Lenovoより 2021年12月17日に販売開始の「Yoga Slim 760 Carbon」。モデル名のとおり、軽量で強靭なカーボンファイバー素材を採用することのほか、CPUにAMD Ryzen 5 5600U、あるいは AMD Ryzen 7 5800Uを搭載、さらには14インチのディスプレイは、2.8Kの高解像度・OLEDパネルで400nitの明るさであることも特徴とします。
販売直後ですが、公式サイト・クーポンセールの残数はごく僅か。人気のほどをうかがい知れます。
Yoga Slim 760 Carbonのスペック
メモリはCPUに応じて、8GB / 16GBのオンボードとなることに注意が必要ですが、2ウェイ 4スピーカーを搭載することも特徴です。カーボン素材を採用することもあり、14インチにして約1.1kgと、ThinkPad X1 Carbon並みに軽量です。
CPU | AMD Ryzen 5 5600U(6コア12スレッド)、あるいはRyzen7 5800U(8コア16スレッド) |
GPU | AMD Radeon グラフィックス |
メモリ | 8GB(5600U)、16GB(5800U)、いづれもオンボード |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
ディスプレイ | 14インチ、解像度 2880 x1800、OLED(有機EL)、リフレッシュレート 90Hz |
WiFi | WiFi 6対応、11ax/ac/a/b/g/n |
Bluetooth | 5.1 |
ポート類 | USB Type-C x 3(うち、2つは Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き) |
バッテリー容量 | 未確認 |
サイズ | 313 x 214.5 x 14.9mm、1.1kg |
OS | Windows 11 Home |
その他 | Dolby Atmos Speaker、2ウェイ 4スピーカー(ツイーター x 2、ウーファー x 2) |
私としては、AMD Ryzen 5 5600U / Ryzen7 5800UのPCを取り扱うのは初めてでもあり、Geekbench 5のCPU ベンチマークスコアを確認してみると、概ね シングルコアは1300台、マルチコアは5000台です。
▲▼所有する Windows PCで同水準のスコアのものを確認してみると、Core i5 9500F,Geforce GTX1050 Tiを搭載する、以下のミニPC「MINISFORUM H31G」が該当します。Web ブラウジングや記事編集などの普段使いでは勿体ないほどにキビキビと動作するため、Yoga Slim 760 Carbonのレスポンスも大いに期待できます。
▼Dolby Atmosに対応の、2ウェイ 4スピーカー(ツイーター x 2、ウーファー x 2)であることも特徴の一つ。2.8K 解像度・有機ELパネル・リフレッシュレート 90Hz(滑らかなスクロールなどを実現)と、サウンド・映像にもこだわりを感じます。
▼画像は英語キーボード、国内販売版は日本語キーボードとなりますが、バックライトがあるとは言え、印字がキーと同色系であり、その視認性が気がかりです。
▼3つのUSB Type-Cのうち、①②の2つは電源と映像出力に対応(③はデータ専用)。私としては無線マウス接続などの汎用性から、USB-Aポートが欲しかったところです。⑤は、前面カメラ(HD 720p)の電子式プライバシーシャッター。
▲電源は⑥のほか、PCを開くだけで自動的に電源の入るフリップ・トゥ・ブートに対応し、さらには パスワードではなくカメラで顔を認証するゼロタッチログインも備えています。
価格情報
昨日(2021年12月17日)の販売開始後、僅か1日でクーポンセールの在庫僅少となっていますが、最小構成のAMD Ryzen 5 5600U / メモリ 8GB版の価格は 136,519円。中央は、Ryzen 7 5800U / 目メモリ 16GB版、右は AMD Ryzen 5 5600U / メモリ 8GB / Microsoft Office Home & Business 2021付属ですが、通常の場合は最小構成で十分です。OfficeはYahoo! ショッピングで格安購入できることから、Office付きは割高に感じます。
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