Amazonで人気の「ACEPC AK1」ミニPC、RAM 8GB、SSD 120GBを搭載し約2万円の強烈コスパ。実機写真も多数掲載 | Win And I net

Amazonで人気の「ACEPC AK1」ミニPC、RAM 8GB、SSD 120GBを搭載し約2万円の強烈コスパ。実機写真も多数掲載

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

Amazonで販売のミニPCのうち、「ACEPC」ブランドの製品が人気となっています。AmazonでミニPCが今のように販売される以前から、AliExpressなどの海外通販サイトでは老舗的なブランドの「ACEPC」ですが、なかでも特にコスパの高い製品が「AK1」。

CPUにApollo Lake J3455を搭載するエントリークラスのミニPCですが、メモリ 8GB、SSD 128GB、Windows 10 Proを搭載し、2月27日時点のAmazonでの販売価格は約2万円。私としては、Apollo LakeのミニPCは積極的におすすめしないのですが、この価格ならサブ運用、あるいはライトユースを目的とした場合の購入はありです。

ACEPC AK1のスペック

本記事に掲載の写真は、私が3年前の2018年3月以降に実機レビューしたものですが、約3年後の現在にAmazonで販売され、人気製品になるとは思いもよらず。当時から仕様が変更となっている可能性もありますが、CPUファン音がやや大きいことに注意が必要です。

 

▼実機レビュー記事はこちら。

 

さて、「ACEPC AK1」のスペックは以下となります。なお、Amazonでの仕様には「AK3-P」の表記もありますが、これはシリーズ名でありモデル名ではありません。

CPU Apollo Lake (Celeron) J3455
GPU Intel HD Graphics 500
メモリ 8GB
ストレージ 120GB mSATA SSD、2.5インチ HDD / SSDを増設可能
WiFi 11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2
ポート類 USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 2、HDMI、有線LAN x 2
サイズ 13.3 x 13.3 x 5.2 cm、880 g
OS Windows 10 Pro
その他

 

  • CPUには、Apollo Lake (Celeron) J3455を搭載し、Webサイトの閲覧や動画視聴、Wordやデータ量・関数などが極端に多くないExcelでは普通に動作します。
  • ただし、Windows 10の更新前後のシステムプロセスが動作している場合、CPU使用率が100%となる時間が、上位のCore iを搭載するPCよりも長くなります。
  • 約2万円の価格で、メモリ 8GB、mSATA SSD 120GB、Windows 10 Proを搭載しているのは立派。
  • デフォルトのSSDは、M.2ではなく mSATAですが、両者のベンチマーク・レスポンスの相違はありません。
  • CPUファンは小さな汎用的なものを搭載しているため、Windows 10の更新前後などの高負荷時のファン音量は大きくなります。

 

▼ACEPCの場合、Amazonのサクラレビューが少ないことも安心感に繋がります。138件のレビューにして、サクラチェッカーの目安では5点満点中 4.29と高い。ミニPCの場合には製品間で大きな差はないのですが(強いて言えば、CPuファンの音量や、レスポンスのコメント程度)、サクラレビューにより信頼性を損ねている製品もあります。

 

こちらはより安価ですが、CPUのCeleron N3350は高速タイピング時の遅延などレスポンスがよくないため、おすすめしません。普通に使うにはAK1のApollo Lake J3455がおすすめです

 

▼ACEPC AK1と同水準のCPUを搭載し、同レスポンスのミニPCとしては以下の「BMAX B2」があります。コスパ度の高さでは、こちらが競合。静音性なら「BMAX B2」が優れています。

BMAX B2 実機レビュー、N3450搭載の実用的で静音仕様、NVMe SSD増設可・Win 10 Proと150ドル未満ではベストなミニPC
Apollo Lake N3450を搭載しつつも、NVMe対応のPCIe SSDを増設可能なミニPC「BMAX B2」。BMAXのミニPCには、B1、B2、B2 Plus、B3 Plus、B4 Proと4製品があり、下位のB1がコンパクトさ...

ACEPC AK1の外観、内部の構成

外観と内部の構成については、上記リンク先記事で実機レビューの写真を掲載しています。上の写真のように、上下分割式であることが、他のミニPCにはない大きな特徴です。

 

▼使用時にはブルー、スリープ時にはレッドに光るギミックもあります。就寝時にもスリープ状態とすることの多い私は、当LEDを取り外しましたが。

 

▼分割式の下を外すとスリムになります。

 

▼私が所有するバージョンはeMMC版であり、SSDなしであったため、後日 増設しました。マザーボードのSSDポートと取り付けたSSDの写真です。詳細は「ミニPC ACEPC AK1をSSD化。出費5,000円でApollo Lake機が更に快適に」を参照。

▲ヒートシンクのように見える銅色のものは、ヒートシンクではなく、樹脂製のヒートシンク状の飾りです。LEDとともに取り外すことができます。

 

▼2.5インチ HDDの取付

 

▼リスクを伴うためにおすすめしませんが、CPUのファン音量が大きいために、強引にファンレス化したもの。詳細は「ミニPC「ACEPC AK1」をヒートシンク追加によりファンレス化してみた」を参照。

まとめ

海外通販サイトでの発売は2018年と古い製品であるためか、価格も抑えた「ACEPC AK1」。古いながらも、また、CPUはエントリーながらも、メモリ 8GB、SSD 120GB、Windows 10 Proと現在の流れにマッチした仕様としています。ライトユース、サブ機の扱いとなりますが、Amazonでの2月27日時点のクーポン適用後の価格は 20,880円。この価格なら購入もありです。

 

▼2021年10月16日時点では既に終売となっているため、代替となるミニPCのリンクです。10月16日現在では クーポン利用により 10,000円オフの13,800円で販売されています。