先日 速報ベースでお伝えした15.6インチ 4KディスプレイのWindows 10 ノートの詳細が、Chuwi 公式サイト およびGearBestにて明らかになっていますので、スペックと特徴を記載します。CPUはエントリークラスですが、4Kの高解像度と、LapBook SEやAeroBookと同じ製造元の質感の高いボディは大きな魅力。
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Chuwi LapBook Plusのスペックと特徴
CPUはApollo Lake X7-E3950となるものの、なんと言っても最大の特徴は 3840 x 2160の高解像度であること。さらには、SATA M.2 SSD 2280サイズのポートが2つあり、CPUがエントリークラスでも、これらの2つの特徴で十分に魅力的。
また、サイドの質感や全体の構成から、LapBook SE / LapBook Pro / AeroBook / HeroBookと同じ製造元であることに間違いなし。HeroBookのみ、ボディはプラスチック製でしたが、LapBook Plusは他と同じく金属製(キーボード面はおそらくプラスチック製)となり、当製造元のPCはキーボードのタイピング感がよいために、大いに期待できます。
さて、具体的なスペックは以下となります。
- CPU : Intel Apollo Lake X7-E3950
- GPU : Intel HD Graphics 505
- RAM : LPDDR4 8GB
- ROM : 256GB SSD、1TBまで増設可能。M.2 SSD スロットは2つあり
- ディスプレイ : 15.6インチ、IPS、解像度 3840 x 2160
- WIFI : 11a/ac/b/g/n
- Bluetooth : 4.0
- ポート類 : USB 3.0、USB 2.0、Micro HDMI
- サイズ : 362 x 242.1 x 6mm – 14.9mm、1.52kg
Apollo Lakeとしては珍しく、メモリが8GBのしかもDDR4。重さは1.52kgとなりますが、私が所有する13.3インチのChuwi LapBook SEは1.4kgであることを考慮すると軽いです。
▼上記で言及した、LapBook Plusと同一製造元となる機種の実機レビュー、個別記事はこちら。
▲何度も繰り返しますが、最大の特徴は4KのHDR(High Dynamic Range、ハイダイナミック)ディスプレイ。15.6インチのFHDでは、目を凝らしてディスプレイを見ると、僅かな粗さも感じるのですが、4Kならそのようなこともありません。また、HDRにより、より自然でリアルな描写が可能に。
以下の記事のとおり、13.3インチ 2.5Kのディスプレイでも感動している私ですので、15.6インチの4Kは圧巻の美しさ・きめ細やかさでしょう。
▼高解像度ディスプレイを持つPCの実機レビュー
▲海外サイトでは嘆きの声が多いのが、CPUのX7-E3950。私は当CPUの使用実績がないのですが、以下のGeekbench 4のスコアから推定すると、Webサイト閲覧やオフィスソフトの使用感では、Apollo Lake N3450とN3350の中間程度でしょうか。上位機と比べない限りは、ライトユースでは遅いと感じることのない水準となり、私としては問題のないもの。
▼CPUはエントリークラスであるものの、メモリ 8GB、M.2 SSD スロットが2つあることは立派。また、スペックやイメージ画像には記載がないものの、CPUと大柄のボディから間違いなくファンレス機。
▼私としては10キーなしが好みなのですが、キーボードは10キー付きで、タッチパッドも大きなもの。
▼タイピング感抜群のChuwi LapBook SEと同じ製造元であることから、快適なタイピングにも大いに期待。
▲キーキャップのサイズは、10キー付きとしては意外と大きいように見受けられます。なお、バックライト付きとの文言は見当たらず。
▼USB 2.0、USB 3.0、Micro HDMIのポート類は標準的なもの。せっかくの15.6インチのため、Micro HDMIではなくMini HDMIとし、USB Type-Cがあると更によいのですが。
▼そのデザインと配色から醸し出す全体の雰囲気は、Chuwi LapBook SE / LapBook Proなど、同一製造元の機種と同じくシックで質感の高いもの。
▼こちらは参考情報として、LapBook SEの外観。そのデザインやサイドの処理から、LapBook Plusと同一製造元であることは明らか。
まとめ
私としてはかなり期待しているChuwi LapBook Plus。高解像度のディスプレイを経験すると、FHDクラスに物足りなさを感じるのですが、CPUはエントリークラスでも Chuwiの4K ディスプレイということのみで存在感は十分。いち早く実機を操作してみたくなります。
GearBestのプレセール価格は459.99ドルとなっており、2019年7月5日時点では掲載2日目と思われますが、既に注文が166個と好調のようです。AliExpressサイトでは 499.99ドルとなっており、459.99ドルが限界あるいは下がっても、あと10ドルほどでしょうか。
▼GearBestの価格は459.99ドル、出荷は7月11日となっており、意外と早い出荷のようです。画像の価格は459.99ドルとなっていますが、2019/7/8時点では439.99ドルで販売されています。
▼Banggoodでも439.99ドルで販売開始に。
▼公式サイト情報はこちら。
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