通であり、UBook Xに置き換わるものと推測します。この場合には、やはり上位のCPUを搭載するバージョンのリリースに期待。
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▼Amazonの販売情報
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