Android 12 タブレット 複数台でのスリープ時のバッテリー使用量がやや激しく、簡易的にアプリの通知オフ、Bluetooth オフ、機内モードを有効化しWiFiのみをオンにして改善してみましたので、参考までに記載します。
各種設定前のスリープ時のバッテリー消費と比較するものではなく、設定後のバッテリー消費のみを掲載しています。なお、スリープ時のバッテリー使用量の確認には、「AccBattery」アプリが便利です。
バッテリー使用量改善の基本設定
「バッテリー使用量」で確認したところ、スリープ時に「モバイルネットワーク スタンバイ」のバッテリー使用量が大きくなっています。このため、本来は機内モードにより、こちらの使用量を抑制たかったのですが、機能モードの有効化後も大きく抑制できず。
このため、Bluetooth オフ、機内モードオン(WiFiはオン)、各種アプリの通知オフのごく基本的な設定を併用して、今回のスリープ時のバッテリー使用量を確認しています。
▼Blueetoothをオフ、機内モードをオンにして WiFiのみをオンに設定。
▼アプリの通知を全てオフにしました。Android 12での設定は、「設定」「通知」「アプリの通知」から行います。なお、「バッテリーセーバー」は有効化していません。
AccBatteryでのスリープ時バッテリー使用量の確認結果
前述のとおり、上記の基本設定を行う前の状態と比較するものではありませんが、基本設定後のスリープ時のバッテリー使用量の確認結果を掲載します。
▲▼「スリープ時のバッテリー使用量」の確認にあたっては、「AccuBattery」を強くおすすめします。以下の記事で記載していますが、スリープ時のバッテリー使用量が著しく激しい場合には、「ディープスリープ」が適正に機能していない可能性もあります。「AccuBattery」ではこの「ディープスリープ」を確認できます。
▲▼こちらの「CHUWI HiPad Max」では、以下の結果となりました。通知オフなどの基本設定前には、2~3日でバッテリーをほぼ消費していた感覚ですので、②の数値をみるとかなり改善しています。ただし、私としては、もう少し改善したいところ。
- ①の約4日間のスリープ状態でのバッテリー使用量は 0.3% / 時
- ①からの計算結果と同じですが、②のとおり スリープ状態でのバッテリー持ちは 16日と11時間
▲▼こちらの「Blackview OSCAL Pad 10」では、以下の結果となりました。上記の「HiPad Max」よりも計測期間が短いためか、バッテリー持ちがやや小さくなっています。
- ①の約1日半のスリープ状態でのバッテリー使用量は 0.4% / 時
- ①からの計算結果と同じですが、②のとおり スリープ状態でのバッテリー持ちは 10日と15時間
まとめ
Android 12 タブレットにおける ごく簡易的な省電力設定を行い スリープ時のバッテリー使用量を確認しました。2台のタブレットでの確認結果は、(バッテリー容量でも指標は異なりますが)0.3~0/4% / 時とまずまずの結果に。私としてはもう少し改善できるとよいのですが、何とか許容範囲です。
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