Atom Z8350と旧世代のCPUを搭載しながらも、人気のWindows 10 2 in 1タブレットのChuwi Hi10 Air。さすがに、AndroidとのデュアルOSであった前機種のHi10 Proほどの勢いはありませんが、その安さと質感から人気は継続。
セールでなくとも安価なHi10 Airですが、Banggoodのクーポン価格は単体で約142ドル、キーボードとスタイラスペンのセットで約190ドルと、安値で販売されています。今回はHi10 Airの概要のおさらいと価格情報について記載します。
Chuwi Hi10 Airのスペック
CPUはAtom Z8350、メモリ 4GB、ストレージ 64GB eMMCと古さはありますが、今でもエントリー機に搭載されることも多い構成です。
私はHi10 Airの前機種のHi 10 Proを所有していますが、背面がアルミ製の質感の高いボディは2019年に発売の機種と比較しても、むしろ Hi10 Proの質感が高いと感じることもあります。
さて、Hi10 Airのスペックは以下となります。
- CPU : Intel Cherry Trail Atom Z8350
- GPU : Intel HD Graphic(Gen8)
- メモリ : 4GB DDR3
- ストレージ : 64GB eMMC
- ディスプレイ : 10.1インチ、IPS、タッチパネル、解像度 1920 x 1200
- カメラ : フロント・リアともに2百万画素
- WiFi : 11b/g/n
- Bluetooth : 4.0
- ポート類 : Micro USB、USB Type-C、Micro HDMI
- バッテリー : 6500mAh、USB Type-Cによる充電
- サイズ : 261.8 x 167.3 x 8.8mm、520g
レスポンスにおいては、CPUにApollo Lake以降を搭載する機種には劣りますが、Webサイト閲覧や簡単なオフィスソフトなどのライトユースでは十分に実用的。ただし、私のHi10 Proの使用感では以下となり、同型のHi10 Airも留意する必要があります。
前機種であるHi10 Proの使用感
2016年8月に発売のデュアルOS(Windows 10とAndroid)のHi10 Proを、スペックとボディはそのままにWindows 10のシングルOS化したHi10 Airですが、私のHi10 Proの使用感では、以下のデメリットもあります。
- WiFiの掴みがよくなく、速度が出ない。このため、私は無線LAN子機を使用しています。
- 別売り、今回のセール品のようにセットで販売されることも多い純正のキーボードは、キーボード面はアルミ製(背面はプラスチック製)となり、50ドル台としては質感が高いものの、キーがやや硬め。これにより、タイピング時に二度打ちを強いられることもあり。
- タッチパッドの感度が敏感すぎ、誤作動を招くこともあります。このため、私はタッチパッドを無効にして使用しています。
- 本体とのバランスをとるために、キーボードも本体には錘があり、本体とのセットでは約1kgの重量となります。
また、これはHi10シリーズの不具合ではなく、Windows 10によることが濃厚ですが、私のHi10 Proは現在 電源が入らない状況となっています。
▲なお、分解してわかったのですが、Hi10 Proのアルミ製の背面は他の製品よりも厚みがあり剛性が高く、内部のパーツの取付などもしっかりしており好感が持てます。
▼その他、Hi10 Proの記事は多数用意していますが、実機レビューは以下となります。
Hi10 Airのクーポン価格
Hi10 Proの使用感では厳しいことも記載しましたが、Hi10 Airの価格をみれば些細なことに思えてきます。個数、期間限定となりますが、単体で約142ドル、キーボードとスタイラスペンのセットで約190ドルは、かなりの魅力。
キーボードとスタイラスペンがセットの画像の価格は235.99ドルですが、クーポン 「BG8381ca」の利用により、以下のとおり189.99ドルに。ただし、7/12までとなります。
▼Hi10 Airの単体は、画像の価格 166.99ドルのところ、クーポン「BG8b6c59」の利用により 141.99ドルに。
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