以前に何度か掲載した 7インチのUMPCですが、AliExpress / Amazonともに、いつの間にか メモリが8GBから12GBに増量されています。CPUはGemini Lake J4125から変わらずですが、AliEpxressでは SSD 1TBのバージョンも販売されています。
7インチのために快適なタイピングには難あり、Gemini Lake J4125は Windows 更新時などのレスポンスの悪化は上位のPCよりも大きくなりますが、通勤電車内や隙間時間のちょっとした作業・サブ機としての使用に向いています。
スペック
直近の記事としては 2022年7月に「7インチ UMPCが いつの間にか Celeron J4125にスペックアップ。AmazonではWin 11 Pro、解像度アップ版の販売も」にて投稿していますが、当時からの変更箇所は赤色の部分です。
CPU | Gemini Lake (Celeron) J4125 |
GPU | Intel HD Graphics 600 |
メモリ | 12GB |
ストレージ | M.2 SSD 128GB / 256GB / 512GB / 1TB |
ディスプレイ | 7インチ、IPS、タッチスクリーン、解像度 1280 × 800 |
WiFi | 2.4G / 5G Dual Band |
Bluetooth | 4.2 |
ポート類 | USB 3.0、USB 2.0、HDMI |
バッテリー容量 | 3000mAh |
サイズ | 18.5 x 14.1 x 2cm、650g |
OS | Windows 11 Pro |
その他 | アルミ製ボディ、筆圧2048レベルのスタイラスペン(別売)に対応 |
同型のPCは、AliExpress / Amazonにて複数のショップから販売されていますが、上表はAliExpressの販売モデルに基づいています。上述の2022年7月に投稿の記事からの変更点、製品の特徴は以下です。
- CPUのGemini Lake J4125は変わらず。Windows 更新前後(セキュリティアップデートを含む)のシステムプログラム動作時には、上位のCore i シリーズと比べると もたつきは大きくなります。ただし、通常時のWeb サイトのブラウジングなどでは遅さを感じない水準です。
- 他の上位のUMPCと同様に、ボディはアルミ製。
- 7インチですので、快適タイピングを望めないことは止むを得ず。タイピングを考慮すると8インチ以上が妥当(CHUWI MiniBook、実機キーボードの使用感。一部の変則キーを除いては意外と快適、高速タイピングも可能)。
- メモリは8GBから12GBに増量。ただし、8GBのモデルも併売されています。
- SSDは交換可能ですが、AliExpressでは 1TBモデルも販売されています。
- 解像度は FHDではなく1280 × 800ですが、FHDの場合も文字などのサイズのために拡大して使用することになり、この解像度で十分です。
- 以前、USBは 3.0 x 2との情報もありましたが、AliExpressの情報に基づき USB 3.0とUSB 2.0と掲載しました。
価格情報
メモリ 12GB / SSD 128GBのモデルのAliExpress 2022年11月22日の価格は 266.62ドル。円安の進行前では格安と言えたのですが、日本円換算では38,870円。Office 2019の付属する Amazonの製品とほぼ同価です、ただし、Amazonの製品も中国からの発送と思われ納期は遅く、AliEpxressと同程度です。
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