海外通販サイトを巡回していると、そのコスパの高さやら意外性で「何だ、これは」と唸ってしまうデジギアが多いのですが、なんと約55ドルでAndroid 8.0搭載の「Blackview A20」が販売されています。さすがに、スペックはエントリークラスであるものの、比較的 低いスペックでも動きの軽いAndroid 8.0なら、お子さんのオモチャとしても十分でしょう。
今回はこの「Blackview A20」の概要を確認してみました。
Blackview A20の概要
Blackviewのメジャーな製品としては、Amazonでも販売している以下の防水防塵耐衝撃の「Blackview BV8000 Pro」が主要製品の一つ。こちらはタフであること以外に、オクタコア・メモリ6GB・64GB ストレージと立派な仕様です。やや厳しいレビューコメントが多いのが気がかりですが。
さて、このBlackview A20のスペックは以下となります。
- CPUは、MTK6580 / 1.3GHz,Quad Core
- メモリは1GB、ストレージは8GB
- ディスプレイは5.5インチ IPSに、解像度は480 x 960、18:9の縦長画面
- カメラは、メインは500万画素+30万画素のデュアルカメラ、インは200万画素
- WIFIは802.11b/g/n、Wifi運用がメインとなるだろうとの想いから対応バンドは割愛
- バッテリー容量は3,000mAh、取り外し可能
- サイズは14.60 x 7.07 x 0.96 cm、17g
低価格な機種だけに、CPU・メモリ・ストレージ・解像度ともにエントリークラスですが、以下の動画を参照しても、しっかりと機能するスマホを55ドルの価格で提供できることに驚きです。
なお、「デュアルカメラ」となっていますが、中国新興メーカーのデュアルカメラは機能がイマイチである製品も多いため、当機も おまけ程度のデュアルカメラと捉えたほうが無難。
また、メモリ搭載量よりも心配なのはストレージ容量が8GBと少ないこと。micro SDスロット搭載の情報もないため、ここはやはりお遊び端末と割り切るべきでしょう。
▼この価格帯ですのでボディはプラスチック製ですが、質感もわるくなく、画面遷移に緩慢さは見受けられません。
まとめ
価格なりにエントリークラスなスペックのBlackview A20ですが、やはり最大の特徴はその価格。国内でのバッテリー交換費用よりも安い55ドルで提供できるとは驚きです。
このBlackview A20の使い方は、サブ運用よりも「スマホを持ってみたいと思い始めた小さなお子さんに、自分のスマホを貸すのはちょっとね」という場合に、妥当な製品だと思われます。
▼Gearbestの販売情報です。
▼終了間近ですが、2018年5月21日まで、毎日 先着30個を39.99ドルで販売しています。
39.99ドル 販売ページ
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