ユアユー M10、アスペクト比 4 : 3の8インチ Android 14 タブレット、12,999円にしてFHD / Widevine L1対応と充実

8インチクラスのAndroid タブレットにおいては、8.4インチ もしくは8.7インチが主流ですが、「UAUU（ユアユー）」ブランドより、8インチ アスペクト比 4 : 3のAndroid 14 タブレット「M10」が販売されています。

‎CPUは「Allwinner A523」とエントリークラスの8コア、LTE 未対応のWiFi モデルとなりますが、2024年9月14日現在のAmazon 価格 12,999円にして、FHDの液晶、Widvine L1に対応、GPS搭載、顔認証に対応と、機能などは充実しています。

引用元・販売元

ユアユー M10、Amazon

ユアユー M10のスペック

8インチ液晶の解像度は 2000 x 1500。7.9インチのiPad mini 第2～5世代の解像度が 2048 x 1536ですので、アスペクト比 4 : 3の 上記 iPadとほぼ同サイズです。

Teclast P30、エントリークラスのAndroid 14 10型タブが約11千円で販売中（Allwinner A523 モデル）

▲CPUの「Allwinner A523」は、上記の「Teclast P30」などのエントリークラスのタブレットでの搭載事例があります。Allwinner A523のAnTuTu スコアは16万となり、比較的 軽めのゲームにおいても やや厳しいレベルですが、Web サイトのブラウジングや動画視聴では それほど遅さを感じることなく、普通に動作します。

その他のスペックの補足は以下です。

• Allwinner A523、12,999円の低価格帯では、HD 解像度の液晶とすることが多いのですが、FHDの解像度は立派です。また、アスペクト比は一般的な 16 : 10ではなく 4 : 3であり、iPad mini 代替のAndroid タブレットとしては、数少ない製品です。
• なお、トップ下の画像は アスペクト比 3 : 2としては ベゼル幅が狭く、イメージ画像の編集で 狭く見せているようです。
• また、トップ下の画像は メモリ 12GBとありますが、物理メモリ 4GB + 拡張メモリ 8GBです。拡張メモリは、 物理メモリより遅いストレージの空き領域をメモリとして割り当てる機能です。
• 64GBのストレージは、高速なUFSではなく eMMC。ただし、eMMC vs UFS 2.1 / 2.2では、体感できるほどの速度の相違はありません。

Android 端末における Widevineとは。概要とL1,L2,L3の相違、L1,L3の画質を実機で確認してみた

▲▼動画配信サイトの動画を高画質再生可能な「Widevine L1」に対応しています。以下の画像では、NetflixのWidevine L1にも対応しているように見受けられます。ただし、Amazonの製品紹介に「HDでの再生に対応していないNetflix」と記載があり、Netflixは Widevine L3のSD画質と思われます。

▼2スピーカー・USB Type-C ポート・3.5mm イヤホンジャックは、全て短辺の片側サイドに配置されています。なお、画像右上に SIM / SD スロットと記載されていますが、LTEには未対応・SD スロットはトレイ式ではなく、SD カードを直接挿入するタイプです。

▲Amazonの製品紹介に 背面の素材の明記がありませんが、上の画像を見ると樹脂製と思われます。

まとめ

エントリークラスのCPUであり、サブ運用向けのWiFI 専用タブレットとなりますが、12,999円の価格にして FHDの液晶、GPS搭載、Widevine L1に対応と、他の同価格帯の8インチクラスのタブレットより 機能は充実しています。

また、2018年あたりには iPad miniと同じ 4 : 3 アスペクト比の8インチタブレットは複数ありましたが、2024年9月現在では 他の販売事例がないほどに貴重な存在です。

ユアユー M10、Android14 8インチ 2K タブレット、WiFi モデル、WidevineL1対応

ユアユー

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