2021年12月にエントリークラスのタフネススマホ「Blackview Ocsal S60」を紹介しましたが、CPUをHelio A22からA25にスペックアップ、メモリを3GBから4GBに増量、バッテリー容量やカメラの画素数も向上した「Blackview Ocsal S60 Pro」がリリースされていますので、スペックと特徴を記載します。
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Blackview Ocsal S60 Proのスペック
Blackviewのタフネススマホとしては「BVシリーズ(Blackview BV8800、AnTuTu 約30万のHelio G96搭載 タフネススマホ。RAM 8GB、Night Visionカメラを装備し、発売時価格は194.99ドル)」がありますが、Oscalはスペック・価格を抑えたシリーズです。
CPU | Helio A25、8コア |
GPU | MG GE8320 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 5.7インチ、解像度 1440 x 720 |
リアカメラ | Sony IMX258 13百万画素 |
フロントカメラ | Sony IMX219 8百万画素 |
WiFi | 11 b/g/n |
Bluetooth | 4.2 |
SIM | Dual Nano SIM |
LTE 対応バンド | FDD spec :B1/B3/B7/B8/B20 TDD spec : B40 |
バッテリー | 5580mAh、充電はMicro USB |
サイズ | 161.7 x 78.5 x 14mm、255g |
OS | Doke OS 2.1、Android 11ベース |
その他 | IP68&IP69Kの防塵・防水、顔認証 |
従来版・無印のOcsal S60からスペックアップした箇所に黄色網掛、Pro版もなお コストカットしている箇所にピンク網掛しています。スペックアップした事項などのコメントは以下です。サイズ、重量に変更がないことから、ボディを変えずにスペックアップしているようです。
- CPUは4コアのHelio A22から、8コアのHelio A25へスペックアップ。AnTuTu ベンチマークスコアは、6万台から9万台と、体感できるほどに向上しています。
- メモリは3GBから4GBに、ストレージは16GBから32GBに増量。
- カメラもSonyのイメージセンサーを採用したうえで スペックアップ。フロントは 5百万画素から8百万画素へ、リアは 8百万画素から13百万画素に。
- バッテリーも 4,980mAhから 5,580mAhへ増量。
▼Helio A25を搭載するスマホのベンチマークスコア・体感レスポンスは、以下の記事を参照ください。サクサクの水準ではないものの、実用的な範疇です。また、解像度は Oscal S60と同水準の 1560 x 720ですが、特に粗さを感じるものではありません。
▼解像度は 1440 x 720ですが、5.7インチとコンパクトなサイズであり、また、上記の同水準の解像度のスマホの使用感では粗さを感じることはないでしょう。
▼エントリースマホでもあり、急速充電には未対応ですが、従来版・無印のOscal 60のバッテリー 4,980mAhから 5,580mAhへ増量となり、重量は同じであることは評価できます。
Blackview Ocsal S60 Proの外観
IP68&IP69Kの防塵・防水を備える「Blackview Ocsal S60 Pro」の外観について記載します。色は、ブラック、オレンジ、グリーンの3色展開です。
▼従来版のS60と同様に、便利なLanyard Hookを備えています。S60は TPUと ガラス繊維入りの樹脂の複合素材を採用しいるのですが、S60 Proも同素材かと思われます。
▼タフネススマホでの採用例が多い、サイドのショートカットボタンは未搭載です。
まとめ、価格情報
従来版のOscal S60のCPU、メモリ、ストレージ、バッテリー容量をスペックアップした「Oscal S60 Pro」。価格を抑えるべく、ディスプレイの解像度を控えめに、CPUもエントリークラスとなりますが、タフネススマホで 119.99ドル(約14千円)の価格は大きな魅力。S60との価格差は千円程度のため、S60 vs S60 Proなら 間違いなく S60 Proがおすすめ。
▼2022年4月28日現在、Amazonではナイトカメラ未装備のバージョンのみの販売ですが、AliExpressではナイトカメラ装備版も販売されています。
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