先日、中古で購入した「MacBook Pro 15 Retina Late 2013」。Macをメインに利用していますが、Boot Campによる Windows 10を導入しています。がしかし、予想はしていましたが、CPU温度はChromeの通常利用時には 70℃前後、ベンチマーク計測時は100℃に達し、常用はかなり厳しい状況です。
解決策としては、ファン付きのパソコンスタンドを利用するなどの方法となりそうですが、今回はCPU温度 100度越えの状況を記載します。
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Boot CampのWin 10で、CPU温度 100度越えの状況
MacBook Air 11 Mid 2011のBoot Camp Windows 10での運用でも同様でしたが、インテル MacBookでBoot Campした場合、私の事例では Windows 10側でのCPU温度は かなり高くなります。
以下のMacBook Air 11 Mid 2011は、GPUの半田クラックにより起動できない状況から、マザーボードをDIYで交換し復旧したもの。修理業者に見積もりをした際に、「Boot CampでWindows 10で運用した際に、CPU温度の上昇により 半田クラックが生じやすい」とのコメントを受領したことがあります。
さて、懲りずに「MacBook Pro 15 Retina Late 2013」にて、Boot Camp / Windows 10で運用した際のCPU温度の状況は以下です。
▼フリーソフト「HWiNFO」で計測のCPU温度(室温 20℃)
上の画像は起動直後にGoogle Chromeのみを起動した状態、下の画像はGeekbench 5にてCPUベンチを計測中です。HWiNFOでは、CPU温度が90℃以上で赤くなるようですが、ところどころで赤く表示されています。また、4℃と表示されているものは 104℃であることを示します。
▼こちらは、参考までの Geekbench 5でのCPUベンチマークの結果。
▲CPU温度以外に感じ取れるボディの状況などは以下です。
- MacBook Air 11 Mid 2011も同様でしたが、キーボード面の左上は かなりの熱を帯びています。
- キーボードも全般的に温もりを感じます。
- Mac側ではCPUファン音が全く聞こえないほどですが、Windows側では ファンが回転する頻度が高く、ベンチマーク測定時にはファン全開とも言える状況に。
- 前述のとおり、Google Chrome使用のライトユースでCPU温度は70℃前後(室温 20℃)、ベンチマーク測定時には 100℃に達することも。
▼リスクのある状況のため、フリーソフト「Core Temp」より タスクバーにCPU温度を表示し、ウォッチしています。
▲▼Core Tempのインストールと使用事例はこちらの記事を参照
まとめ
MacBook Air Mid 2011 / MacBook Pro 15 Retina Late 2013と、2台のみ Boot Camp化した範囲では、CPU温度が100℃に達することもあり、常用は困難と判断します。MacBook Pro 15 Retina Late 2013はボディが大きいこともあり、MBA 11よりもボディの熱は抑えられていますが、使用を控えめにし様子見の状況です。
▼冷却ファン付き(脱着可能)なパソコンスタンド。こちらの購入も検討中
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