Amazonでは 新品、中古品、Amazonの基準で整備済み品など、多くのノートPCが販売されていますが、5万円未満でコスパに優れた製品をピックアップしました。現在のところは 5製品のみの掲載ですが、今後 よい製品があった場合には拡大していきます。
なお、選出においては 以下の製品を除外しています。
- 中古品、整備済み品。中古の場合には、ヤフオクなどのフリマで 状態のよい製品が安価です。
- オリジナルは中国の製品で、MS Officeを付属したもの。MS Officeは Yahoo! ショッピングで安価で購入できるため、一見 コスパが高そうでも、そうではない製品が多々あります。
- CPUが Gemini Lake N4000より下位の製品は、体感レスポンスが望ましくないために除外。
ASUS VivoBook、14インチ Ryzen 3 3250U
最初に掲載するのは「ASUS VivoBook M413DA」。メモリは4GB オンボードで増設はできませんが、CPUにAMD Ryzen 3 3250U、SSDには高速なPCIe SSDを搭載し、価格以上のスペックであることが最大の特徴。
メモリ 8GB / SSD 256GB版の詳細は以下の記事に掲載していますが、Ryzen 3 3250Uのベンチマークスコアは多く出回っていないものの、インテル 第6世代のCore i5-6200U相当の実力はありそうです。
▼私は当初 視野角の狭い TNパネルとの認識でしたが、Amazonの製品紹介では 170°の広視野角とあり、私の懸念は払拭。また、この価格で指紋認証も搭載しています。
▼14インチにして 1.45kgと軽くはありませんが、落ち着いた色合いも好印象。
▼Amazonでの販売価格は 42,800円。ASUS オンラインストアのメモリ 8GBは販売終了とあり、メモリ 4GB版の在庫を捌いている可能性もあります。
▼ベンチマークスコア、体感レスポンスは おそらく同水準であろう PCのレビュー記事はこちら。
Dell Inspiron 15、Core i3-1115G4
こちらの「Dell Inspiron 15」は、Amazon Black Friday セール 16,000円オフでの49,800円であり、本記事の5万円未満とするのは反則的ですが、参考までに記載します。
15.6インチ FHD / IPSパネルに、第11世代のCore i3-1115G4、メモリ 8GBに PCIe SSD 256GBと、私としては 今後 5年間ほどはメインで利用してもよい スペックです。
▼重量は2kg弱と重く、ディスプレイの上とキーボード左右のベゼル幅が太く 無骨さも感じますが、この価格とスペックなら許容できます。
▼ブラック、ホワイト、ブルーの3色展開の本製品ですが、Amazonで5万円未満の販売はブラックのみです。
Lenovo IdeaPad Slim 550i、15.6インチ Core i3-1005G1
タイピングに優れた Lenovo ThinkPadはさすがに5万円未満では購入できず、「IdeaPad Slim 550i」の紹介です。以下の記事のとおり、2021年7月には 6,000円オフのクーポン適用により 35,571円で販売されていたことがあります。
メモリ 4GBであることが惜しいのですが、CPUには 第10世代のCore i3-1005G1を搭載し、ストレージは高速なPCIe SSD 128GB、15.6インチのディスプレイは FHDに 視野角の広いIPSパネルと、メモリ以外に妥協すべき事項は見当たりません。
ちなみに、私はメモリ 4GBの端末で作業することも多いのですが、Google Chromeのタブを20個ほど開いた場合にも、メモリ不足によるレスポンスの悪化を感じることはありません。
▼ブラックのThinkPadに慣れてしまうと、シルバーの外観は新鮮に映ります。
▼こちらは IdeaPad Slim 550iと同じく Core i3-1005G1 / PCIe SSDを搭載するPCのレビュー記事。ExcelやAccessなどの在宅勤務でも キビキビと動作します。
Alldocube GT Book、14インチ Jasper Lake N5100
Android タブレットを多く展開する「ALLDOCUBE」から販売の「GT Book」。中国新興ブランドの製品となると抵抗がある方も多いかと思いますが、国内ブランドや海外大手ブランドの製品よりも質感が高い傾向があり、コスパに優れています。
中国新興ブランドのAndroid タブレットの場合には、液晶品質などに課題を抱える製品もありますが、ノートPCやミニPCの場合、私が複数の製品をレビュー・操作する範囲においては、大きな課題はないとの認識です。
さて、GT Bookの場合、CPUには インテル 第5世代・第6世代のモバイル向け Core i3 / i5水準のレスポンスとなる Jasper Lake (Celeron) N5100、メモリ 12GBに256GBのSSDを搭載し、在宅勤務での使用など 遅さを感じることはありません。
もちろん、FHD / IPSパネルを搭載し、金属製ボディを採用、背面から M.2 SSDを簡単に増設できることも大きなポイント。
▼底板の右側に M.2 SSD用の扉があるのがわかります。
▲▼本製品のみならず、海外製品の場合には 英語キーボード、Enterキーの右側に1列あることを嘆く方も多いのですが、以下のフリーソフトでキーの割当を変更することにより、慣れてしまえば 日本語キーボードよりも快適です。
- 英語キーボードの「かな」「英数」をAlt空打ちで瞬時に切替。alt-ime-ahk.exeで快適な入力環境
- Windows 10、PgUpなどキーボード右列のキーを簡単に無効化する手順(フリーソフトを利用)
▼通常価格は 42,999円ですが、11/27現在では プライム会員限定価格 34,399円で販売中。
▼詳細記事、同水準のCPUを搭載するPCのレビュー記事はこちら
CHUWI GemiBook Pro、14インチ Jasper Lake N5100
いつの間にか、CPUがGemini Lakeから Jasper Lake N5100へスペックアップされた「CHUWI GemiBook Pro」。レスポンスのコメントは、同CPUを搭載する上記の「GT Book」と同様ですが、ディスプレイが M1 MacBookと同じ アスペクト比 3 : 2の縦長であることが大きなポイント。
私はノートPCで記事の編集を行うことも多いのですが、通常の16 : 9のディスプレイと 3 : 2では表示領域がかなり異なり、しばらく 3 : 2のディスプレイを使用していると、16 : 9には戻れなくなります。
▼CHUWIのPCは 仕様が突然 変更となることも多いのですが、従来版と変更ない場合には M.2 SSDポートを2つ装備し、SSDを増設することもできます(PCIe接続ではなく、SATAのSSDです)。
▼こちらは Gemini Lake J4125搭載の従来版の詳細記事。CPUが Jasper Lake N5100のスペックアップに伴い、価格を抑えるためか、メモリは16GBから8GBに変更となっています。
▼2021年11月27日現在では、11,000オフのクーポン利用により 34,000円で販売中。
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