AMD Ryzen 7 8845Hを搭載の「GEM12」などのミニPCを低価格で販売。AOOSTARのおすすめ製品をピックアップ | Win And I net

AMD Ryzen 7 8845Hを搭載の「GEM12」などのミニPCを低価格で販売。AOOSTARのおすすめ製品をピックアップ

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Amazonでは多くのブランド・ショップからミニPCが販売されていますが、私がおすすめのブランドの一つが「AOOSTAR」。ミドルレンジからハイエンドまで、選りすぐりの製品を展開しているイメージがあります。

今回は「AOOSTAR」ブランドのミニPCのうち、おすすめする製品をピックアップしました。なお、同社のAmazon  ストアには未掲載ですが、私としては上の画像 右上の大きな筐体の製品も気になる存在です。

引用元

AOOSTAR、Amazon ストア

 

Ryzen 7 8845HS、GEM12

Zen 4 アーキテクチャのRyzen 7 8845HSを搭載する ハイエンドの「GEM12」。他ブランドのミニPCを含めても、2024年7月現在では AMDのCPUを搭載するミニPCとしては、最もハイエンドな製品です。

金属製の筐体に、DDR5 5600MHzのメモリ 32GB、PCIe 4.0 M.2 SSD 1TB(もう一台 増設可能)、USB4を搭載とバランスのよいうえに、外付けグラボを接続可能なOCulink ポートを備えています。

 

▲▼Ryzen 7 8845Hの指標として、CINEBENCH R23  ベンチマークのマルチコア スコアは16673。私は同CPUを搭載するPCを所有していませんが、以下のベンチスコア一覧での比較では、Apple M2 Proを大きく凌駕し、Core i5-13500H、Core i9 12900HKを抑えてトップクラスです。

CINEBENCH R23、ミニPC・ノートPC 30製品で計測のスコア一覧。キビキビ動作のスコアの指標

 

▼パンチング状の天板、厚めのヒートシンクにCPUファン、SSDとメモリの冷却用のヒートシンク・ファンを装備し、冷却対応も万全です。

 

▼製品の詳細情報は、こちらの記事にて投稿しています。

AOOSTAR GEM12、Ryzen 7 8845HSを搭載、OCulink ポートを装備しつつも、他社よりも割安なミニPC

 

▼他社製品の事例ですが、OCulink x  外付けグラボのレビュー記事はこちら。電源・グラボ・OCulinkとグラボ接続用のボードを別途用意する必要があります。

MINISFORUM UM780 XTX、OCulink経由で外付けGPUを接続してみた。接続した機器と接続手順、動作状況

 

▼2024年7月27日現在、メモリ 32GB / SSD 1TBのモデルが 83,600円での販売です。

 

Ryzen 7 7735H、GEM10

こちらはCPUにAMD Ryzen 7 7735Hを搭載する「GEM10」です。上記の「GEM12」と同様に、USB4とOCulink ポートを装備することは共通していますが、「GEM10」はメモリがオンボードのLPDDR5 6400MHz 16GBであるものの、2280サイズのPCIe 4.0 M.2 SSDを3基搭載できることが最大の特徴です。

なお、メモリ 16GBが少ないと感じる方向けには、Ryzen 7 7840HS / オンボードメモリ 32GBのモデルも用意されています。

 

▼最大の特徴となるのが、PCIe 4.0 SSDを3基も搭載可能なこと。M.2 2280 サイズ /2242 サイズ /2.5インチの3基を搭載可能なミニPCの事例はありますが、2280サイズを並列の事例は、私が知る限りでは他にないです。なお、「GEM12」と同様に、SSD用のヒートシンクとファンを備えています。

 

▼2024年7月27日現在、メモリ 16GB / SSD 512GBのモデルが 59,900円での販売です。

 

Ryzen 7 5700U、MN57

価格優先の場合には、CPUにAlder Lake N100を搭載するミニPCがおすすめですが、ワンランク上の製品で価格を抑えたい場合には、Ryzen 7 5700Uを搭載する製品もおすすめです。

 

Ryzen 7 5700Uを搭載のミニPC「T-Bao MN56U」実機レビュー。静音性に優れ、電源はUSB-C、映像出力は3系統
今回レビューする製品は、CPUにAMD Ryzen 7 5700Uを搭載するミニPC「T-Bao MN56U」です。旧世代 Zen 2 アーキテクチャのCPUですが、普段使いでは十分にサクサクと動作し、静音であることも特徴の一つです。 樹脂...

▲上の記事にて同型のモデルをレビューしています。CPUはAMD 旧世代 Zen 2 アーキテクチャーのRyzen 5700Uとなりますが、在宅勤務やWeb サイトのブラウジング、YouTubeの視聴などの普段使いでは、遅さを感じることなく動作します。

映像出力は、HDMI、USB-C、DisplayPortの3系統。上記2製品と比較すると安価ながらも、Alt モードのUSB-Cを装備し、モニターが一定出力以上のPDに対応している場合、ケーブル 1本の接続で本体への給電と映像出力に対応しています。ただし、上記のレビュー記事に掲載していますが、ベンチマークなどで負荷をかけた場合には、強制終了となることもあり、通常はHDMI あるいはDisplayPort 経由での映像出力が無難です。

 

▼こちらは同型の実機写真です。電源はUSB-C、電源ボタンは角に備えています。

 

 

Alder Lake N100、フル機能 USB-Cを搭載

こちらは、国内外通販で大人気のAlder Lake N100を搭載する製品です。人気のポイントは、最多価格帯 2万円台と安価ながらも、2018年に販売のハイエンド寄りのノートPCに搭載の、Core i5 8250Uなどと同水準の実力であること。

AOOSTARの製品は、一見してオーソドックスな筐体・ポート類であるものの、Alt モードに対応したフル機能のUSB-C ポートを搭載していることが 最大の特徴です。これにより、モニターが一定の出力(65W以上が目安)のPDに対応している場合、モニターと本製品のケーブル1本の接続により、PCへの給電とモニターへの映像出力を行うことができます。

 

▼N100の実力は、以下の記事などにて掲載しています。

実機で確認、Alder Lake-N N100 / N95のベンチスコア比較。N100のスコアはCore i3-10110U以上

 

▼他のN100搭載 ミニPCと同様に、2.5インチ HDD / SSDを増設することができます。また、2280サイズのM.2 SSD スロットは、SATA / PCIeの双方に対応。標準装備はPCIe SSDです。

 

 

まとめ

記事編集にあたり、あらためて「AOOSTAR」の製品を確認しましたが、「GEM」シリーズ、Alder Lake N100 ミニPCなど、選りすぐりの製品を他ブランドよりも低価格で販売している事例が多いです。

今回掲載のミニPCと上の画像は、同社製品のごく一部となりますが、例えば「GEM」シリーズのシルバーモデルなども販売されています。

引用元

AOOSTAR、Amazon ストア

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