Geekbuyingで展開している VORKEより、金属製ボディにCore i5-8250Uを搭載する15.6インチ Windows 10 ノートがプレオーダーとなっています。スペック的にはハイエンドでよくあるパターンですが、コスパの高いミニPCを多くリリースしているVORKEでもあり、プレオーダー価格は479.99ドルと抑えられています。
▼古い記事ですが、VORKEのミニPCの事例はこちら。
第8世代 Core i5、PCIe SSD搭載のミニPCが 399.99ドルで販売中 (2/26現在、VORKE V2 Pro)
VORKE Notebook 15のスペック
Geekbuyingにて最初に本製品をみた際には、そのイメージ画像からエントリークラスのCPUを搭載する、プラスチック製ボディのPCを想像した私。スペックとプロタイプ的な写真を確認すると、その想像とは全く別物の製品です。
VORKE Notebook 15のスペックは以下となっています。
- CPU : 第8世代 Core i5-8250U
- GPU : Intel UHD Graphics 620
- メモリ : 8GB DDR4
- ストレージ : 256GB SSD
- ディスプレイ : 15.6インチ、IPS、解像度 1920 x 1080
- WIFI : 11a/ac/b/g/n
- Bluetooth : 4.2
- ポート類 : USB Type-C、USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 2、HDMI
- フロントカメラ : 1.3百万画素
- サイズ : 370 x 245 x 19mm、1.78kg
- バックライト付きキーボード、金属製ボディ
スペック的には他のCore i5-8250U搭載機と概ね同様。大手 vs 中国ブランドでは比較対象がよくないのですが、以下の同スペックのLenove Ideapad 330Sとは約2万円の価格差があります。また、VORKEの製品は、USBが合計5個にHDMIとポート類が充実していることも特徴。
VORKE Notebook 15の外観と機能
イメージ画像の質がそれほどよくないために、通販サイトの広告としてはアピール度に欠けるように感じます。そのイメージ画像に反してボディは金属製とあり、今後リリースされるかもしれない実機の写真に期待します。なお、他の多くの製品と同様に、天板と底板はアルミ製、キーボード面はプラスチック製でしょう。
当製品にはCore i7-4500U版もありますが、そちらではディスプレイ左右のベゼル幅は5mm、画面占有率は89.5%とあります。Core i5-8250U版と同じボディのはずであり、この点をとらえると、横幅は抑えられているように感じますが、上記のLenovo Ideapad 330Sの横幅が358.4mmであるのに対して、VORKE Notebook 15は370mm。15.6インチとしては並みのサイズ感です。
▼Core i5-8250Uはファンレスというわけにはいかず、CPUファンを備えています。このファンの音量がどれほど抑えられているかが、私としてのポイントの一つ。
▼もう一つポイントとなるのが、バックライト・テンキー付きのキーボード。私の個人的な好みですが、記事編集などでキーボードを長時間使用する立場としては、テンキー付きキーボードは多用するBackspace、Enterキーとの誤タイピングが心配になります。また、テンキー付きでは、どうしても主要キーが画面中央から左によってしまうのも辛いところ。
▲▼他の製品でテンキーの誤タイピングが頻発したために、キーの割当の入れ替え、あるいは無効化したこともあります。
▼15.6インチと大きなサイズではあるものの、USB Type-C、USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 2とUSBポートが5個あるのは珍しく、余程のことがない限りは全てを使うことないでしょう。
まとめ
コスパの高い製品を販売するVORKEの手によるNotebook 15。現在はプレオーダー期間となっていますが、Core i5-8250Uを搭載し、ボディは金属製。SSDはPCIeではなくSATA接続であるものの、メインとしても使えるスペックであるために、今後の販売動向が楽しみな製品です。
▼2019年11月20日時点のGeekbuyingでの販売価格は 479.99ドル(約53,000円)。別途送料が2,000円ほどかかります。
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