UMIDIGIからリリースされた 6.7インチスマホの「UMIDIGI Power 7 Max」。上の画像に「Battery Monster」とありますが、一般的なスマホの倍ほどの 10,000mAhの大容量バッテリーを搭載していることが大きな特徴。さらに、個人的に注目しているのが、6.7インチの大型ディスプレイに加え、CPUにはタブレットでの搭載事例の多い UNISOC T610を搭載していること。
UMIDIGI Power 7 Maxのスペック
全般的に、大容量のバッテリーを搭載する傾向のあるUMIDIGIですが、6.7インチで10,000mAhのバッテリーは、私が知る範囲では最大級です。
CPU | UNISOC T610、 2 x Cortex-A75、 6 x Cortex-A55 |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB eMMC |
ディスプレイ | 6.7インチ、解像度 1650 x 720 |
リアカメラ | 48百万画素 + 8百万画素 ワイド + 5百万画素 マクロ |
フロントカメラ | 16百万画素 |
WiFi | 11 b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 10,000mAh、18W 急速充電、充電はUSB Type-C |
サイズ | 168.7 × 78.2 × 13.3mm、285g |
OS | Android 11 |
その他 | サイドの指紋認証 |
- UMIDIGI A13 Pro、UNISOC T610を搭載の6.7インチスマホのスペック
- VASTKING KingPad K10、UNISOC T610搭載の10.1型タブレット。AnTuTu 17万越、専用キーボードも用意
- Teclast M40SE、UNISOC T610を搭載し AnTuTuベンチ 約18万の10型タブレット
CPU(SoC)にUNISOC T610を搭載するスマホ・タブレットは上記の事例があります(他にもタブレットで複数あり)。AnTuTu ベンチスコアは 17万〜18万となり、サブ機としてはもちろんのこと、ライトユースでのメイン機としても利用可能な範囲です。
上のスペック表は、同じく UNISOC T610を搭載する 6.7インチの「UMIDIGI A13 Pro」に基づき編集しましたが、A13 Proとの比較、その他のコメントは以下となります。
- A13 Proはメモリ 4GB / 6GBの選択式ですが、Power 7 Maxは6GB 固定。
- A13 Proのバッテリー容量は5150mAhと UMIDIGIのスマホとしては一般的ですが、Power 7 Maxは倍近くの10,000mAh。その分、約80g重い 285g。
- 双方ともにFHDではなく HD画質。10インチクラスとなると、FHD vs HDでは相違が即わかるのですが、6.7インチのHD画質では それほど粗さは目立ちません。
まとめ
カメラや外観においては、他のUMIDIGI スマホと大きく変わらないため、詳細は割愛しましたが、UNISOC T610搭載により レスポンスもわるくなく、大画面・大容量バッテリーのサブ機をお探しの場合には、候補となる製品です。ディスプレイはFHDが望ましかったものの、本製品のHDでも それほど粗さは目立ちません。
▼Banggoodの販売情報。USD 169.99ドル、7月9日時点の円貨換算額は約23千円
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