Windows 10 スマホにおいては、KATANA02・WPJ40-10などの廉価版のみならず、NuAns Neoや、Vaio Phone Bizなどの高価格帯の機種までもが相次いで値下がりとなっています。
この値下がりを機に、Windows 10スマホを購入しようと検討している方も多いと思いますが、注意したいのがブラウザでのサイトの見え方。アプリが少ないのみならず、ブラウザでのサイトの見え方もWindows 10スマホでは一癖あったりします。
今回は、このWindows 10スマホでのサイトの見え方について、いくつかの事例にて課題を掲載します。
Edge、UCブラウザーでの、サイトの表示事例
Windows 10スマホで実用的なブラウザとしては、まずはデフォルトのEdge。このEdgeは、iOS・AndroidでのGoogle Chrome、iOSでのSafariと比較すると、スクロールなどの動きはより軽く、かつ表示も滑らかである一方、かなり残念な仕様もあります。
また、Edge以外に何とかサイトを表示できる(まともにサイトを表示できないブラウザも多い)ブラウザとして「UCブラウザー」があります。
今回は、Edge・UCブラウザーにて主要サイトの表示を併載し、それぞれの課題等をコメントします。
※画像左はEdge、右はUCブラウザーです。何となくイメージを掴んでいただける程度に、画像を圧縮しています。
Yahoo Japan
EdgeではPCサイトのみ表示可能で、スマホサイトは表示できません。このように、Edgeではスマホサイトを閲覧できないサイトが多数あり、メインスマホとして常用するには難があります。一方のUCブラウザは、Yahoo Japanトップページの表示すらできない状況です。
▼UCブラウザでは、表示可能なブラウザになっていません。Android版のUCブラウザでは問題なく閲覧可能なのですが。
価格.com
さすがに、Edgeでは「価格.com」のスマホサイトを閲覧可能です。
一方のUCブラウザは、一見してPCサイトを表示しているようにも見えますが。。。
▼実際には、文字の変換ができていない。また、UCブラウザは全般的に、検索結果のページから、すぐに検索初期画面(検索入力画面)に戻ってしまうことが多く、さらに、スクロール・画面遷移にやや時間がかかったり、常用するはまずできないと言ってよいです。
Amazon
Edge、UCブラウザともに閲覧可能です。UCブラウザーは「トップページは閲覧可能」と表現したほうが、より的確かもしれません。というのも、次画面に遷移するのに時間がかかり、常用できないためです。
Edgeにおいては、iPhone・Androidと比較すると、やや表示が大きめであるものの、Google Chrome、Safariと同様の使い勝手です。
当サイト(WordPress)
当サイトでのみの確認ですが、WordPressサイトです。
こちらは、Edgeは普通に(快適に)閲覧可能、UCブラウザーは、スクロール時・画面遷移時に一旦 白紙画面となるものの、何とか閲覧可能です。
まとめ
常用するのが困難な、UCブラウザーを事例として紹介したこと自体が間違いだったような感覚ですが、Windows 10スマホ向けのアプリのなかでは、Microsoftのmobile WordなどのOffice系アプリとともに、常用も何とかできそうなEdge。
ただし、常用できると言えども、多くのスマホサイトを閲覧できない状況もあり、やはり、iPhone、Androidに替えてのメインスマホとしての使用は難のある状況。値下がりが相次ぐWindows 10スマホの購入を検討する際には、ブラウザーも一癖あることに留意いただければと思います。
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