TRUEFREE HF-10、オーバーイヤー型ヘッドホン、実機レビュー。マルチポイント接続、急速充電にも対応のお手頃価格のヘッドホン | Win And I net

TRUEFREE HF-10、オーバーイヤー型ヘッドホン、実機レビュー。マルチポイント接続、急速充電にも対応のお手頃価格のヘッドホン

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今回 実機レビューする製品は、Amazonなどにて多くのヘッドホン・イヤホンを展開する「TRUEFREE」ブランドのオーバーイヤー型ヘッドホン「HF-10」です。

2025年10月5日現在のAmazon 価格 5,083円と低価格な製品ですが、Bluetoothの2台の機器のマルチポイント接続に対応し、実機にて切替などがスムーズにできることを確認済です。

マルチポイントに対応していることもあり、iPhoneにMac、Windows PCにAndroid 端末など複数の機器で試してみまししたが、音質としては この価格帯としては一般的なものであるものの、感覚的なところでは Fire TV Stickとの相性がよいように思います。

レビューする製品はこちら

TRUEFREE HF-10、Amazon

 

製品の特徴

はじめに、Amazon サイトから抜粋の製品の特徴について記載します。私が認識する最大の特徴は、冒頭に記載のとおり、Bluetoothのマルチポイントに対応し、低価格であること。

  • 40mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載
  • AI環境認識型のノイズキャンセリングアルゴリズムとハイブリッド式アクティブノイズキャンセリングにより、最大 マイナス 45dBのノイズキャンセリング効果を実現
  • 1000mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大 125時間の連続再生が可能
  • また、急速充電に対応し、10分の充電により、最大 8時間の使用が可能
  • Bluetooth 6.0を搭載、マルチポイントでの接続に対応。また、3.5mm AUX端子による有線接続も可能
  • 専用アプリ「TRUEFREE」に対応し、自動適応のEQやカスタムEQ設定、イヤホン検索機能など、多彩なカスタマイズが可能

 

▼長時間ストレスフリーとありますが、やわらかなレザークッション・低反発イヤーパッドにより、実際の使用感では、軽量であるうえに圧迫感が少なく、長時間使用の疲れは少ないです。

 

外観

外観について記載します。ヘッドホン本体での操作が苦手な私ですので、上の画像は私の備忘録も兼ねてのボタン類説明のスクショです。ただし、物理ボタンは操作しやすい位置にあり、一般的なイヤホン・ヘッドホン本体での操作が苦手な私でも、簡単に操作できています。

 

▼付属品は、日本語も含む多言語表記の説明書、アプリでの登録のしおり、3.5mm オーディオケーブル、充電用ケーブル。説明書は、ボタン操作などを網羅した簡易的なものです。なお、収納ポーチは付属していません。3.5mm オーディオケーブルは短いように見えますが、約120cmの十分なもの。

 

▼本体の操作ボタンです。左側に充電のUSB Type-C ポート・その上にANC ボタン、右側に電源ボタン・音量調節ボタンがあります。前述のとおり、操作しやすい位置に配置されています。

 

▼左側をメインに撮影。全体として艶消しブラックの落ち着きのある色です。また、油脂も付着しにくいもの。素材は樹脂となりますが、約5,000円の価格としては上質です。

 

▼右側をメインとした撮影です。「TRUEFREE」のロゴは控えめであり、好感のもてるもの。

 

▼製品説明には「低反発イヤーパッドが耳に密着し、外部の雑音をやさしくブロック」とありますが、かなり柔らかいもであり、圧迫感は少ないです。

 

▲▼こちらのように、コンパクトに折りたたむことができます。ポーチは付属していませんが、旅行などにおいても持ち運ぶことができそうです。

 

機器とのBluetooh 接続

Mac、Windows 11 PC、iPhone、Android スマホでのBluetooth ペアリングについて記載します。なお、本体の電源を2秒間長押しすると、ペアリングモードとなります。また、マルチペアリングは、他のマルチペアリング対応イヤホンと同じ手順ですが、参考までに手順を記載します。

  • 1つめの機器でBluetooth 接続した状態で、他の機器とペアリングする場合、1つめの機器のBluetoothを一旦 オフにします。
  • 通常どおり、電源ボタンの2秒間の長押しでペアリングモードに入り、2つめの機器とペアリングを行います。
  • 2つめの機器のペアリング後、一旦 オフとしていた 1つめの機器のBluetoothをオンにし、本製品を接続します。

 

Mac、Windows 11 PC、iPhoneに接続してみましたが、いづれも初回ペアリングは即完了。最大2台となるマルチペアリングも難なく設定でき、現在は自宅でのMacとiPhoneにて使用しています。また、1台の接続を解除し、Fire TV Stickで使用することもあります。

 

Mac

M4 Mac miniとの初回ペアリングについて記載します。Windows 11 PCと比較すると Bluetooth 機器の認識にて多少の時間を要しましたが、キーボードやマウスなどの他の機器と比較すると短時間での認識です。

 

▼最下段にて表示されていますが、製品名そのままに「TRUEFREE HF-10」として認識されています。

 

▼上の画像での認識後は即接続完了。バッテリー残量も表示されています。

 

Windows 11 PC

Windows 11 PCとの接続です。MacはM4 Mac miniを使用していますが、私の環境では、Windows PCは接続がより早い感覚です。

 

▼デバイスの追加画面にて、HF-10を即認識しました。

 

▼認識後の初回ペアリングも即完了。

 

▼参考までに、出力と入力の設定画面のスクショを掲載しました。もちろん、マイクの入力側も認識しています。

 

iPhone

続いて、iPhoneとの初回ペアリングです。こちらも難なくペアリングは即完了。

 

▼Bluetoothの設定画面です。縦に長いために二分割で掲載しましたが、モデル名の「TRUEFREE HF-10」として即認識です。

 

アプリ

続いて、アプリ「TRUEFREE」の概要について記載します。私は当アプリを利用するのは、以下の製品に続いて2製品目となります。スクショの掲載は割愛しましたが、使用にあたってはメールアドレスを登録する必要があります。

TRUEFREE O1、耳掛け式 オープンイヤーイヤホンの実機レビュー。低価格ながらも装着感・音質は良好。マルチポイント接続にも対応

 

以下などをアプリで操作でき、私のようにヘッドホンでのボタン操作が苦手な場合には、アプリでの操作が便利です。

  • 「ノーマルモード」「ノイズキャンセリングモード」「外音取り込みモード」の切替
  • 「ゲームモード」「ムービーモード」の切替(有効・無効の制御)
  • イヤホンを探すの機能
  • イコライザー(プリセット、ユーザー設定)での音質調整

 

▼以下の画面は、3つの画面を並列で表示しています。左は製品の選択画面、中央は製品の選択後、右は各種操作のホーム画面です。機器の認識に多少の時間を要しますが、シンプルな画面であり、また、レスポンスも速く、操作性は良好です。

なお、右の画面の右下に「聴覚テスト」の項目があります。私は当初、「聴覚テスト」を行うことなく使用し、音質にやや物足りなさを感じていましたが、「聴覚テスト」を実施したことにより、(感覚的なものですが) 自分の聴覚にマッチした音質に改善したように感じます。製品の使用前、あるいは使用後の早い時期に、この「聴覚テスト」の使用をおすすめします。

 

▼上の右画面の操作項目を拡大しています。画像のとおり、「ノーマル、ノイズキャンセリング、外音取り込み」の選択、ゲームモード、イコライザーなどに対応しています。

▲前述のとおり、上の画像下の「聴覚テスト」の実施後の使用をおすすめします。

 

▼上の画像の「サウンドエフェクト」の事例です。エフェクトを調整すると即反映することを確認済です。標準設定では ややフラットな音質であり、アプリでのエフェクト調整により、自分好みの音質とすることができます。

 

装用感のチェック

続いて装用感について記載します。Amazonの製品紹介に「長時間使用してもストレスフリー」であることが強調されていますが、以下のとおり快適な装用感です。

  • オーバーイヤー型ヘッドホンは本製品も含めて 6個所有していますが、軽量かつ柔らかなイヤーパッドの恩恵により、長時間使用していても 圧迫感は 他のヘッドホンよりも少ないように感じます。
  • まだまだ暑い9月下旬から10月初めの使用ですが、他のヘッドホンで感じることのある蒸れ感も少ないように感じます。
  • ヘッドホン側での音量調整などのボタン操作が苦手な私ですが、操作しやすい位置にあり、難なく調整することができます。

 

音質のチェック

音質については、MacとiPhoneにて 主にYouTubeとAmazon Music、Fire TV Stickを使用し、Fire TV Stick以外は他のオーバーイヤーのヘッドホンと聴き比べしました(いづれも Bluetooth 接続です)。なお、価格帯が近い製品として、主に以下の製品と比較しましたが、当製品はかなり前に終売となっています。

SuperEQ S1、Bluetooth ヘッドホンの実機レビュー。人気のOneOdioのサブブランド製品として操作性も良好

 

  • 全般的に、アプリでの「聴覚テスト」前の標準設定では、他のオーバーイヤーのヘッドホン(本製品と同価格帯の製品も含む)と比較すると、低音・中高音ともに、解像度がやや低いと言うべきか、メリハリが弱いように感じます。また、低音重視のように思いますが、低音もやや迫力不足であり、こもったような音質です。
  • ただし、「聴覚テスト」後は、中高音のメリハリ・伸びなどが改善したように感じ、約5,000円のヘッドホンとしては 一般的な音質です。
  • また、前述のアプリのイコライザーにより、ある程度は好みの音質とすることができます。「ある程度は」と記載しましたが、効果のほどはPCのイコライザーソフトと比較すると限定的のように感じます。
  • Fire TV Stickにて、アニメ・映画を視聴することも多いのですが、特に低音の迫力が大きく、環境音などもよく聞こえます。私が使用中、あるいは試してみた機器との接続では、Fire TV Stickとの相性がよいように思います。

 

その他の使用感

その他の使用感においては、ポイントのみを記載します。上記の装用感と音質も同じですが、私の感覚的な事項を記載しています。

  • 前述のとおり、ヘッドホン本体での音量調整ボタンなどの操作性は良好です。ボタン操作が苦手な私の場合にも、難なく操作することができます。
  • 私はノイズキャンセリング、外音取り込みモードの効果に鈍感ですが、他のイヤホンなどと比較すると効果は限定的のように感じます。
  • マルチポイントでの機器の切替は快適です。主に、MacとiPhoneにて使用していますが、(意識することなく)即切り替えて使用することができます。
  • 時間を測定したものではありませんが、バッテリー持ち、急速充電ともに 製品仕様(最大 125時間の連続再生、10分の充電により最大 8時間の使用が可能)に近い感覚です。個人的には 特に急速充電が重宝します。

 

まとめ

2台の機器にBluetooth マルチポイント接続に対応する オーバーイヤー型ヘッドホン「TRUEFREE HF-10」の実機レビュー記事でした。2025年10月5日現在のAmazon プライム感謝祭先行セールでのセール価格は 5,083円での販売です。

低価格な製品ですが、マルチポイント接続はスムーズで、所有する他のヘッドホンと比較すると 圧迫感は少なく 長時間の使用による疲れは抑制されているように感じます。音質はこの価格帯としては一般的なものですが、低価格でマルチポイント接続のヘッドホンをお探しの場合には候補となる製品です。

なお、私の感覚的なものですが、特にFire TV Stickとの相性がよいように感じ、現在ではFire TV Stickにて多用しています。

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