Mac miniのドッキングステーションは複数のブランドから販売されていますが、今回紹介するのは縦置きの製品です。一般的な横置きのドッキングステーションでは、熱のこもりやWiFi / Bluetoothの速度低下が気になりますが、縦置きではこれらの懸念も抑制されます。
USB ポート、SD / TF カードスロットに加え、2.5インチ SATA SSD / HDDを増設することができ、AliExpressでの2022年10月7日時点の販売価格は 51.01ドル(7,637円)と、通常のドッキングステーションと同水準です。
Mac mini 縦置きドッキングステーションの機能
Mac miniとの接続は USB Type-Cとなり、M1 Mac mini / Mac mini 2018向けですが、Type-C to Type-Aの変換アダプターにより、2014モデル以前にも接続可能と思われます。
本製品のポート類、機能は以下となります。7の電源ボタン以外は通常のドッキングステーションと同等ですが、縦置きであることが大きなポイント。冷却対応のためには、部分的にでもアルミ製であると更によいのですが、形状と価格を考慮すると 樹脂製もありです。なお、内側のMac miniとの設置部分は、傷つき防止のためにラバー製になっています。
- USB Type-A 3.0 x 3
- USB Type-C(データ専用、映像出力機能なし)
- SD / TF カードスロット
- 2.5インチ SATA HDD / SSDを増設可能。底面への取り付けとなります。
- 3.5mm Audio Jack
- LED インジケーターあり
- Mac miniの電源と連動する 電源ボタンあり
- 素材は樹脂、色はグレイです(当初、シルバーと思っていたのですが、グレイと明記されていました)。
▼2.5インチ SATA SSD / HDDは底面より、ケーブルレスで取り付けます。私としては、SATA / PCIe M.2 SSD ポートも欲しいのですが、価格アップ・底面積の増加にも繋がってしまいます。
▼通常のドッキングステーションでは、WiFi / Bluetoothが不安定・速度低下のユーザーコメントも散見されますが、縦置きでもあり その懸念も解消されます。
▲りんごマークが逆向きであることに、抵抗がある方も多いと思います。
▼縦置きであり、冷却効果も期待できます。画像右に電源ボタンがありますが、原文の説明では「The on/off button is fully accessible around the corner on the top left portion of the computer.」とあり、動作には課題がないように感じます。
▲裏側は開放されており熱を逃がします。底面には、電源ケーブルを通す穴があります。
まとめ、価格情報
一般的なMac mini ドッキングステーションでは、冷却対応やWiFi / Blutoothの安定性が気になりますが、縦置きの本製品ではこれらの懸念も抑制されます。また、上の画像のとおり、簡易的なスマホスタンドの機能もある優れもの。
私は以下の記事のとおり、Mac mini Late 2012の冷却対応とUSB ハブを物色していたのですが、本製品の購入に向けて検討中です。
- Mac mini ドッキングステーション、5製品の特徴。統一感重視のSatechi、PCIe SSD ポート・DisplayPortを装備のHagibisのPro版他
- Mac mini 専用ファンに縦置きスタンド、冷却対応で検討したい4種類の周辺機器
「Vaydeer」なるブランドを初めて見聞きする方が多いと思いますが、以下のUSB ポート付きのPCスタンドは同社の製品となり、PCスタンド・USBハブなどの周辺機器を販売しています。
▼Amazonでの「Vaydeer」ブランドの販売製品事例。2つめのマウスジグラーに惹かれます。会社のPCではセキュリティの関係で、数分間 PCを操作するとロックがかかってしまうのですが、カーソルを異なる軌道と振幅で自動的に移動させるマルチトラックに対応に、自動ロックを制御できます。
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