MINISFORUMより、CPUにRyzen 9 6900HX、DDR5 メモリ / PCIe 4.0 SSDに対応、USB4を搭載の「HX99G」が発売となりました。2022年9月より Ryzen 9 5900HXを搭載する「HX90G」が販売されていますが、同じく カーボンファイバー製のケースを採用し、スペックアップしての販売です。
引用元
MINISFORUM HX99Gのスペック
Zen 3+マイクロアーキテクチャに基づく Ryzen 6000シリーズは、USB 4 / PCIe 4.0 / DDR 5 RAM / WiFi 6 / Bluetooth 5.2など、多くの事項でスペックアップしています。
CPU | AMD Ryzen 9 6900HX、8コア 16スレッド、最大 4.9GHz |
GPU | AMD Radeon RX 6600M |
メモリ | DDR5 16GB / 32GB / 64GB、ベアボーン |
ストレージ | M.2 2280 256GB / 512GB / 1TB PCIe SSD、M.2 2280 PCIe / SATA 空きポートあり |
WiFi | WIFI6 AX200をサポート |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB A 3.2 Gen2 x 3、USB C 3.2 Gen1、USB A 3.1、HDMI x 2、USB4 x 2、有線LAN |
サイズ | 205 × 203 ×69.3mm |
OS | Windows 11 Pro |
▲上表は「HX90G」の紹介記事で掲載の表を編集しましたが、スペックアップしている事項に黄色網掛しました。また、下の画像はHX90Gとの比較です。
「HX90G」との比較での補足は以下です。3のPCIe 4.0 M.2 SSDポートを2つ搭載していることも 大きなメリットです。
- GPUのAMD Radeon RX 6600Mは変わらず。
- 「HX99G」は、 4800HzのDDR5 RAMを搭載。
- 「HX99G」は、PCIe 4.0の2280サイズのM.2 SSDを搭載し、さらにPCIe 4. 0 / SATAに対応のM.2 空きスロットあり。
- 「HX90G」のDisplayPort x 2に替わり、USB4 x 2を搭載。
▼こちらの画像では読み取れませんが、PCIe 4.0のM.2 SSD スロットを2つ装備しています。また、「HX90G」と同様に、7本のヒートパイプ(CPU用3本、GPU用4本)とデュアルファンを内蔵しています。さらには、CPUとGPUの熱伝導には液体金属を採用し、ケースにはカーボンファイバーを使用しています。
MINISFORUM HX99Gの外観と機能
「HX90G」、以下の「HX90」と同様に、ボディの素材には 軽量で高い耐衝撃性・熱伝導性に優れたカーボンファイバーを多用しています。ボディ色はブラックですが、上の画像の赤の部分がカーボンファイバーです。
▼USB4を2個搭載することにより、8K 解像度 x 2の映像出力も可能です。
▼前面(画像上)のUSB Type-Cはデータ専用、USB4 2個は背面に装備し、映像出力は HDMI 2個とあわせて4系統。
まとめ
Ryzen 9 6900HXを搭載する MINISFORUMのミニPCでは、国内通販でも人気の以下の「UM690」が先行販売されています。「UM690」と「HX99G」の比較では、ボディの素材のほか、USB4を2個、PCIe 4.0を2ポート搭載することが「HX99G」の大きなメリットです。
▼HX99Gの公式ストア情報。1月15日現在では 2月下旬の出荷予定です。
コメント