先日購入した中華製のノートPC Jumper EZBook 3 Pro。PC自体は快適であるものの、どうも自宅のWifi環境が安定しません。スマホでの接続は、稀に3G並の速度に陥ることも。そこで、快適なネット環境の構築、ノートPCあるいはStick PCに複数のUSB機器を接続するため、以前から欲しかった USBハブ機能のついた有線LANアダプターを購入しました。
今回購入したのは、たまたま量販店にて、旧製品であるために安売りをしていたロジテックのLAN-GTJU3H3。今回はこの有線LANアダプターのレビューです。
▼今回レビューする製品は、こちらのロジテックのUSBハブ機能付有線LANアダプタ LAN-GTJU3H3
仕様および外観
主な使用は以下です。
- ハブ機能は、USB 3.0×3
- 有線LANは、1000BASE-Tのギガビット対応
- 対応OSは、Windows 10 / 8.1 / 8 / 7 / Vista / XP / Mac OS X / Mac OS Sierra
- サイズは幅80mm×奥行50mm×高さ15mm、重量49g
それほど外観にこだわるカテゴリーの製品でもないので、外観にその他コメントを添えてレビューです。
▼コンパクトな本体(同種の他製品よりは大きめですが)の割には大きい外箱。というのもドライバインストール用のCD-ROMが付属しています。Windows 10ではドライバをインストールせずとも認識するため(他のOSでは試していません)、私のはCD-ROMを箱から取り出すこともしていません。
▼大きさをイメージしやすいよう、iPhone5との比較です。iPhone5と比較すると、そのコンパクトさがわかります。ただし、奥行は他製品と比較すると大きめ。
▲▼例えば、コンパクトさで言えば以下の製品。私が購入を迷ったものですが、外装はアルミで放熱効果もありそうです。「コンパクトすぎるのもどうだろう。置いた際に安定しないかも」との想いから購入を見送りましたが、こちらでもよかったかも。
▲Amazonでの参考価格は5,260円にして、実際の売価は2,480円。参考価格が高い割には(?)、高級感のあるものではなくプラスチック感のただようものです。ちなみに、私はヤマダ電機にて店頭在庫限りのセールにより、Amazonより多少安く購入できました。
▼これまでStick PCで使用していた格安品の有線LANアダプタとの比較。ハブ機能の有無もありますが、横幅が随分違います。使用感などの相違は後述。
▼冒頭の画像はノートPCとの接続ですが、以下はStick PCへ接続した様子。接続するケーブルがやや太く固いため、機器に近づけたくとも難があり、それなりの面積をとってしまいます。
なお、Stick PCに大きなヒートシンクを取り付けており、今回のアダプタと合わせ、もはやStick PCとは言えない様相に。
使用感など
有線LAN・ハブともに、もちろん普通に使用できます。当製品ではハブ機能よりも、有線LANアダプタの機能がより重要かと思いますので、そちらをメインとしたコメントです。
- 格安の有線LANアダプタとの比較では、双方とも十分な速度(Nuro 光を利用する私の環境では90Mbps台)が出ています。
- 格安の有線LANアダプタを使用していると、本体がかなり熱くなるのですが、本製品はサイズが大きいため放熱効果が大きいのでしょうか、それほど熱くはなっていません。
- 手持ちのWindows 10 PC 2台で接続しましたが、ドライバをインストールすることなく2台とも即認識。購入してから15時間程度しか利用していないのですが、その範囲では安定稼働しています。
- 無線環境よりも通信速度が速くなることを期待していたのですが、無線・本製品での有線LANともに90Mbps台と変わらず。これは環境によるものなので、参考です。
- ハブの機能も使ってみましたが、何の問題もなく安定稼働しています。
まとめ
この類の製品は繋がるか繋がらないか、繋がる場合も安定しているか否かがポイントになるかと思いますが、その意味では無難な製品。Windows 10ではドライバのインストールも不要で、有線LAN・ハブともに即認識し、普通に使えます。
機能以外で難があるとすれば、サイズがやや大きく、取り回しに苦労する点。この大きめサイズは放熱性を考慮してのことであると思えば、サイズ感の評価は難しいところです。
有線LANアダプター全般で言えば、通常のハブに千円ほど追加すれば購入できる価格のため、ハブの購入を検討中でしたら、有線LANアダプター付の購入も大いにありとの認識です。
▼USBハブ付有線LANアダプターを使用した端末はこちら
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