10.8インチと10インチより一回り大きく、鮮やかで明るいディスプレイを搭載する「Chuwi Hi9 Plus」。専用キーボードとマウスを用意するとPCライクになるために、メインタブレットとして利用の期待値大。ただし、個体差だと思いますが、スリープ時のバッテリー消費が激しい状況に悩まされています。
バッテリー消費改善に向けて、設定を見直したものの状況は変わらず。今回は途中経過となりますが、スリープ時のバッテリー消費の状況と、未解決ながらも対応したことを記載します。
スリープ時のバッテリー消費の状況
まずは以下のBattery Mixで計測したグラフより。
以下の上と下のグラフでは、計測の日数の範囲が異なるのですが、上が一週間、下が3日半のバッテリー消費状況です。グラフの赤が充電中、青がスリープの状態です。
双方ともに、CPUにHelio X27を搭載していますが、上はAndroid 8.xのChuwi Hi9 Plus、下はAndroid 7.xのTeclast T20。
▼Chuwi Hi9 Plusは、スリープ時にもかかわらず、激しくバッテリーを消費しています。Battery Mixのリスト表示で確認すると、設定をどのように変更しても、約20分に1%の割合でバッテリーを消費します。
単純計算では、20分×100=2000分、2000分÷60分=33時間、33時間÷24=1.38日となり、約1日半のスリープでバッテリーをフルに消費することになります。実際に何日かウォッチしたなかでは、感覚的にもこれとマッチします。
▲一方のTeclast T20は以下のバッテリー消費を抑えるアプリ「iBattery」が程よく機能しています。それ以外の設定はデフォルトのままですが、8~9時間で1%のバッテリー消費とかなり優秀。上のChuwi Hi9 Plusとは、Androidのバージョンは異なるものの、基本スペックに大きな差はありません。
バッテリー消費抑制のために対応したこと(未解決)
Chuwi Hi9 Plusのスリープ時のバッテリー消費抑制のために、あれこれと対応しているのですが、以下の対応を行なっても未解決。多くのAndroidの場合、これらの対応で抑制となるのですが、原因もわからず、手探りで対応している状況です。
- アプリの通知を行わないに設定。「設定」「アプリと通知」にて、一部のSNSを残し、通知をすべてオフに設定。
- セキュリティアップデートも含め、OSを最新版に更新。
- 「WiFi 自動オンオフ」アプリを導入し、スリープ時はWiFiをオフに設定。
- 「WiFi 自動オンオフ」を導入しても、バッテリー消費が改善されなかったため、WiFi、モバイル通信ともにオフに設定。
- 上記の省電力設定アプリ「iBattery」を導入しても、機能していない模様。ただし、そもそも Android 8.xには対応していない可能性もあります。
- 他のバッテリー消費抑制のアプリを導入するも、効果なし。
- バックグラウンドで稼働しているアプリの抑制。
- 初期化後の再設定。
上記の1〜8の対応を段階的に行ったのですが、どの段階でも約20分のスリープでバッテリーを1%消費する状況は全く変わらず。アプリ毎のバッテリーの消費をみても、特に暴走しているアプリもなく不思議な状況です。現時点では何の役にも立たないのですが、経過報告です。
▼「設定」「電池」の画面ですが、前回のフル充電は23時間26分前で、フル充電以降の画面の電池使用状況が3分、バッテリー残量が22%と、Battery Mixでの使用状況と同じ水準です。未だ原因はつかめず。
▼Chuwi Hi9 Plusの実機レビュー記事はこちら
コメント
うちはadguardを入れてから電池持ちが良くなった気がします
情報、ありがとうございます。広告ブロック系のアプリは試していないので、試してみます。
私の場合、ブラウザも立ち上げていないスリープ時にもバッテリー消費が激しく、試行錯誤中です。