これまでに中国メーカー製と国内直販系の多くのノートパソコンを操作してきたなかで、レスポンスと質感のバランスにおいて、最も優れていると部類となるのが Xiaomi Mi Notebook Pro。CPUとGPUのみをみると、よりスペックの高い製品も多数ありますが、CPUのファン音やキーボードの打鍵感と質感も含めた総合的なところでは、Notebook Proがリード。今回はこのXiaomi Mi Notebook Proが一部の仕様を変更し、2019モデルとしてリリースされていますので、スペックと価格情報を記載します。
Notebook Pro 2019 モデルのスペック
Xiaomi Mi Notebook Pro 2019 モデルのスペックは以下となります。
- CPU: Intel Core i5-8250U
- GPU: NVIDIA GeForce MX250
- メモリ : 8GB DDR4
- ストレージ : 256GB mPCI-E
- ディスプレイ : 15.6インチ、IPS、解像度 1920 x 1080
- Bluetooth : 4.1
- WiFi : 11 a/b/g/n/ac
- ポート類 : USB Type-C x 2、USB 3.0 x 2
- サイズ : 36.00 x 24.40 x 1.50 cm、1.95kg
- OS : Windows 10 Home
- バックライト付きキーボード、ボディはアルミ製、指紋認証あり
Notebook Proの従来版のGPUがGeForce MX150であるのに対し、2019 モデルはGeForce MX250。こちら(GearBest)の従来版のスペック・イメージ画像と比較しても、GPU以外に変更はないようです。2019年2月にリリースとなったMX250はMX150の後継となり、以下のXiaomi Redmibook、Mechrevo S1 Proにも搭載されています。
Xiaomi Redmibook、Mechrevo S1 Proは14インチとなりますが、CPUは同じく第8世代のCore iシリーズであるものの、Core i5-8250Uより優位なCore i5-8265U、あるいはCore i7-8565Uを搭載しています。ただし、SSDはSATA接続となるために、PCIe SSDを搭載するNotebook Proと大きなレスポンスの相違はないように思います。
▼左右のベゼル幅6.52mm。最近とPCとしては極端に狭いベゼルではないのですが、画面占有率は81.5%と高くなっています。ただし、重量は1.95kgとやや重め。
▼2018年以降のChuwiのPCも同様の配色になっていますが、シックなグレイの配色とアルミ製のボディは高級感が漂います。
▲タッチパッドの右上に指紋認証があります。指紋認証があるPINなどを入力する手間が省け、また、私の他のPCの使用感では認識精度も高く重宝しています。
▼こちらはNotebook Pro 従来版の実機レビュー。PCIe NVMe SSDの恩恵もあり、普段はPCのレスポンスに鈍感な家族も驚きのレスポンスの良さです。
Notebook Pro 2019版の価格情報
2019年6月28日時点のGearBestの価格です。画像の価格は829.99ドルとなっていますが、クーポン「GBNBXM01」の利用により 819.99ドル。私の記憶では、従来版もこれほどの水準で販売されていることはなかったのですが、GPUがスペックアップしつつも価格を抑えています。
▼もう一つ 気になる機種が Notebook Air 12.5。いつの間にか、CPUはCore m3-8100Yへと変更されていたのですね。
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