7インチ UMPCが いつの間にか Celeron J4125にスペックアップ。AmazonではWin 11 Pro、解像度アップ版の販売も | Win And I net

7インチ UMPCが いつの間にか Celeron J4125にスペックアップ。AmazonではWin 11 Pro、解像度アップ版の販売も

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

約1年前の2021年秋に当サイトで複数の記事を投稿し、国内通販でも販売されている「7インチ UMPC」ですが、いつの間にか CPUが Apollo Lake J3455から Gemini Lake J4125へとスペックアップしていました(情報を見落としていました)。残念ながら、ディスプレイの解像度は1024 x 600と低いまま変わらずですが、Amazonでは 解像度が1280 x 800に変更、Windows 11 Proを搭載したモデルも販売されています。

2022年8月11日追記。Amazonで本製品を購入した方から、CPUの変更以外に、ディスプレイの解像度は1280 × 800、その他以下のスペックアップ情報をいただきました。解像度がアップしたことは大きな変更点です。

  • ディスプレイの解像度は1024 x 600から1280 × 800にアップ
  • メモリはDDR4
  • USB 2.0ではなく 3.0

 

関連記事

Amazonで販売の7インチ UMPC、RAM 8GB, SSD搭載 アルミ製ボディで 36千円。低解像度がネック

スペック

外観やスペックの詳細は上記のリンク先記事に掲載していますので、あわせて参照ください。2022年7月25日現在、Amazonでは「SmartMini P7」のモデル名で販売されていますが、OEM製品であり、海外では複数のブランド・ショップから販売されています(国内でも別ブランドで販売されていることもあります)。

なお、黄色網掛はAmazonで販売のモデル・購入者からいただいた情報です。海外通販を含め、解像度が1024 x 600のモデルが多いです。

CPU Gemini Lake (Celeron) J4125
GPU Intel HD Graphics 600
メモリ DDR4 8GB
ストレージ M.2 SSD 128GB / 256GB / 512GB
ディスプレイ 7インチ、IPS、タッチスクリーン、解像度 1024 x 600 1280 × 800
WiFi 2.4G / 5G Dual Band
Bluetooth 4.2
ポート類 USB 3.0 x 2、HDMI
バッテリー容量 未確認
サイズ 18.5 x 14.1 x 2cm、650g
OS Windows 10 Home、Amazonでは Windows 11のモデルも販売中
その他 アルミ製ボディ、筆圧2048レベルのスタイラスペン(別売)に対応

 

Amazonの製品紹介では、ディスプレイの解像度は 1280 x 800の表記もありますが、1024 x 600が正しいです(Amazonでは 1280 × 800のモデルもあります)同じく 7インチの「ドンキ NANOTE」は 初代からFHDの1920×1200なのですが、1024 x 600は文字などの粗さが目立つレベルです。

ドンキ NANOTE NEXT、SSD搭載 7型UMPCのスペックと留意事項。Pentium J4205のレスポンス
7インチのUMPC ドンキ「NANOTE」のストレージがeMMCからSSDに変更され、2022年5月16日から「NANOTE NEXT」として販売、4月9日時点では以下の楽天市場にて 税込 32,780円で予約販売を行なっています。 私は2...
ドンキ NANOTE 実機の外観レビュー。細部の粗さはあるも、液晶は高品質。CHUWI MiniBookとの比較も
税抜 19,800円と格安ながら、そのボディの一部は金属製となる ドンキのNANOTE。キーボードの特殊なキー配置や、裏面の端の底板の浮きなどの粗さもありますが、ディスプレイの表示品質のよさも含めると、この価格での販売は評価すべきかと思いま...

 

CPUが Apollo Lake J3455からGemini Lake J4125にスペックアップしたこと以外は、従来版から変更ありません。J4125 vs J3455では体感できるほどのレスポンスの相違はないのですが、長時間使用していると、僅かなレスポンスの相違の積み重ねが、より快適な作業環境につながっているイメージです。

 

▼J4125と同水準のN4100のベンチマークスコアと体感レスポンスは、こちらの記事を参照。Windows 更新のシステムプロセスで負荷がかかっている時を除いては、ライトユースでは普通に動作します。

Windows 11、Gemini Lake N4100、メモリ 4GBのエントリー機での体感レスポンス。想像よりもサクサクと動作
Windows 11では Gemini Lake N4100などの N4番台 / J4番台のエントリーPCもサポート対象となっており、Windows 10からの更新が可能です。そこで、2018年発売のGemini Lake N4100、メモ...

 

▼私は過去に短期間テストした製品も含めて、7インチ、8インチのUMPCを複数 操作したことがありますが(現在は、2製品使用中)、利便性を高めているのが ポインティングデバイス。画面サイズが小さいために、デバイスの操作と画面上のポインターの動きが程よくマッチし、目で追いやすいイメージです。また、本製品の場合、ThinkPadっぽい赤ポチであることも 個人的な好みの一つです。

 

▼USB Type-Cは未装備ですが、7インチにして USB-Aを2つ装備し、Micro HDMIではなく Mini HDMIであることも立派です(Micro HDMIの場合、ケーブルの先端が折れやすい)。

▲天板のロゴは、ブランド・販売店により異なります。B to Bで販売のAlibabaにて オリジナルモデルを見るとわかるのですが、本製品に限らず OEM製品の場合には、天板のロゴなどをオプションで追加できる製品が多いです。

 

AliExpressで販売のモデルより

 

価格情報

2022年7月25日時点のSSD 256GB版のAmazon 価格は、Microsoft Office 2019を搭載し、クーポン利用により 37,999円。Microsoft Office 2019を搭載していることにより、かなりお得のようにも思えますが、Yahoo! ショッピング・ヤフオクでは 激安で購入できることもあり、おまけ程度です。

一方、海外通販のAliExpressでは、同じく SSD 256GB版の場合には 300ドル未満ですが、円安の影響により 円貨換算額は約4万円。Amazonが割安です。

 

▼AliExpressにおいても、解像度が 1280 × 800のモデルが販売されていることを確認しました。ただし、Amazonが割安です。

2022年8月11日追記。Amazonで本製品を購入した方から、CPUの変更以外に、ディスプレイの解像度は1280 × 800、その他以下の情報をいただきました。解像度がアップしたことは大きな変更点です。2022年11月22日の追記ですが、メモリ 8GBから12GBに増量となっています

  • ディスプレイの解像度は1024 x 600から1280 × 800にアップ
  • メモリはDDR4
  • USB 2.0ではなく 3.0

 

▼私は本記事の製品と CHUWI MiniBookと同ボディの以下の8インチ UMPCと迷ったのですが、MiniBookを使い慣れていたこと(文鎮化、使用できなくなりました)、7インチではタイピングに難があるために、以下の製品を購入しました。

MAL-FWTVPCM1、Pentium Silver N5000搭載 8インチ UMPCの実機ベンチマーク
Pentium Silver N5000を搭載する8インチ IRIE (FFF)のUMPC「MAL-FWTVPCM1」。CHUWI MiniBookと同型でスペック違いの製品ですが、起動しなくなった MiniBookの代替として中古を購入し...
タイトルとURLをコピーしました