14.1インチにAtom X E8100を搭載するWindows 10 ノートである「Chuwi HeroBook」。そのCPUから省電力であることをアピールするエントリー機の位置づけですが、Chuwi LapBook SEと同じ製造元による製品となり、質感が高そうなボディも特徴の一つ。
速報ベースの概要は先の記事「Chuwi HeroBook、Atom E8000搭載の14型省電力ノートのスペックと特徴」にてお伝えしましたが、2019年2月7日現在 海外通販サイト「GearBest」での初値は199.99ドルとなっており、あらためてスペックと特徴の確認です。
また、文末に記載のとおり、日本のAmazonでも販売開始となっています。
※ 2月1日時点では269.45ドルとなっていましたが、価格を下げてきたために、記事を修正しています。
Chuwi HeroBookのスペックと特徴
Chuwi HeroBookのスペックは以下となります。
- CPU: Intel Atom X E8000
- メモリ: 4GB DDR3
- ストレージ: 64GB eMMC ( M.2 SSDの増設・換装可能)
- ディスプレイ: 14.1インチ、解像度 1366 x 768
- Bluetooth: 4.0
- WiFi: 11a/b/g/n/ac
- ポート類: USB 3.0 × 2、Micro HDMI
- サイズ: 33.20 x 21.40 x 2.13 cm、 1.3900 kg
よくもわるくもChuwi HeroBookの大きな特徴は、Atom X E8000を搭載すること、そしてディスプレイの解像度。
E8000はZ8350よりやや優位であることから、Webサイト閲覧などのライトユースでは問題ないのですが、気になるのは 1366 × 768の解像度。
同じ解像度の10.1インチ、11.6インチでもテキスト表示では粗さを感じることから、14.1インチでは私としては抵抗があるかも。
ただし、エントリークラスのCPUと低めの解像度の恩恵か、文末のとおり初値は199.99ドルと安価な価格設定となっており、この価格なら十分に納得。
▼以下の記事でも記載しましたが、Atom E8000のベンチマークはZ8350よりやや優位。重い処理には向きませんが、M.2 SSDを増設できることを思えば、Z8350よりもコスパ的には魅力です。
▲デザイン、サイドの処理が2.5Dであることは、以下のChuwi LapBook SE / Pro、Teclast F7 Plusと同じ。つまりは、同一製造元の製品です。
▼横幅いっぱいに拡がるキーボードも上記機種と同じ。
▲Chuwi LapBook SEのキーボードと同様のキーの感触であれば、古人的にはMacBook Air 11 以上にタイピング感のよいキーボードです。
▼ポート類は、USB 3.0 × 2にMicro HDMIと標準的な仕様です。
▲▼下の写真の上のPCはChuwi LapBook SEですが、サイドの処理がHeroBookと同じとなり、同一製造元であることは明らか。
▼Chuwiのラインナップのなかでも特に格安な端末となりますが、それでもM.2 SSDの増設には対応。
まとめ
14.1インチとしては1366 x 768の低解像度であるものの、初値が199.99ドル。Atom E800搭載のために負荷のかかるアプリなどには向きませんが、お手軽端末として、あるいは家族向けのサブPCとしてなら十分です。
また、実機を確認しないとわからないものの、Chuwi LapBook SEと同一製造元のため、そのデザインと質感の高さを期待できます。
▼GearBestでの価格情報。初値は199.99ドル。発売直後のためか、2/7時点での出荷は3/8となっています。
▼いつの間にか、Amazonでも販売開始となっています。2019年3月31日時点の評価は上々。
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