私は複数のMacに Boot Campによる Windows 10、Macの仮想環境にWindows 10、Windows PCをHackintoshによるMacの導入と、デュアルブート化することも多いのですが、悩ましいのが Boot Campする際のWindowsへのストレージの割当容量。
同様に悩んでいる方も多いと思いますので、私の事例から、参考までに 動画などの大容量を保存しない前提での、Boot CampでのWindows側のストレージ割当容量の目安を記載します。
Boot CampしたMac、2機種のWindows 割当・使用容量
はじめに、私がBoot CampしたMacでの、Windows側に割り当てたストレージ容量について記載します。Boot Campした Macは以下の3機種。MacBook 12以外は発熱に課題があり、常用困難です。
- MacBook 12、Boot Campにより Windows 10を導入。発熱も少なく常用可能と判断
- MacBook Pro 15、Boot Camp Windows 10でのCPU温度が100℃超えに。やはり困難なBoot Campの常用
- MBA 11 Mid 2011にBoot Campで導入したWin 10の使用感。心地よいレスポンス・タイピングなるも発熱の課題あり
▼上の画像は MacBook 12、下の画像はMacBook Pro Retina 15インチ Late 2013。MacBook Air 11インチ Mid 2011は、現在はmacOSのみのSSDに換装したため(スクショを撮っていない)省略しています。
15インチは、Windows 10から11に更新し、失敗したままの状態です。いづれも、Google Chrome、ベンチマークソフト、軽量の画像編集ソフトをインストールした程度ですが、Boot Camp側は、前者が21.13GB、後者が21.16GBと、ほぼ同容量を消費しています。ただし、Windows側でみる容量と異なりますので、規模感としての使用量です。
▼こちらはMacBook 12のWindows側の仕様より。
Windowsのバージョンにより、容量は多少異なりますが、Windows 10 Pro / 21H2を導入しています。また、2つめの画像のとおり、上記の使用量 21.16GBに対して、Windows側の認識は 27.6GB。深追いはしていませんが、それなりの差があります。
Windows 10 単体PCでのストレージ、使用容量
私は評価機も含め、複数のWindows PCを所有していますが、私のWindows PCの使い方としては、記事・画像編集をメインとし、動画など大容量のファイル・ゲームなどの大容量ソフトをインストールしていないため、概ね最低限の使用容量かと思います。
インストールしているソフトは、Google Chrome、ベンチマークソフト(大容量ではない)、PCによってはMS Office程度です。これを前提に2台のみですが、Widnows 10 PCでのストレージの使用容量を確認してみました。
▼上はストレージを消費している部類となる端末ですが、私の使い方ではそれでも 58.3GB。下の画像は必要最低限水準ですが、折しも Windows 10の更新・一時ファイルが保存されている状態で 43GBの使用量です。
▲記事編集中にWindowsのセキュリティアップデートが始まり、20分ほどで 43GBから47GBに増大しました。
Boot Campに割り当てる、ストレージ容量の目安
Boot CampのWindows側に割り当てるべきストレージの容量は、お使いのMacのストレージ容量やWindowsの使い方により異なりますが、多くのストレージを消費しない私の状況に当てはめると、必要最低限では50GB、Windows 更新(11への更新ではありません)に使用する一時ファイルの領域を考慮し、60GBが妥当と判断します。ただし、80GB、100GBとする 他サイトの記事もあります。
- 使用頻度が多くない Boot CampのWindows 側での使用領域は 20GB台後半あたり
- Windows 10 PCでは、更新の一時ファイルを考慮し、また、軽量アプリで普通に使う場合には 40GB台は必要。
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